せっかくタブレットを購入するなら、外出先で思いっきりモバイル通信を楽しみたいものですよね。
ここでは、WiMAX2+がタブレットに対応しているかや、タブレット用のモバイル通信サービスとして、WiMAX2+をおすすめする理由を解説。
費用をおさえつつタブレットによる快適なモバイルライフを実現したいユーザーは、この記事を参考にしてください。
Contents
WiMAX2+ならタブレットにも対応
WiMAX2+はWi-Fiルーターを利用してインターネット接続を実現します。そのためWi-Fi機能がある機器なら何でも接続が可能。スマートフォン・PCはもとより、もちろんタブレットにも対応しています。
タブレット用のインターネット回線に何をえらぶ?
タブレットを購入した後に決めなくてはならないのは、どんなインターネット環境を用意するか、です。自宅でだけ使うのであれば、自宅に引いたフレッツ光などの固定回線にWi-Fi接続すればよいでしょう。
一方外出先で使う場合は? LTEモデル・SIMフリーモデルを購入したのであれば、格安SIMなどを契約する方法もありますが、その分、別途モバイル通信の契約を増やさなくてはなりません。
Wi-Fiモデルのタブレットを購入した場合は、既存のインターネット環境を使い、たとえばスマートフォンのテザリング機能を使うことは可能。しかしスマートフォンのデータ通信量を共有することになるので、使い過ぎて速度制限がかかり、スマートフォン・タブレット両方で遅い通信速度で使う結果にも…
タブレットで思う存分インターネットを楽しむには大量のデータ通信量が必要…
タブレットでモバイル通信を楽しむにあたり、気を付けなければならないのはデータ通信量です。
例えばスマートフォンと比較して大画面を搭載するタブレットでは、ハイビジョン画質(HD画質)のうつくしい動画をみたくなるもの。そうすると、消費されるデータ通信量が以下表の通り膨大となります。
スマートフォンのような小さな画面では、アナログテレビと同等の「標準画質(SD)」のYouTube動画でも粗さが気にならないかもしれませんが、タブレットの大きな画面であると…。画像が粗くスマートフォンより見にくくなるでしょう。
タブレットできれいな動画を鑑賞したければハイビジョン画質(HD画質)以上がおすすめ。しかし、低画質な動画は除くとしても標準画質(SD)と比較すると、超高画質(HD画質/1080P)な動画は約6.5倍ものデータ通信量を消費してしまうのです。
つまりタブレットで、思う存分モバイル通信を楽しみたければ、大量のデータ通信量が必要になるわけです。仮に大手携帯キャリアの大容量プラン(20GB)を使うとしても、超高画質な動画をたった約14時間鑑賞すると「それだけで」速度制限に抵触してしまいます。
タブレット用にWiMAX2+をおすすめする理由
理由1:月間データ通信量が無制限
タブレット用にWiMAX2+をおすすめする理由は、何といっても月間データ通信量無制限で利用できる点です。
WiMAX2+の実測値は、環境さえ悪くなければ数十Mbpsから100Mbpsを超えることも。超高画質(HD画質/1080P)の視聴もこれだけの通信速度があれば問題ありません。
そしてWiMAX2+なら、この高速な通信速度を、月間データ通信量無制限を気にせず利用できるわけです。
仮にテザリングを使い、思いっきりタブレットでモバイル通信を楽しもうとすればすぐに速度制限に抵触してしまいます。
また現在では、格安SIMでもカウントフリーのような使い放題サービスがリリースされていますが、通信速度が遅かったりそもそも使い放題となるのが「スマートフォンで動画を鑑賞する場合」までに制限されていたりなど、タブレットで使うには不十分です。
3日間10GBの速度制限がある
WiMAX2+で月間データ通信量無制限のプラン「ギガ放題プラン」を契約する場合でも、速度制限がないわけではありません。過度なヘヴィユーズによって回線の混雑が発生しないように、以下内容の速度制限のルールが設けられています。
とはいえ、この速度制限は大体のユーザーには影響ありません。わたし自身WiMAX2+を利用していますが、テストであえて抵触した以外は、この速度制限に抵触できていないです。
その理由は3日間で10GBというデータ通信量。大手携帯キャリアや格安SIMが月間20GB・30GBという大容量プランを出している中、その半分、1/3のデータ通信量を3日で使い切ってはじめて速度制限に抵触するのです。
スマートフォンのデータ通信量を気にせずよくなる
WiMAX2+契約で提供されるWi-Fiルーターは、同時に複数台の端末をインターネット接続することが可能。タブレットでYouTubeを視聴しながら、スマートフォンで情報検索をする、といったこともできるのです。
つまりスマートフォンもデータ通信量を気にせず、高速なモバイル通信が使えるようになります。
WiMAX2+を使うことでかえって通信費用を節約できる?
大手携帯キャリアの大容量プランを使っていたり、毎月データ通信量が足りず通信費用が高くなっていたりするユーザーの場合は、WiMAX2+を併用することによるデータ通信量に悩まないモバイル生活を実現しつつ通信費用を節約できる可能性も。
以下、ドコモの大容量プランを使った場合、WiMAX2+とドコモの小容量プランを併用した場合の月額料金比較です。

ドコモ・WiMAX2+併用比較
ドコモの場合、これで足りなければ1,000円/GBでさらに月額料金が追加されることになりますから、WiMAX2+を使うことでさらに料金を節約できる可能性もあります。また、格安SIMとWiMAX2+を併用することにより、さらに通信費用を節約することも。
参考までに、以下格安SIM+WiMAX2+でどのくらい月額料金が節約できるかの例を紹介します。繰り返しになりますが、料金を節約しつつ月間データ通信量無制限のモバイル通信も手に入るという魅力的な例です。

WiMAX+格安SIM併用/ドコモ比較

WiMAX/FREETEL併用
いかがですか?
ここで示した例では、最大で月額約3,000円の節約ができます。
理由2:初期費用が安い
WiMAX2+のメリットとして、意外に語られることが少ないのが初期費用の安さ。他のインターネット通信サービスを契約すると同様に事務手数料3,000円はかかりますが、モバイル通信を使うのに必要なWi-FiルーターがWiMAX2+ならほとんどのプロバイダで無料です。
つまり初期費用3,000円だけでサービスを利用開始できるわけです。
たとえば安価な格安SIMでモバイル通信を始める場合、人気のAtermシリーズのWi-Fiルーターを購入するなら2万円以上かかるのと比較すると、どれだけお得かわかるでしょう。
理由3:月額費用も安い
WiMAX2+の月額費用は、契約するプロバイダによって異なりますが約3,400円~約4,400円。
大手携帯キャリアの大容量プランでは、月間30GBで月額8,000円だったり、格安SIMのデータSIMプランでも月間30GBのプランで月額5,000円~6,000円かかったりするのと比較すると、WiMAX2+の月額料金は格安といえますね。
ちなみにわたしはWiMAX2+を使い月間50GB超のデータ通信量を消費することもしばしば。仮に安いと評判の格安SIM「イオンモバイル」で、月間50GBのデータ通信プランを契約しようと思えば月額1万を超えます。
タブレットでWiMAX2+を使うのにおすすめのプロバイダは?
タブレット専用のモバイル通信を別に契約するのであれば、できるだけ費用は抑えたいですね。
そこで当サイトでタブレット用におすすめするWiMAX2+プロバイダが、月額業界最安級で知られるBroad WiMAX。月間データ通信量無制限で利用できるギガ放題プランは、他プロバイダなら月額4,400円程度になることも多い中で、Broad WiMAXなら月額3,411円です。
またBroad WiMAXなら、最短で契約即日でWi-Fiルーターを配送してくれるのですぐに使えるなど他にも多くのメリットがあります。
まとめ
スマートフォンより画面が大きいタブレットで、思う存分モバイル通信を楽しみたいならWiMAX2+がおすすめ。高速なモバイル通信を月間データ通信量無制限で利用できる上に、初期費用や月額費用が安く抑えられるのが理由です。
スマートフォンのインターネット接続用にも併用したりすることで、かえって現在の通信費用を節約できる可能性もありますよ。