WiMAXはマンションで使える?高層階は?【検証結果と評判まとめ】

WiMAXは鉄筋コンクリートや高層階のマンションで使えないという評判がありますが、それは必ずしも正しくありません。ここでは、他の評判や検証結果からそのことを証明。あわせて電波状況がよくないときの対策や、事前にマンションで使えるか無料体験できるシステムを紹介しています。

Contents

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WiMAX2+がマンションで使えないことがある2つの理由

マンションで、WiMAX2+が圏外になったり不安定だったりすることがある原因は、主に以下の2つです。

  • 鉄筋コンクリートが障害となり電波が遮断されてしまう
  • 高層階で電波が届かない

WiMAX2+はLTEより高い周波数帯(2.5GHz帯)の電波を使っていますが、周波数は高くなればなるほど通信速度が速くなる一方で、直進性が強くなり障害物をすり抜けにくいと言われています。

そして鉄筋コンクリートは、残念ながらWiMAX2+の電波を通しづらいようです。(くわしくは後述しますが、だからといって鉄筋コンクリートのマンションでWiMAXが使わないわけではありません。)

またWiMAX2+の提供エリア検索のページなどでは、以下のような注意書きがされています。

高層ビル・マンションなどの高層階で見晴らしのよい場所であってもご使用になれない場合があります。あらかじめご了承ください。

http://www.uqwimax.jp/area/

ただ間違えてはいけないのは「マンション=WiMAX NG」「高層階 = WiMAX NG」というわけではない、ということです。以下、実際にWiMAX2+を使っているユーザーの評判やわたし自身の検証結果から、そのことを証明してみます。

マンションユーザーの評判まとめ

実際にマンション内でWiMAX2+を試したことがあるユーザーの中の評判には、残念ながら以下のように「使えない」といった声を時々みかけるのは事実です。

こういった評判を見かけると、マンションに住んでいてこれからWiMAX2+を使おうか迷っているユーザーは不安になりますよね。ただ一方で、以下のように「使えている」という口コミが意外と多いことも見逃せません。

特に「マンションタイプの光回線よりWiMAX2+の方が速い」という口コミは、よく見かける気がします。(もちろん逆もあります)こういった評判も、一概に「鉄筋コンクリートやマンションだからWiMAX2+が使えない」というわけではない証明の1つと言えるでしょう。

検証結果ではどうだった?

【検証結果1】鉄筋コンクリート造りのマンション

わたしの実家は、5LDKの鉄筋コンクリートのマンションですが、どの部屋でも数十Mbps程度(遅くても20Mbps超)の通信速度を記録しています。

ただどの部屋にも大きな窓があって見晴らし自体は悪くない上に、部屋が3階にあり高層階ではないのでそれもこの通信速度に影響しているとは考えられます。

「鉄筋コンクリートという条件だけでは判断できない」という一例と捉えてください。

【検証結果2】高層階のホテル・ビルの例

鉄筋コンクリート+高層階のホテル・ビルでの検証結果例を以下にまとめます。全て東京の池袋で計測した結果です。

場所 結果
ホテルメトロポリタン20F 下り:9.69Mbps/上り:1.48Mbps

PING値:49ms

サンシャインシティ

プリンスホテル30F・25F

圏外
サンシャインシティ10階 下り:42.48Mbps/上り:10.38Mbps

PING値:45ms

サンシャイン60F 展望台 下り:36.91Mbps/上り:10.29Mbps

PING値:48ms

ロフト池袋店 12F

※西武池袋本店内

下り:29.71Mbps/上り:4.70Mbps

PING値:40ms

東武百貨店 15F 下り:7.07Mbps/上り:6.57Mbps

PING値:40ms

東武百貨店 11F 下り:15.52Mbps/上り:3.04Mbps

PING値:47ms

10~12階あたりを高層階と呼ぶか否か意見が分かれるかもしれませんが、参考までに掲載しています。検証結果をみた感想はいかがですか? 確かに圏外の場所もありましたが、今回の検証結果では、ほとんどの場所でWiMAX2+の電波がキャッチできました。

全て池袋の駅徒歩10分圏内の近い範囲で、比較的高いビルに囲まれた繁華街の中にある、という同じ条件に関わらず、条件がちょっと違うだけで通信速度に大きな差があることは注目すべきかと思っています。

つまり「マンションでつながる、つながらない」という口コミや評判を見かけたとしても、それはそのユーザーの結果であって、他にはあてはまらない、ということです。

同じエリアや建物内でも場所によって大きな差が…

場所が近い、同じ建物内、ということでも他のユーザーの結果が自分に当てはまるとは限りません。たとえば上記で、同じ東武百貨店でも15Fと11Fで下りの通信速度に2倍の開きがあります。(上りは逆に15Fの方が2倍も速い…)ちなみにいずれも、窓際の見晴らしのよい場所です。

また「屋内の奥まった場所」だからと言って必ずしもつながらないわけではありません。今回の結果では、ロフト池袋店 12Fやホテルメトロポリタン20Fは、窓から離れたかなり奥まった場所での計測結果ですが、いずれも快適にインターネット接続を楽しめる程度の通信速度がでています。

超高層階でもつながった…

そして、わたしにとって一番意外だった計測結果が、サンシャイン60F 展望台で下り:42.48Mbps/上り:10.38Mbpsと、今回の検証でもっとも高速だったことでした。

正直にいうと、わたしはこの計測をする前は「展望室は高所過ぎてやっぱりつながりませんでした」という結果を報告することになるだろうなと予想していました。

それは、高層階にある展望室では「つながない」という評判を多く見かけていましたし、わたし自身、新宿のいくつかの展望室では圏外だったからです。

ちなみに、わたしが新宿でWiMAX2+の速度計測をした新宿住友ビル及び東京都庁の展望室はいずれも地上約200m(都庁の方は正確には202m)、サンシャインの展望室は地上226mなので、もっとも高い場所でこれほどの通信速度を記録した、ということになります。

日本国内の超高層マンションとしては、大阪中央区の北浜タワーが209.4m、神奈川県川崎市のパークシティ武蔵小杉・ミッドスカイタワーが203.45mとのことなので、サンシャインの例をひくと、どちらもWiMAX2+で接続できる可能性はある、ということになります。

高層マンションだからといって、WiMAX2+はつながらないと試す前から諦めるべきではなさそうですね。

【参考】マンションでWiMAX2+を快適に使うための対策とは?

以下、参考までにマンションなどの室内で、WiMAX2+の電波をキャッチしやすくする3つの対策を紹介。これからマンションでWiMAX2+を使おうと考えている方は、参考にしてみてください。

対策1:窓際にWi-Fiルーターを設置する

屋内でも障害物の影響を受けずに、WiMAX2+の電波をキャッチしやすい場所といえば窓際です。窓際にWi-Fiルーターを設置することにより、WiMAX2+の電波状況が大きく改善することがあります。

ただこうすると、インターネットを接続する部屋によってはWi-Fiの電波を屋内でキャッチしにくくなる可能性がありますが、その際は、Wi-Fiの中継機を導入するのもおすすめ。Wi-Fiの電波を中継してより遠くまで飛ばしてくれます。中継器は市販で、3,000円程度の安価なものもあります。

対策2:ホームタイプのルーターをえらぶ

WiMAX2+用のWi-Fiルーターには、バッテリーを搭載しコンパクトで外出向きのモバイルタイプと、AC電源を使いモバイルWi-Fiルーターより大きなホームタイプの2種類があります。

家でも外でも使えるモバイルWi-Fiルーターの方が利便性は高いですが、自宅でしか使わないということであれば、ホームタイプをえらんでもよいでしょう。

大きいかわりに、その分大型のアンテナを搭載しているため、WiMAX2+の電波をより強くキャッチできる上に、Wi-Fiの性能も格段に上です。

対策3:即席のパラボラアンテナを使ってみる

100円均一で買ったアルミボウルとマナイタ台を組み合わせた即席のパラボラアンテナを使うことにより、WiMAX2+の電波状況が以下口コミのように各段に改善することがあるようです。

作り方は非常にシンプル。Wi-Fiルーターに電波が集まるようにアルミボウルの中心にWi-Fiルーターを設置し、それをまな板スタンドで固定するだけ。

これだけで圏外から電波をキャッチできるようになったとか、通信速度が4倍以上も速くなったといった報告もみたことがあります。Wi-Fiルーターの設置のためにちょっと場所をとってしまうことがデメリットですが、通信環境が大幅に改善する可能性があるなら、やってみる価値はあるでしょう。

Try WiMAXや違約金のかからないプロバイダをえらぶのもおすすめ

WiMAX2+には、15日間の無料体験ができるTry WiMAXというシステムがあります。オンラインから簡単に申込可能なので、高層マンションに住んでいて、いきなりWiMAX2+を契約するのが不安という方は利用してみてはいかがでしょうか。

Try WiMAXの無料体験をおすすめする理由と5つの注意点
WiMAXを無料で体験できるTry WiMAXをおすすめする理由と、利用時の5つの注意点を解説。Try WiMAXにて希望通り使えるかしっかり確かめておけば、契約後に後悔しなくてすみます。

また3万円という高額なキャッシュバックを行うことでも人気のあるとくとくBBでは、20日以内のキャンセルなら24,800円の違約金を無料とする独自ルールを設けています。(使う場所が提供エリア判定で「○」であることを、事前に確認してあることが条件)

無料体験ではないので、日割料金や3,000円の事務手数料、端末の返送代は発生してしまいますが、違約金を負担しないでよいのは、ユーザーにとっては助かりますよね。

まとめ

WiMAX2+が鉄筋コンクリートや高層階のマンションでつながらないことがあるのは事実ですが、快適に使える場合も数多くあり、時にはマンションタイプの光回線より安定して高速であることも。

すぐに諦めるのではなく、不安であればTry WiMAXによる無料体験や、20日以内のキャンセルなら違約金が無料となるとくとくBBをえらぶのもおすすめです。