WiMAX2+の数あるキャンペーンの1つとして、タブレットプレゼントがあります。またタブレットを頭金なしで購入できるプロバイダも。
ここではタブレットプレゼントをえらぶべきか、またどんなメリットがあるかを解説。WiMAX2+契約にあわせてタブレットを購入したいユーザーはこの記事を参考にしてください。
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WiMAX2+のタブレットプレゼントキャンペーンとは?
プロバイダ毎に通信速度・通信品質に差が出ないWiMAX2+では、各プロバイダがお得なサービスを競って展開しています。高額なキャッシュバックキャンペーンや大幅な月額割引、オプション無料などプロバイダによってサービスはさまざま。
タブレットプレゼントはその1つで、その名の通りWiMAX2+契約を条件に人気のタブレットをプレゼントするというキャンペーンです。
またキャンペーンではありませんが、WiMAX2+契約時にタブレットを分割払いで同時購入できるサービスを提供するプロバイダもあります。
タブレットとWiMAX2+の相性は抜群!
WiMAX2+契約時に、このサービスの特性を生かすのにタブレットを使うのは正解だと思います。
タブレットの大きな画面なら、データ通信量を大量に消費するハイビジョン画質以上のうつくしい動画も満喫できます。
そこで月間データ通信量無制限のWiMAX2+を使えば、速度制限に悩まされることなくきれいな動画をたくさん鑑賞できるわけです。WiMAX2+なら、タブレットを使ったモバイルライフを充実させてくれます。
WiMAX2+用タブレットキャンペーンの種類
類似のキャンペーン・サービスをWiMAX2+プロバイダ元祖「UQ WiMAX」や高額なキャッシュバックを展開するとくとくBBが行なっていましたが、2017年6月現在は行っていません。
当サイトで確認する限り、現時点でタブレットプレゼントキャンペーンを行うプロバイダはBIGLOBEのみです。
またタブレットを分割払いで購入できるプロバイダとしては、Broad WiMAXがあげられます。
BIGLOBE WiMAX2+のタブレットプレゼントキャンペーン
WiMAX2+を2年間契約することを条件に、LAVIE Tab E 7型タブレットを無料でもらえるキャンペーンを展開しています。タブレットは申込から1~10日間後に届きます。
Broad WiMAXでのタブレット分割払い購入
月額最安級で知られるBroad WiMAXでは、WiMAX2+契約時に人気のタブレットを頭金0円で同時購入できるサービスを展開中。分割払いの料金は、WiMAX2+の月額料金に上乗せされるかたちです。
2017年6月現在、HUAWEIのMediaPad T1(800円×24回払い)、もしくはKEIAN KPD7BV3-NB(600円×24回払い)のいずれかをえらべます。
WiMAX2+用タブレットキャンペーンはお得でない理由とは?
タブレットをプレゼントしてもらえたり、頭金を0円で購入できたりするのは一見ユーザーにとってメリットが大きいように見えますが、実際にはお得ではありません。
ここでは、その理由を3つ紹介します。
理由1:キャッシュバックや月額割引の方が1万円以上お得なことも
BIGLOBE WiMAX2+でプレゼントしてもらえるLAVIE Tab E 7型(TE507/FAW)はAmazon価格で17,411円(2017/06/28 時点)。
たいして業界最大級のキャッシュバックをもらえるとくとくBBでは、3万円超のキャッシュバックをもらえます。
さらにBIGLOBE WiMAX2+で月間データ転送量無制限で利用できるギガ放題プランの月額料金は4,380円なのに対して、とくとくBBは4,363円と若干安いのでさらにお得です。
また前述のBroad WiMAXの月額料金は3,411円なので1ヵ月あたり約1,000円も安い計算に。
2年間の利用でざっくり2万4千円も差が出ることになります。
その差額で、LAVIE Tab E 7型(TE507/FAW)を購入してもまだ余りが出ます。
つまりプレゼントキャンペーンのあるBIGLOBE WiMAX2+よりも、とくとくBBやBroad WiMAXを契約した方が安くてお得ということです。
理由2:ネットショップでタブレットを買った方がお得
Broad WiMAXのタブレット分割購入もお得ではありません。
HUAWEIのMediaPad T1をえらぶと800円×24回払いなので総額19,200円。
たいしてAmazonで購入すると11,858円(2017/06/28 時点)です。
仮にクレジットの分割払いにして手数料がとられても、年利で2割も高くなることはないですから19,200円よりはるかに安くすむでしょう。
理由3:違約金が課される
BIGLOBE WiMAX2+では、タブレットプレゼントは2年間の契約が条件ですから、それより前に解約すると12,000円(不課税)の違約金が加算されます。
WiMAX2+は2年以内に解約するとプロバイダによらず最大19,000円の違約金が課されますから、BIGLOBE WiMAX2+のタブレットキャンペーンを使うと、結果的に違約金の合計が3万円を超える可能性があるということです。
Broad WiMAXのタブレット分割購入も同様。たとえばHUAWEIのMediaPad T1を購入し、25ヵ月以内に解約すると、契約期間に応じて最大で20,736円~最小864円(契約課金が長くなるごとに違約金が安くなる)の違約金が発生します。
WiMAX2+用タブレットキャンペーンをえらぶメリットは?
繰り返すように、タブレットキャンペーンやタブレットの分割購入をえらぶより、高いキャッシュバックをもらったりAmazonなどのネットショップでタブレットを購入したりした方がお得です。
そのため当サイトでは、基本的にはタブレットキャンペーン・同時購入をえらばないことをおすすめします。
ただしキャッシュバックをもらえるのは契約から約1年後ですし、月額料金が割引になるといってもまとまった額がお得になるまでにはそれなりに時間もかかります。
そのため、「頭金なしで今すぐタブレットが欲しい」という場合には、えらぶ意味がなくはないでしょう。
またBIGLOBEは、実績のある老舗プロバイダとして信頼性が高くサポートに関する評判もなかなか。
「BIGLOBE WiMAX2+を契約するついでにタブレットをもらおうかな」といった軽い希望があるならえらんでもよいのではないでしょうか。
まとめ
タブレットキャンペーンやタブレットの分割購入をえらぶより、高額なキャッシュバックキャンペーンをえらんだりタブレットをAmazonなどのネットショップが購入したりした方がお得です。
そのため基本的にはタブレットプレゼント・分割購入はえらばない方がよいでしょう。
一方、タブレットを頭金なしに今すぐほしいといった際や、対象のプロバイダが使い慣れている場合などはえらぶ意味がないとは言えません。