転勤族や単身赴任時に悩むのがインターネットの選定ですね。忙しくて工事に立ち会う時間がない、引っ越しのたびに手続きをするのが面倒などなど、悩みはつきません。ここでは、そんな場合にWiMAXがおすすめできる理由をくわしく解説しています。
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WiMAXとは?(ギガ放題プラン)
WiMAX(ギガ放題プラン)とは、月間データ通信量無制限のモバイルWi-Fiサービス。モバイルWi-Fiなので、スマートフォンをはじめとしてPCやタブレットとの複数台の同時接続も可能。外出先で使うだけでなく、たっぷり高速なモバイル通信が使えるので、固定回線の代替に使うユーザーも多いサービスです。
WiMAXを転勤族や単身赴任者におすすめする理由
転勤族や単身赴任者は、引っ越し先のインターネットをどう用意するか悩むのではないでしょうか。「自宅に業者をあげて工事してもらうのが面倒…」「そもそも家族がいなくてそんなに使わないから安いのがいい…」「手続きしている暇がなどなど、悩みだすときりがないもの。ここでは、そんな方向けにWiMAXをおすすめする理由をまとめて紹介しています。
【理由1】回線工事の必要がない
WiMAXはフレッツ光などの固定回線ではないので、そもそも自宅での回線工事の必要がありません。工事業者を自宅にあげて立ち会ったりする必要はないですし、面倒な工事日の調整などの必要もありません。工事不要なので、その分使えるまで早いというメリットもあります。
引っ越しの際も、勿論工事なしで利用可能
回線工事の必要がないので、もちろん引っ越しを繰り返したとしても、そのたび工事をする必要はありません。契約手続き上、オンラインや電話などで契約住所の変更は必要ですが、仮にそれが遅れてしまったとしても、使えなくなるということはないので安心です。
【理由2】月間データ通信量無制限でたっぷり使える
WiMAXギガ放題プランは、月間データ通信量の縛りなくたっぷりとモバイル通信が行なえるサービス。他の多くのモバイル通信のように速度制限を気にする必要がないので、フレッツ光のような固定回線と同様に、本来データ通信量を膨大に消費する高画質な動画の鑑賞なども気軽に行うことができます。
通信速度や安定性では固定回線のフレッツ光に多少劣りますが、基本的には同じような使い勝手と考えても大きな問題はありません。
3日間10GBの速度制限は問題ない?
月間データ通信量無制限のWiMAXギガ放題プランとはいえ、多くのユーザーによって共有するモバイル回線ですから、混雑を防ぐための速度制限のルールがないわけではありません。具体的には以下の内容です。
ただし、このルールは非常に緩いもの。月間20GB・30GBのプランを大容量と呼ぶ携帯キャリアのプランと比べると、その半分、もしくは1/2にあたる容量をたった3日間で消費した際に限り速度制限に抵触するわけです。
10GBもあれば、目安としてホームページなら数千~数万ページ、LINEの音声通話なら約10,000分、大量のデータ通信量を消費するYouTube HD画質(720P)の動画も約13時間(1日あたり4時間超!)も鑑賞できる計算。よほどのヘヴィユーザーでない限りこの制限には抵触しません。
また仮に抵触しても、YouTube標準画質が見られる程度の通信速度は確保されるため、ホームページ閲覧やLINEでの音声通話など、一般的な作業はほぼ問題なく行えると考えてよいでしょう。
【理由3】端末代が無料の場合が多く導入にかかる費用が少ない
フレッツ光などの固定回線では(分割払いできるものの)数万円の工事費用がかかりますし、工事が発生しないモバイル通信のサービスでもはじめるのに数万円程度のWi-Fiルーター代が必要になるのが一般的。その点、WiMAXは多くのプロバイダが専用のWi-Fiルーターを無料提供しており、初期費用として事務手数料3,000円しか必要ないのも大きなメリットといえます。
何かとお金がかかる転勤や単身赴任。インターネット接続のサービスだけでも、このように経済的な負担が少ないのは助かりますね。
【理由4】月額料金が安く通信費用を節約できる
WiMAXは他の多くのモバイル通信と比較しても、以下の通り月額料金が安いです。
サービス名 | 月額料金 |
WiMAX
※Broad WiMAXギガ放題プラン |
3,411円 |
ソフトバンク ウルトラギガモンスター(月間50GB) | 7,000円
※最初の1年間は6,500円 ※テザリングを使いPCやタブレットを インターネット接続する場合は500円 追加 |
auフラットプラン(20GB) | 5,500円 |
ワイモバイル
※月間データ通信量無制限プラン |
4,380円 |
イオンモバイル(月間50GBプラン)
※格安SIM データプラン |
10,300円 |
何かと出費がでる単身赴任などでは、通信費用はできるだけ節約したいですね。WiMAXなら固定回線の代替えにできる上、外出先で使えば月間データ通信量無制限でインターネットが楽しめ、なおかつ、上述のように月額料金が安くすむのです。
さらに他の多くのモバイル通信では、データ通信量を追加購入するのに1,000円/GBなどの料金が加算されますが、月間データ通信量無制限のWiMAXならもちろんその心配はありません。
またワイモバイルもWiMAX同様に月間データ通信量無制限のサービスですが、ワイモバイルで月間データ通信量無制限にするにはAXGPという回線を使うことが必要。そしてこのAXGPは、都市部以外は以下のように提供エリアが狭いので注意が必要です。
申込手続きが簡単でなおかつ最短で申込翌日には使える
WiMAXの申込手続きは、オンラインから10分かからずできてしまうプロバイダがほとんどです。その上、プロバイダによっては最短で申込即日のWi-Fiルーターに対応しており、配送が早ければ申し込んだ翌日には使えてしまうのです。引っ越しの手続きで忙しい時期ですから、手続きはなるべく簡単な方がよいですし、なるべくインターネットが使えない期間は短くすませたいですね。
WiMAXをおすすめできないケースとは
今までいろいろとWiMAXのメリットについて解説してきましたが、WiMAXをおすすめできないケースもあります。それはインターネットをたくさん利用するユーザーが複数いるようなご家族のケース。たとえば高校生の息子は四六時中タブレットで動画を見ていて、パパも1日2~3時間はPCでサッカー中継に夢中になっているといったケースでは、いくら3日間10GBの速度制限が緩いとはいえ、速度制限に抵触してしまう可能性が高くなります。その場合、残念ながらWiMAXではなくフレッツ光などを利用したほうがよいでしょう。
また仮に工事不要だったり引っ越しの手続きが必要なかったりといった利便性を重視ししてWiMAXをえらぶのであれば、たくさんインターネットを使う家族一人一人にWiMAXを持たせるという手もなくはありません。しかしその分、当然ながら料金が高くなってしまうので注意しましょう。
ただし、外出先でもいっぱいインターネットを使っていて通信費用がかさんでいるなら、現状のプランにWiMAXを組み合わせて通信費用を節約するという方法も。くわしくは以下のコンテンツで解説しているので、興味があればあわせて参考にしてください。
転勤族におすすめのWiMAXプロバイダは?
WiMAXを扱うプロバイダは20以上あり、プロバイダによって月額料金やサービスの内容が異なります。中でも当サイトが転勤族や単身赴任者用におすすめするのが月額最安級のBroad WiMAX。上記比較例でも取り上げたプロバイダですが、月間データ通信量無制限のギガ放題プランについて月額4,000円を超えるプロバイダが多い中、Broad WiMAXは月額3,411円。
さらにBroad WiMAXのサービスで注目したいのが、独自の「満足保証」。サービスを満足して使えなかったら、Broad WiMAXが指定するフレッツ光ネクストやヤフー光、LTE通信のサービスなどに違約金なしで移行できるというサービスです。
WiMAXは他の通信サービス同様に2年縛りがあり、2年ごとの契約更新のタイミング以外に解約すると約1~2万円の違約金が発生しますが、満足保証を使えばそれをなくすことができるのです。
仮に最初の転勤先でWiMAXが使えても、次の転勤先で電波が届かなかったりしたら、残念ながら解約するしかありません。そういったときに、Broad WiMAXならフレッツ光ネクストなどに違約金なしで移行できるわけです。
ちなみにBroad WiMAXではキャンペーン適用によりWiMAX端末代も無料。安く始められて安く使い続けられるBroad WiMAXを当サイトではおすすめしています。
まとめ
工事不要で引っ越しの際も面倒な手続きが必要ない上に、月間データ通信量無制限のWiMAXは、単身赴任や転勤が続く際などに自宅用のインターネットとしておすすめできます。WiMAXなら自宅用の快適なインターネット回線をスマートに用意できるのです。しかも外出先でもWiMAXを使えばモバイル通信の費用も一緒に節約できます。