WiMAX端末を水没させてしまったら?

WiMAX端末を誤って水没させてしまっても、慌ててはいけません。対応次第で故障を防げる可能性があります。また仮に故障してしまっても、高い修理費用を支払ったり修理期間を待ったりしないで良い方法もあるのです。

ここではWiMAX端末を水没させてしまったときの対応方法をまとめて解説しています。

Contents

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水没させてしまったらすぐに電源をいれてはいけない

WiMAX端末を水没させてしまったときには、きちんと使えるのかすぐに試してみたくなるでしょう。ですが、そのために慌てて電源をオンにしてはいけません。WiMAX端末のような電子機器は、水に濡れて故障するのではなく、そこに電気が流れショートすることにより故障するわけです。そのため、仮に水没してしまったらすぐに電源をいれるのはやめましょう。

オンになっていたら即刻オフに。

使っていて電源がオンになっている状態のときに、水没させてしまうといったこともあるでしょう。そんなときは、できるだけ早く電源をオフにしてください。電気がながれてショートを起こすのをなるべくさけるためです。

乾燥させれば故障しない可能性がある

仮に水没させてしまっても、乾燥させることによって故障を回避できる場合もあります。水没させてしまったときはぜひ試してみてください。乾燥させる際のポイントは以下の通りです。

  • まず乾いたタオルなどで機器の周りの水をしっかりふき取る
  • フタなど開けられる場所をすべて開ける。
  • 乾燥剤があれば、ジップロックのような密閉度の高いもののなかに端末と一緒にいれる
    • ※乾燥剤は、100円ショップなどでも販売されています。
  • ドライヤーによる乾燥も有効だが、高い温度にすると故障の恐れがある。やるなら冷風を使う。
  • 自然乾燥なら、日の当たる場所におく
  • 2~3日くらい放置して、確実に乾燥させる。

このあとに電源を入れることによって何事もなかったように使えることもありえます。

故障してしまった場合

次に乾燥させても故障してしまった場合の対処方法を解説します。

有料オプションに加入していれば修理費用を軽減できる

万が一のときに、修理費用を肩代わりしてもらえるなどの有料オプションに加入していれば、そのオプションに頼るのも手です。オプションの利用手順に従って対応を進めて下さい。

サポートセンターへ問い合わせ修理方法・修理費用を確認

故障してしまったら、基本的には修理をして契約を継続することになりますが、プロバイタにより修理の依頼手順が必ずしも同じではありません。そのため修理の依頼方法がわからないようなら、サポートセンターへ問い合わせて確認してみてください。

修理の負担(費用・期間)を避けたい場合

WiMAX端末の修理費用は、一般的に2~3万円かかることがあります。また修理の期間は2~3週間という長期におよぶことも少なくありません。さらに痛いのは、修理期間に代替機を貸してもらえない可能性もある点です。

つまり2~3週間はWiMAXを使えない可能性がある上に、2~3万円の修理費用を支払わないといけないケースがあるのです。WiMAX端末の修理には、いろいろな意味で利用者に負担がかかります。

そのため、これら負担を避ける方法はないか、と考える方も多いのではないでしょうか。ここでは、その方法を2つ紹介します。

白ロムの端末を購入する

WiMAX端末には基本的に「SIMロック」がかかっており、他社プロバイダから送られてきた端末を別のプロバイダで使うことはできません。一方で、「白ロム」と呼ばれるWiMAX端末がAmazonなどで市販されており、それなら「基本的に」利用することが可能です。

白ロム端末は、Amazonでは数千円前後で販売されています。それにAmazonで購入すると最短で当日に届けてくれるので、その点もメリットです。

ただ「基本的に」と断ったのは、白ロムの利用はあくまでプロバイダ推奨外だからです。仮に問題があってもプロバイダに助けてもらうことはできませんし、もちろん修理も受け付けてもらえません。あくまで自己責任のもとで、試す必要があります。

それでもプロバイダに修理を依頼するよりメリットは多いので、試す価値はあるでしょう。

解約金を負担してくれる他社へ乗り換える

これは白ロムよりずっと安全で確実な方法です。

月額最安級で知られるBroad WiMAXでは、他社WiMAXプロバイダからの乗り換えにあたって解約金が発生してしまうようなら、最大で19,000円まで負担してくれるというキャンペーンを展開しています。

そのため機器が故障したら現在のWiMAXプロバイダを解約して、Broad WiMAXへ乗り換えてしまえば、実質的に負担が少なくWiMAXの新機器を手にいれられるわけです。Broad WiMAXであれば、最短で申込当日に機器の配送をしてくれます。

乗り換えにより追加でかかる費用といえば、契約事務手数料3,000円ぐらいです。(契約のタイミングによっては1ヵ月間だけ、乗り換え元のプロバイダと乗り換え先のBroad WiMAXの月額費用が両方発生してしまう可能性はあります)

プロバイダのサポート外になるのが不安、という方であれば白ロムよりこちらの方法をおすすめします。

BroadWiMAX公式サイト

まとめ

WiMAX端末を水没させてしまった場合、電源を入れずに乾燥させれば故障を防げる可能性があります。また仮に故障してしまっても、白ロムを購入したり解約金を負担してくれるBroad WiMAXへ乗り換えたりすることで、プロバイダに修理を依頼するよりずっと負担が少ない場合があります。万が一WiMAX端末を水没させてしまったときは、これらのポイントをおさえて、落ち着いて対処するようにしましょう。