WiMAXと格安SIM併用で年間約4万円節約しつつネット使い放題の環境を手に入れる!

WiMAX2+と格安SIMは、併用することでお互いのデメリットをカバーしつつ大手携帯キャリアより優れたモバイル環境を手に入れることができる最強タッグ。

高速なモバイル通信が使い放題となる上に、最大で年間約4万円の節約も可能です。ここではWiMAX2+と格安SIMを併用するメリットや注意点についてくわしく解説しています。

Contents

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大手携帯キャリアと比較した際のWiMAXのメリット・デメリット

WiMAXのメリット

WiMAX2+とドコモやau・ソフトバンクのような大手携帯キャリアのプランを比較した場合のメリットは高速なモバイル通信が月間データ通信量を気にせず使い放題となることです。

大手携帯キャリアのプランは大容量とはいえ月間20GB・30GB。

月間数GB程度の契約をしていればこれは大容量にみえますが、ストレスなくモバイル通信を使おうとするのであれば実のところ物足りなくなるでしょう。

たとえば動画を鑑賞すると以下のようなデータ通信量が消費されます。

10GB_YouTueデータ通信量

10GB_YouTueデータ通信量

超高画質(フルハイビジョン)の動画を約14時間(1日あたり30分未満)鑑賞すれば20GB、約21時間(1日あたり40分程度)鑑賞すれば、それだけで30GBのデータ通信量を消費ししてしまう計算です。

ネットサーフィンをしたりLINEやSkypeを使ったり他にもインターネットを利用すれば、もちろんこの数字はさらに小さくなります。

動画に限らずですが、大容量のデータ通信量が必要な通信を気兼ねせずに行うことを考えると、月間20GB・30GBでは足りないでしょう。

その点、WiMAX2+なら月間データ通信量の制限はないので、そんな節約や我慢をする必要なし。ストレスを貯めることはありません。

WiMAXのデメリット

大手携帯キャリアと比較した場合の主なデメリットといえば、第一に080・090の番号で電話ができないこと。

IP電話やLINE・Skypeを使えば電話ができますが、通話品質やつながらない通話先があるなどの問題があるので、080・090の代替にはならないでしょう。

第二に、モバイルWi-Fiルーターと呼ばれる機器をスマホやタブレットの他に携帯する必要があるのもデメリットといえます。

とはいえ、モバイルWi-Fiルーターは小型化がすすんでおり、たいていのスマホよりもコンパクトなぐらいです。

ポケットにすっぽり入りますし、慣れてしまえば気になりません。

格安SIMのメリットとデメリット

格安SIMのメリット

格安SIMは大手携帯キャリアよりも低価格な月額料金でLTE回線が利用できる上に、音声通話も可能。

データ通信量のプランも一般的に大手携帯キャリアよりも細かく設定されており、希望のプランをえらびやすくなっています。

これが格安SIMをえらぶ最大のメリットといえるでしょう。

格安SIMのデメリット

一方、通信速度は大手携帯キャリアの方が早い傾向にあります。

格安SIMの提供元によっても通信速度に差があり注意が必要です。

2つ目のデメリットは携帯キャリアの信頼性が高いメールアドレスが使えないこと。

昨今、格安SIM利用者が好んで使うGmailなどのフリーメールが使えないのは時代遅れのように思われますが、一部サービスではフリーメールだと会員登録などができないことがあります。

またGmailなどのフリーメールを送信元とすると、携帯キャリアのメールアドレス側で迷惑メールと判定されてしまうこともあります。

ただし、これは相手側に簡単な設定変更をしてもらえれば防ぐことは可能です

最後に、格安SIMは大手携帯キャリアと比較して電話料金が高いのがデメリットと言われることがありますが、これは必ずしも正しくありません。

そもそもSkypeやLINEの登場によって080・090番号での通話を多く使うユーザーは減っています。

niftyが2016年10月に行ったアンケート調査によると、スマホや携帯利用者の7割が1日に平均1分も080・090番号で電話していないとのことです。

https://news.nifty.com/article/item/neta/12225-161027008219/

つまり大手携帯キャリアの電話し放題プランの恩恵を活かしきれておらず、かえって高い通話料を支払っているユーザーが多いわけです。

その上、仮に080・090の音声通話を多く利用する場合でも、1回5分・1回10分の電話が使い放題のプランを展開する格安SIM業者が増えており、同様のプランを展開する大手携帯キャリアに追いついてきています。

IP電話でよければNTTコミュニケーションズの050 plusのように、国内通話は一律3分8円(固定電話宛)と、大手携帯キャリアの通話料金より安いなることもあるぐらいです。

WiMAX2+と格安SIMを併用するメリット

以下、WiMAX2+・格安SIM・大手携帯キャリアそれぞれの主なメリットをざっくりと比較した簡易表です。

WiMAX2+・格安SIM・大手携帯キャリア簡易比較

WiMAX2+・格安SIM・大手携帯キャリア簡易比較

この表にあるとWiMAX2+・格安SIMを併用することでお互いのデメリットをカバーしあい、結果的に大手携帯キャリアよりも優れたモバイル環境を手にすることができるわけです。

WiMAX2+をつかえばデータ通信量無制限で高速なモバイル通信を使えますし、そこに格安SIMを併用すれば音声通話も可能。

大手携帯キャリアに対して穴がなくなります。

大手携帯キャリアと比較していくら安くなる?

WiMAX2+と格安SIMを併用すればデータ通信量が使い放題となりつつ、音声通話を使える環境が手に入ることが分かりました。

さてそれでは、この2つを併用することでどのくらいの節約になるでしょうか?

以下、WiMAX2+に当サイトでもおすすめする月額最安級のBroad WiMAX、格安SIMに人気の高いOCNモバイルONE、そしてドコモを利用する場合の比較表です。

OCNモバイルONEの1回10分の電話かけ放題プランを付与した場合と、付与しない場合両方を掲載しています。

またドコモは1回5分の電話かけ放題のカケホーダイライトプランとウルトラデータパックを契約する場合です。

WiMAX+格安SIM併用 vs ドコモ

WiMAX+格安SIM併用 vs ドコモ

このシミュレーションでは、WiMAX2+と格安SIMの併用でかけ方放題オプションありの場合は月額約2,000円(年間約24,000円)、かけ放題オプションなしの場合は月額約2,800円(年間約33,600円)の節約になります。

WiMAX+格安SIM併用(FREETEL)

WiMAX+格安SIM併用(FREETEL)

シミュレーションをもう1つ。格安SIMの中でも安い料金体系で知られるFREETELと組みあせた場合の料金が上の表です。

FREETELの場合のかけ放題オプションでは、1回5分までです。このシミュレーションならドコモのカケホーダイライトプランと比較して、WiMAX2+と格安SIMの併用でかけ方放題オプションありの場合は月額約2,500円(年間約30,000円)、かけ放題オプションなしの場合は月額約3,400円(年間約40,800円)の節約が可能です。

その上、ドコモで契約したデータ通信量を超えて高速なモバイル通信を行う場合は、1,000円/GBの料金が加算されます。

こういったことまでふまえて考えると、節約できる料金はさらに増えることになります。

格安SIMにする場合、スマホはどうやって手に入れる?

大手携帯キャリアから格安SIMに乗り換える際に、ネックになるのはスマホ端末をどうやって用意するかですよね。

節約のために格安SIMに乗り換えるのに、スマホを買うのにお金がかかったら本末転倒、ということにもなりかねません。

ただし今は大手携帯キャリアでSIMロック解除が行われるようになったので、一部の旧機種以外は使っていたスマホ端末をそのまま格安SIMで利用可能です。

「格安スマホ」と呼ばれる端末も出揃ってきており、最低限の品質を備えた数千円程度の機種も増えています。高い性能を誇る機種でも2万円ほど。

これらの端末はAmazonなどのネットショップや、家電量販店などで販売されています。

まとめ

WiMAX2+や格安SIMの登場で、モバイル通信の環境をそろえる選択肢は豊富になりました。

WiMAX2+と格安SIMを併用すれば、月間データ通信量を気にせずモバイル通信が使えるようになる上、大手携帯キャリアと比較して最大で年間約35,000円もの通信費用の大幅な節約まで実現できます。

データ通信量が足りなかったり通信費用が高くなったりして困っている場合は、WiMAX2+と格安SIMの最強コンビをぜひ検討してみていただきたいものですね。