WiMAX提供エリアの正しい判定方法と判定後にすべきこと

WiMAXの提供エリア確認にはコツがあり、きちんと確認できずに契約してしまうとあとで後悔することになる可能性があります。ここでは、WiMAX提供エリアの正しい判定方法をくわしく解説。安全にWiMAXを契約するためにもこのコンテンツを参考にしてください。

Contents

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WiMAXの提供エリア判定の方法

WiMAXの提供エリア判定は、WiMAX回線を運営するUQコミュニケーションズの以下公式サイトから行うことができます。

https://www.uqwimax.jp/area/wimax/

ここでは、このページでの「正しい提供エリアの判定方法」を解説します。

提供エリア判定でチェックしておきたいこと

提供エリア確認では、自宅の住所のみのチェックで終わってしまいがちですが、WiMAXは自宅より外出先でよく使うもの。できれば学校や会社の近隣など、他にも使いそうな場所をリストアップしてチェックしておくとよいです。契約後に「使いたい場所が提供エリア外だった」と分かって後悔することがないようにしましょう。

WiMAX・WiMAX2+・LTEのどれをえらべばよい?

上記提供エリア判定のページでは、WiMAX・WiMAX2+・LTE 3つの回線の提供エリアが調べられるようになっています。それぞれの回線の特徴は以下の通りです。

項目 概要
WiMAX 最大13.3Mbpsの旧WiMAXサービス用の回線
WiMAX2+ 最大440Mbps(端末によってはそれ以上)の新しいWiMAX回線。現在WiMAXを契約するユーザーが標準的に利用する回線。
LTE auスマホなどでも利用されている「au 4G LTE」の回線

このうち、今からWiMAXサービスを新規契約するために提供エリア判定をするのであれば、WiMAX2+をえらびましょう。WiMAXは旧WiMAXサービスを利用するユーザー向けの提供エリア判定です。(サービス自体は新規販売されていませんが、まだ利用中のユーザーがいることから、提供エリア判定ができるようになっています。)

最後のLTEに関しては、WiMAXの契約でもオプションによってLTEによる通信が行なえるために提供エリア判定ができるようになっています。WiMAX新規契約時には、特にLTEの提供エリア検索をしなくてもかまいません。

ただし、「ときどき郊外へ出張する際にWiMAXを使う可能性がある」といった場合で、なおかつその場所がWiMAXの提供エリア外であれば、LTEの提供エリア判定をする意味はあります。出張のときだけ、オプション機能によってLTEによるインターネット接続ができるからです。

LTEによるインターネット接続とは

WiMAXを契約すると、「LTEオプション」によって月間7GBまでLTEによるインターネット接続ができるようになります。WiMAXより、大手携帯キャリアのスマホ用のインターネット回線などでよく使われるLTEの方が提供エリアは広くつながりやすいため、LTEオプションは非常に便利。

ただし、1度でもLTEオプションを使うと1,005円/月の追加料金が発生するので注意しましょう。WiMAXの3年契約をした場合は、このオプション料金が無料となります。

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エリア判定の2種類の方法(地図選択と住所・フリーワード検索)

提供エリア判定をする方法として、地図で対象の場所をえらぶ方法(サービスエリアマップ)と、住所やスポット名を指定しピンポイントでえらぶ方法(ピンポイントエリア判定)の2種類があります。自宅など住所が分かっている場合は、必ずピンポイントエリア判定を行うようにしましょう。提供エリア判定の結果がより正確にわかります。

一方、たとえば学校・会社などよくいくエリアを全体的に広く調べたいときに、サービスエリアマップの判定を使うとよいでしょう。ただし、提供エリアの範囲内か否かぎりぎりの場合は、住所を確認してピンポイントエリア判定をした方が安全です。

ピンポイントエリア判定の結果の見方について

ここではピンポイントエリア判定を行った際の結果の見方や、結果が出た後の対応について解説します。

エリア判定が「○」だった場合

提供エリア内であることが確認されました。WiMAXを申し込んで利用することができます。

ただしたとえば利用する場所が地下やビルの高層階、建物の奥まった場所のように無線の電波が届きにくい場所であった場合は、提供エリア内でもWiMAXが使えないことがあります。その際は、後述するTry WiMAXの無料体験によって、事前に確認しておくのが無難です。

エリア判定が「△」だった場合

サービスエリアマップによる判定では提供エリア内であるようにみえても、周辺の地形や建物の形状などの影響で圏外になってしまう可能性があるエリアです。「△」のときはもっとも判断が難しいのですが、後述するTry WiMAXの無料体験で確実にチェックするようにしましょう。

エリア判定が「×」だった場合

残念ながらWiMAXの提供エリア外です。その場所ではWiMAXが利用できません。

ただWiMAXは提供エリアを急速に拡大しています。以下「エリア改善要望受付フォーム」から報告すると、提供エリアの拡大計画の参考にしてもらえるので、ぜひ利用しましょう。

http://www.uqwimax.jp/area/customer_voice/

契約前に電波が届くか確実に確かめられるTry WiMAXとは?

WiMAXに限りませんが、インターネットの契約は提供エリア内だからといって必ずつながるという保証はありません。また仮につながったとしても、通信速度が期待するほど速くないこともあります。

そこでWiMAXでは契約前に15日間の無料体験ができるTry WiMAXというサービスを提供しています。Try WiMAXでは、サービスで提供されるのとまったく同じ端末を使って、事前にWiMAXの体験が可能。使いたい場所でWiMAXの電波がきちんと届くか、また十分な通信速度がでるか確かめられます。

Try WiMAXの手続き方法などの詳細は以下コンテンツでご確認ください。

Try WiMAXの無料体験をおすすめする理由と5つの注意点
WiMAXを無料で体験できるTry WiMAXをおすすめする理由と、利用時の5つの注意点を解説。Try WiMAXにて希望通り使えるかしっかり確かめておけば、契約後に後悔しなくてすみます。

WiMAXの提供エリアは実際どのくらいの広さか

WiMAXの提供エリアの広さは「全国政令指定都市で99%以上の人口カバー率」とか、数年前には実人口カバー率1億人を達成した、とか言われることがあります。

つまりWiMAXは、人口が多い市街地のほとんどを提供エリア内におさめているわけです。逆に言うと人口が希薄な地域では、残念ながらWiMAXの提供エリア外である可能性があるとも言えます。

実際にどのように提供エリアが広がっているか、2018年5月時点の東京周辺・関西周辺の2つのエリアマップでみていきましょう。

関東提供エリアWiMAX

関西提供エリアWiMAX

関西提供エリアWiMAX

いかがですか? ご覧のように、人口が多い地域はほぼ提供エリアにおさまっている筈です。けれどそうでない地域は、残念ながら提供エリアになっていないことも多くなっています。そのためそういった地域で利用を検討している方は注意が必要です。

なお出張などでときどき人口の少ない地域へ行くことがある、といった方であれば、月間7GBまでLTEによる通信が使えるLTEオプションで代用できる可能性があります。数日程度の利用であれば、月間7GBで十分でしょう。

提供エリア判定後のWiMAXの選び方とは?

提供エリアページの上部にはWiMAXの申込ボタンがあり、このページを公開しているUQコミュニケーションズによるWiMAXサービス「UQ WiMAX」の契約ができるようになっています。UQ WiMAXはサポート力の高いおすすめプロバイダの1つですが、他にも2年間総額で数万円安く契約できるプロバイダもあります。

WiMAXでは、どのプロバイダをえらんでも通信速度が変わらないため、料金重視ならUQ WiMAX以外がおすすめ。当サイト以下コンテンツでは、よりお得に契約できるプロバイダを紹介しているので、よろしければあわせてご参照ください。

WiMAX2+プロバイダ最新比較ランキング【2021年11月度】
最新情報をもとにWiMAX2+のプロバイダを当サイト独自の視点で比較し、えらびやすいようランキング化しています。さらに比較すべきポイントを示しつつ、プロバイダ毎のランキングの理由もくわしく解説します。

まとめ

WiMAXの提供エリア判定は、回線選択で「WiMAX2+」をえらびピンポイントエリア判定にて行うことが重要。また自宅だけでなく、会社・学校など普段WiMAXをよく使う場所に関して、契約前にくまなく検索しておきたいところです。また提供エリア判定で「△」だったり、「〇」でも使う場所の電波状況が不安だったりする場合は、Try WiMAXによる事前確認をするのがおすすめです。