「WiMAXをおすすめしない理由」をヘヴィユーザーが斬る!

WiMAXそのものや人気のプロバイダを、おすすめしないという理由をまとめた記事や口コミ・評判を、インターネットでみかけることがあります。ただ、WiMAXをほぼ毎日使っている1ユーザーであるわたしからみると、どれも「いや、それは違うでしょ。そこまで悪くないよ。」と思うものばかり。

WiMAXはデメリットがないサービスではないので、書いてあることが全て間違っているとは言いませんが、インターネットの情報に踊らされて不安になり過ぎるのは損ですよ。

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「WiMAX」自体をおすすめしないと言われる理由は主に3つ

インターネット上で悪い評価をみかけると、そのサービスを本当に使って大丈夫かちょっとでも不安になりますね。WiMAXの場合「おすすめしない」と言われる理由は、主に以下3つです。

  • 通信速度が遅い!
  • 室内でつながりにくい!
  • 3日間10GBの速度制限がある!

これらは、実際のところどうなのでしょうか? WiMAXヘヴィユーザーであるわたしの見解を以下で紹介します。

【理由1】「通信速度が遅い!」は本当?

逆に通信速度が速い、と書くサイトや評判も多いですね。使ったことがない方からすると、インターネット接続サービスで「通信速度が遅い」という情報は、最も不安にさせるでしょう。WiMAXの実際の通信速度はどうなのでしょうか?

わたし自身が使っている限りは40~50Mbps程度

まず、主に東京23区内でWiMAXを利用するわたしの場合ですが40~50Mbps程度、遅くても10Mbps超の通信速度で利用できています。通信速度で困ったことは、ほとんどありません。

10Mbps出ていても、通信速度が遅いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ハイビジョン画質クラスの動画も10Mbpsあれば余裕で鑑賞できますからね。ほとんどの方が、快適に利用できる筈です。

一方で、例えば電波の届きにくいような地下にある飲食店など数Mbps程度に落ち込んだりすることもあるので、「場所による」とはいえます。ただ、これはWiMAXだけでなくLTEなどその他のモバイル通信でも同じことです。

評判をみても「WiMAXの通信速度は速い」という声は多い

インターネットなどをみていると、WiMAXで数Mbpsもしくはそれ以下しか出ないという声もある一方で、以下のように「速度が速い」という声を多く見かけますね。

「環境による」と言ってしまえばそれまでですが、個人的な経験値からすると、これらの評判通り、WiMAXの通信速度は速いです。よほどの田舎ではなくて、なおかつ電波が届きにくいような窓もない建物の奥まった場所などでなければ、たいていは(少なくとも)10Mbps超の通信速度がでています。

どうしても不安、という方は、WiMAXでは最大2週間の無償トライアルを用意しているので、契約前に試してみることをおすすめします。

Try WiMAXの無料体験をおすすめする理由と5つの注意点
WiMAXを無料で体験できるTry WiMAXをおすすめする理由と、利用時の5つの注意点を解説。Try WiMAXにて希望通り使えるかしっかり確かめておけば、契約後に後悔しなくてすみます。

【理由2】室内でつながりにくいのは事実か!

大手携帯キャリアの使うLTEなどと比較すると、確かにこういわれることが時々ありますね。

わたし自身、WiMAXもLTEも使っているユーザーであり、確かに「LTEと比較すれば」WiMAXの方が電波は届きにくい傾向があるのは感じています。

LTEと比較すると、確かにLTEの方がつながりやすい

例えば、大きなショッピングセンターの奥まった場所や地下鉄の車内などでは、WiMAXでは電波がキャッチできないのにLTEならつながる、ということはあります。このつながりやすさの差が悪い評判につながっているのでしょう。

WiMAXはLTEと比較すると高い周波数帯の電波を使っています。電波は周波数が高くなるほど、通信速度が速くなりやすい一方で直進性(まっすぐ進もうとする力)が強くなり、結果として障害物を避ける力が弱くなります。これがLTEの方がつながりやすい理由です。

LTEより若干劣る程度で、WiMAXでも十分に室内で接続できる

けれどあくまで「LTEよりはつながりにくい」という程度の問題であって、WiMAXが室内で著しく接続性がわるいわけではありません。(そんなサービスだったら、誰も使わないですよね…。)

個人的な経験からすると、LTEですら電波状況が弱くなるような場所でなければ、仮に室内であってもWiMAXで電波をキャッチできて接続ができます。

以下の記事では、それを証明するような検証の結果をのせていますので、興味があればあわせてご覧ください。

WiMAXは室内や屋内でつながらない?わたしの実体験を紹介
わたしの実体験をもと、にWiMAXが実際「屋内・室内でどれだけつながらない」のか紹介。必要以上に不安に感じるユーザーがいる一方で、実際にはそれほどつながりにくいわけではありません。あわせてWiMAXの電波を受信しやすくする対策も解説しています。
WiMAXはマンションで使える?高層階は?【検証結果と評判まとめ】
鉄筋コンクリートのマンションや高層階でWiMAX2+が使えるか、評判や検証結果から解説。これらをよく見ると、一概にマンションで使える、使えないと言えないことが分かります。

どうしてもインターネット接続を使うときはWiMAXの契約でLTEを使う手も

WiMAXを運用するのは、auで有名なKDDIグループの会社。そしてWiMAXの契約では、auのLTE回線を利用して一時的にインターネット接続することも可能です。

ただLTEが利用できる通信モードをほんの少しでも使うと、1,005円/月の追加料金が発生するので注意してください。なおこの追加料金もWiMAXの3年契約をえらべば無料になります。

【理由3】「3日間10GBの速度制限」はどこまで影響ある?

WiMAXのギガ放題プランは、他のほとんどのモバイル通信と異なり、月間データ通信量無制限のサービスです。ただし速度制限がないわけではなく、3日間で10GBのデータ通信量を消費すると、翌日の18時頃~翌々日の2時頃まで通信速度が概ね1Mbpsに落ちるというルールがあります。

ほとんどのユーザーにこの速度制限は影響なし

この制限を不安視するユーザーも時々いますが、3日間10GBの速度制限に抵触するのは、ごく一部のヘヴィユーザーで、ほとんどのユーザーには影響しません。WiMAXをほぼ毎日利用しているわたしでさえ、この速度制限に抵触したことはありません。

例えば10GBのデータ通信量があれば、スマホでみるような標準画質(360P)のYouTube動画は約47時間、ハイビジョン画質(720P)の動画でも約14時間も鑑賞できる計算です。
標準画質のYouTube動画なら1日約16時間弱、ハイビジョン画質のYouTube動画でさえ1日4.5時間超…、あなたはこんなにWiMAXを使えますか?

仮に速度制限に抵触しても、あまり困らない

それからWiMAXの速度制限は、その制限の緩さにも注目です。なぜなら仮に速度制限に抵触してもたいていのことはほぼ普段通りできてしまうためです。

一般的にモバイル通信の速度制限といえば、最大256Kbpsや最大128Kbpsといった1Mbpsよりはるかに下回る低速になってしまうことがほとんど。これでは動画が鑑賞できないばかりか、ホームページが表示されるのも時間がかかるようになります。

たいしてWiMAXの速度制限は、仮に速度が遅くなっても概ね1Mbps。この速度なら、YouTubeでも標準画質なら鑑賞できます。標準画質の動画は小さな画面のスマホならきれいに鑑賞できますし、PCでも若干荒く見える程度です。またホームページもストレスなく開きます。

くわえて注目したいのは通信速度が行われる時間帯。制限の対象となるのは上述したとおり18時頃~翌2時頃なので、裏を返せば早朝~夕方は制限が行われない、ということになります。例えば夜にウチへ帰ったら光の固定回線を使うとか、仕事で昼間に営業先をまわるときにWiMAXを使うといったことであれば、この制限の影響はないわけです。

WiMAXを「おすすめしない」という理由に対する見解まとめ

以上のように、WiMAXをおすすめしない、と言われる理由はいずれも根拠がないわけではないものの、基本的には気にすることはないことばかりでした。月間データ通信量でたっぷり利用できて、高速なモバイルWiFiルーターのサービスを利用したい、という方であれば、WiMAXはぜひ検討いただきたいサービスです。おすすめしない、という声に必要以上に不安になる必要はありません。

大人気プロバイダ「とくとくBB」をおすすめしないといわれる理由

WiMAXはプロバイダごとに通信品質がかわらないため、「どれだけお得に使えるか」が重要なプロバイダ選びのポイントになります。そして以下の表にあるように、高額なキャッシュバックキャンペーンを展開しているGMOとくとくBBが格段にお得で、人気も高いです。

プロバイダ名 契約期間 月額料金 キャッシュバック 総額料金
GMOとくとくBB 2or3年 4,263円

(1-2ヵ月目は3,609円)

平均30,000円(※) 2年:74,004円

3年:125,3116円

Broad WiMAX 3年のみ 3,411円(1-2ヵ月目は2,726円、25ヵ月目以降は4,011円 2年:83,494円

3年:131,626円

UQ WiMAX 2or3年 4,380円(1-2ヵ月目は3,696円) 2年:108,868円

3年:151,428円

キャッシュバック額は契約時期やえらぶルーターによって異なります。現在のキャッシュバック額は以下公式サイトのリンクから確認できます。

公式サイト:https://gmobb.jp/

そして、このようにお得なとくとくBBですが、「おすすめしない」と言われることがあります。

とくとくBBが敬遠されることがあるのはキャッシュバックの手続きのため

とくとくBBを「おすすめしない」と言われることがある、最大のメリットである高額なキャッシュバックの申込手続きに失敗してしまうユーザーがいるためです。

キャッシュバックの手続きは、実際のところかんたん…

この手続きを簡単に紹介すると

  • 契約してから約11ヵ月後に手続きメールが届く
  • メールに従いウェブから振込先の口座を登録する

これだけです。ちなみにウェブの登録は簡単で、作業に10分もかかりません。それなのに失敗するのは、一部のユーザーがこのメールに気づかず申込の期限に遅れてしまうことが原因です。申込の期限はメールが届いた翌月末(1ヵ月以上先!)となっています。

確かに契約して1年もたっていれば、キャッシュバックの手続きを覚えていないのも仕方ないかもしれません。けれどカレンダーに印をしておいたりカレンダーアプリでリマインダーしたり工夫すれば、忘れてしまうこともないでしょう。

「とくとくBBはキャッシュバックの手続きに失敗することがあるから契約しない方がいい」 – 確かに期限内に手続きできなければキャッシュバックの権利がなくなりショックですが、こちらも必要以上に心配する必要はありません。

とくとくBBは当サイトでも最もオススメしているWiMAXプロバイダです。

公式サイト:https://gmobb.jp/

なお、とくとくBBのキャッシュバック手続きがどうしても不安という方は、手続きの詳細や手続きに失敗しないためのコツについて以下記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。

とくとくBBのキャッシュバックを確実に受け取るポイント3つ
とくとくBBのキャッシュバックがちゃんと受け取れるか不安で、申込をためらっていませんか? でも実際は非常に簡単な3つのポイントさえ知っていれば、キャッシュバックを確実に受け取ることができます。このポイントを知らずにとくとくBBを申し込まないのは非常に損ですよ! とくとくBBを契約し、3万円以上のキャッシュバックを受け取ってAさんの話 「ネットでは、とくとくBBのキャッシュバックを貰...

まとめ

WiMAXをおすすめしない、という理由は、解説したように意味がないわけではありませんが、どれも言うほど不安になる必要がないものばかりです。WiMAXの累計契約者数は数年前に2,000万件を超えていますが、クリティカルな欠点があればこれほど多くのユーザーに愛用されるわけがありません。

またWiMAXでは人気の高いプロバイダ「とくとくBB」もキャッシュバックの手続きに失敗することがある、ということで「おすすめしない」と言われることがあります。ただし、実際にはこの手続きは何も難しくはなく、ポイントがわかっていれば失敗することもありません。