WiMAXの申込手順をプロバイダえらび含め0から解説

WiMAXはどこから申し込めるかやプロバイダの選び方、さらにはオンラインでの実際の申込手順まで紹介。

WiMAXの契約がはじめてでも、この記事を読めば、自分にあった契約内容をえらんだ上で、適切な手順で失敗なく申込を完了できるでしょう。

Contents

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申込の方法は大きく分けて2種類

WiMAX2+を申し込む方法は大きく分けて、店頭申込とオンライン申込の2種類。

まず店頭申込とは、auショップやビックカメラ・ヤマダ電機のような家電量販店でWiMAXを申し込むこと。

家電やスマートフォンを購入するような感覚で、店員の案内を受けながら申し込みをすすめます。

家電量販店では、WiMAXを申し込むことにより、PCなどの割引を受けられることがあります。

一方のオンライン申込とは、プロバイダの公式サイトなどの専用フォームを使いWiMAXを申し込む方法です。

WiMAXではオンライン申込が主流になっています。多額なキャッシュバックや月額割引など、オンライン申込メインのプロバイダ毎に多彩なキャンペーンを行っているのが特長。

店舗申込と比較して、人件費がかからない分お得になる傾向があります。

オンライン申込と店頭申込の比較

以下、簡単にオンライン申込・店舗申込の比較をします。

WiMAX/オンライン申込/店舗申込比較

WiMAX/オンライン申込/店舗申込比較

まずどちらの申込をしても、通信の品質が変わるわけではないので安心してください。

簡単にオンラインで申し込んだからといって、通信速度が遅くなるなどサービスの品質が落ちるわけではありません。

一番の違いは、多額なキャッシュバックや月額割引などでオンライン申込の方が大幅にお得なこと。

表に書いたように家電量販店ではPCやタブレットの割引などがありますが、実はそれ程お得ではありません。

というのは、たとえば5万円の割引を受けるためには、毎月の料金に1,547円/月×24回が加算されるためです。

このパターンでは結果的にお得になるのは約13,000円のみ。

2~3万円のキャッシュバックと比較すると見劣りしますね。

家電量販店での割引は、高額なPCやタブレット購入時の負担を軽くするためのものと考えるとよいでしょう。

オンライン申込がおすすめ

店舗申込と比較した場合に、当サイトでおすすめするのはオンライン申込です。

上述した通りオンライン申込の方が大幅に安くすむからというのと、手続きに手間がかからず簡単なことが理由です。

またオンライン申込の場合では、後述しますがサポートの手厚いおすすめのプロバイダもあります。

具体的にどのくらい料金が違うのか2年間の総額で比較してみましょう。

以下ビックカメラで契約した場合と、オンライン申込の代表的なプロバイダの2年間総額の比較です。

(家電量販店やauショップの料金はほぼ同じなので、ビックカメラの料金が参考になります。)

ビックカメラWiMAX/2年間総額

ビックカメラWiMAX/2年間総額

WiMAX/2年間総額/比較表

WiMAX/2年間総額/比較表

いかがですか?

オンライン申込のプロバイダと比較すると店舗申込では2~3万円程度も安くなるのです。

不安であれば事前にコールセンターやチャットサポートで、わからないことをオペレーターに確認することもできます。

プロバイダえらびのポイント

WiMAXのプロバイダは20以上ありますが、どこをえらんでも通信速度や通信品質が変わるわけではありません。

そのためポイントさえおさえれば、簡単にお好みのプロバイダをえらぶことが可能です。

ポイントは「料金」と「サポート」

WiMAXプロバイダ毎に、大きな差が生じるのは料金とサポートです。

どちらを重視するかで、自分にあったプロバイダを決めることができます。

WiMAX2+プロバイダのもっとも簡単な比較 - たった2つの質問で最適なプロバイダがわかる!
2つの質問であなたにあった最適なWiMAX2+プロバイダをえらぶことができます。WiMAX2+では通信品質でプロバイダ毎に差が出ないため、ポイントさえつかめば初めての方でも簡単にプロバイダえらびが可能です。

当サイトおすすめのプロバイダは?

■とにかくお得に使いたいなら

3万円を超える高額なキャッシュバックを行うとくとくBBがおすすめです。

お得に使いたいなら、特に人気の高いプロバイダといえます。



■月額料金が安いプロバイダなら

高額なキャッシュバックはもらえるのが契約から約1年後だったり、もらう前に専用の手続きをしたりする必要があります。

手続きを忘れたり失敗したりするとキャッシュバックの権利を失うデメリットも。

その点、月額割引なら契約して最初からお得な上に、手続きの手間がかからずおすすめ。

面倒くさがりなユーザーには月額割引がおすすめです。

当サイトでおすすめするのは月額最安級のBroad WiMAX。

わたしもBroad WiMAXを契約しています。



■サポートを重視するなら

モバイル通信の初心者やビジネスでWiMAXを使うユーザーに、当サイトでおすすめするのは、WiMAXサービスの元祖でもあるUQ WiMAX。

日曜や夜の19時以降にコールセンターの対応を行っているWiMAXプロバイダが少ない中、UQ WiMAXのコールセンターのサポート時間は年中無休の9~21時。

メールでのサポートについても2~3営業日以上回答に時間がかかるプロバイダが多い中で、UQ WiMAXは24時間以内のメール返答を基本としています。

その上、対応も丁寧でしっかりしているのでサポートを重視するならおすすめです。



オンライン申込の際につかんでおくべきポイント

どこのプロバイダをえらんでも入力する内容はだいたい同じなので、ポイントさえつかんでおけば10分前後で手続き完了できますよ。

以下、ポイント毎にまとめて簡単に解説します。

契約プラン

WiMAXの契約プランには月間データ転送量無制限の通称「ギガ放題プラン」と月間データ転送量7GBまでの通称「通常プラン」の2種類があります。

ギガ放題プランの正式名称を「Flatツープラス ギガ放題」、通常プランの正式名称を「Flat ツープラス」といいます。

料金はプロバイダによって異なりますが、月額最安級のBroad WiMAXの場合、ギガ放題プランは3,411円/月、通常プランは2,726円/月と約700円の差があります。

月間7GBの通常プランでは、ハイビジョン画質のYouTube動画なら月間約9時間視聴するだけで速度制限に抵触するので、おすすめはギガ放題プラン。

高速なモバイル通信をたっぷり使えるWiMAXの醍醐味を生かすことが可能です。

一方、ネットサーフィンやLINEぐらいでしかインターネットを使わないのであれば通常プランでもよいでしょう。

Wi-Fiルーター

WiMAX用のWi-Fiルーターは、大きく分けて自宅や事務所専用で使うホームルーターと外出先でも使えるモバイルWi-Fiルーターの2種類があります。

おすすめは使い勝手のよいモバイルWi-Fiルーター。

筐体の大きなホームルーターの方が大きなアンテナを搭載しているため、WiMAXの電波をつかみやすく通信速度も高速になりやすいメリットはありますが、電波をつかめればモバイルWi-Fiルーターでも十分高速なので困ることはありません。

一方「自宅や事務所でしか使わない」のであれば、ホームルーターをおすすめします。

そしてWiMAXのWi-Fiルーターはどれも機能性が高いので、モバイルWi-Fiルーター・ホームルーターどちらの場合でも、最新の機種をえらんでおけば間違いないでしょう。

同時期に販売された機種であれば、LTEでの通信が可能なハイスピートプラスエリアモード対応の機種をえらぶのがおすすめです。

クレードルの有無

クレードルとは、モバイルWi-Fiルーターを設置するだけで簡単に充電できたり、有線ポートを備え有線LAN接続を可能としたりする機器。料金はだいたい3,000円ぐらいです。

契約時にクレードルを同時購入するかえらぶことになりますが、なくてもWiMAXが使えない機器ではないので、迷ったら申込時に購入しなくてもよいでしょう。

あとからネットショップから同じ価格で購入することもできます。

オプション

WiMAX2+プロバイダによって提供される有料オプションはさまざまですが、主な種類として以下があります。

・アンチウイルス
アンチウイルスのソフトを月額制で提供するオプション

・有料サポート
WiMAXの内容に限らずPCや周辺機器、スマートフォンに関する基本的な内容について、電話もしくは遠隔操作によるサポートを行うオプション

・有料メールアドレス
アンチウイルス・迷惑メールフィルタなどが利用可能なメールアドレスを提供するオプション

・端末補償
Wi-Fiルーターの修理費・交換費用を補償するオプション

オプションは基本的にどれも月額数百円程度。

役立つオプションが多いですが、安くすませたければ付与せず申し込んでも構いません。

なお適用するキャンペーンによってはオプションの契約が必須の場合があります。

ただし契約後にすぐ解約しても、キャンペーンは無効にならないことがほとんど。

条件は各プロバイダの公式サイトで確認して下さい。

契約してから8日以内なら解約金なし? – 初期契約解除制度について覚えておこう

初期契約解除制度については、まだ知らないユーザーも多いのではないでしょうか。

簡単に言うと、通信サービスにおけるクーリングオフ制度です。

インターネット通信のサービスでは、たいてい解約時に違約金が発生しますよね。

WiMAXでは、2年毎の契約更新月以外に解約すると約1~2万円の違約金を請求されます。

しかし初期契約解除制度を利用して解約すると、この違約金を請求されることがありません。

そのため、提供エリアを確認した上で契約したにも関わらず、使いたい場所が圏外だったりした場合は早めにこの制度を使って解約するようにしましょう。

こういったルールがあることが分かっていれば安心して契約できますよね。

初期契約解除制度の使い方は?

初期契約解除制度による解約は簡単。契約者名・契約者住所・契約年月日・契約サービス・契約番号とあわせて、この制度を使い解約する旨を書いたハガキなどの書面をサービス提供元に送るだけで適用されます。

その後、Wi-Fiルーターなど契約時に送られた荷物も提供元へ返送する必要があります。

なお送るべき荷物などはプロバイダによって違うこともあるので、手続き前に公式サイトのFAQで確認するか電話で問い合わせるとよいかもしれません。

WiMAXを違約金0円で解約できる初期契約解除制度とは?
WiMAXを違約金なしで解約できる初期契約解除制度を解説。手続に必要な書面の書き方もまとめています。契約しても電波状況で使えないこともあるモバイル通信サービスにおいて、初期契約解除制度はユーザーが知っておくべき重要なルールです。

実際に申し込んでみよう(Broad WiMAXを例に)

ここでは、当サイトでおすすめしているBroad WiMAXを例に申込方法を簡単に説明します。

まず公式サイトへアクセスし、画面右上の「新規申し込み」をクリックします。

次のページでは契約プラン・Wi-Fiルーター・オプションを選択します。

Broad WiMAXでは、Wi-Fiルーターなどが無料になるキャンペーンを適用するために、クレジットカード払いと指定オプションの契約が必要です。

ただしオプションは、Wi-Fiルーター到着後いつでも解約可能なので安心してください。

わたしも契約してすぐにサポートセンターへ電話して解約しました。

全て選択し終わったら「お客様情報の入力へ進む」をクリックします。

次のページでは、名前や住所などの契約情報を入力すれば完了。

これだけなので手続きは簡単です。スマートフォンの小さい画面から手続きしても10分で完了できるでしょう。

まとめ

WiMAXには店頭とオンラインで申し込む方法がありますが、2年間の総額で2~3万円程度安く利用できることもあるオンライン申込がおすすめ。

価格とサポートのどちらを重視するかで最適なプロバイダえらびも可能です。

またWiMAX申込の際は、8日以内の解約なら違約金を請求されずにすむ初期契約解除制度についても覚えておくとよいでしょう。

WiMAXのオンライン申し込みは、プランやWi-Fiルーターが決まっていれば、10分程度で完了できます。