WiMAXで2年契約を扱うプロバイダが減るなか、高額なキャッシュバックキャンペーンで人気の高いGMOとくとくBBは2年契約を提供し続けてきました。
けれどそのGMOとくとくBBも、2018年11月に一部機種(W04)を除いて2年契約の受付を終了。2年契約が可能な旧機種についても、現在の在庫がなくなり次第、新規で2年契約を受け付けるのは終了するとのことでしたので、他プロバイダと同様、GMOとくとくBBも近い将来、3年契約に一本化されるものと想定されます。
※※2018年11月30日をもってW04の販売も終了※※
※※GMOとくとくBBでのWiMAXサービスは3年契約のみとなりました※※
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GMOとくとくBBで2年契約の受付が終了するのはいつ?
2018年11月時点、GMOとくとくBBで2年契約を受け付けているのは、WiMAXの旧機種「W04」をえらんだ場合のみ。W04自体は、通常時の最大通信速度がより新しいW05・WX05とかわらないなど、性能的に大きく劣ることはありません。
そのため、キャッシュバックのおかげで他社より安いGMOとくとくBBで2年契約をしたい場合は、早めに契約されることをおすすめします。
GMOとくとくBBで、2年契約がいつからできなくなるかは公開されていないため、現時点で明確に「いつまで」とは言えません。けれど、今後この在庫を求めてGMOとくとくBBで2年契約をしようとするユーザーが増えると考えられるので、あまり長くは2年契約が提供され続けることはないでしょう。
現時点でもWiMAX2年契約が可能なプロバイダは?
2018年11月時点で、WiMAXの2年契約を受け付けているプロバイダとして以下があげられます。
プロバイダ名 | 月額料金 | 機種 | キャッシュ
バック |
2年間総額料金 |
GMOとくとくBB | 4,263円
(1-2ヵ月目は3,609円) |
W04 | 34,050円 | 69,954円 |
BIGLOBE WiMAX 2+ | 4,380円
(1-2ヵ月目は3,695円) |
WX03 | 30,000円 | 76,750円 |
カシモWiMAX | 3,580円
(1ヵ月目は1,380円) |
W05・L01s | – | 86,720円 |
UQ WiMAX | 4,380円
(1-3ヵ月目は3,695円) |
W05・WX05 | – | 96,868円 |
最新機種でなくてもよいならGMOとくとくBBを、最新機種をえらびたいのであればカシモWiMAXがやすくておすすめです。ただ、これらのプロバイダに関しても、いつ2年契約の提供を終了するかわかりません。2年契約が良い場合は、早めの契約をおすすめします。
以下、現時点で2年契約が可能な各プロバイダの簡単な紹介をします。
2年各総額は最安。GMOとくとくBB
えらべる機種は減ってしまいましたが、高額キャッシュバックにより2年間の総額料金がもっとも安いプロバイダであることはかわりません。お得にWiMAXを使いたいのであればおすすめです。W04の提供が終了になり次第、2年契約も終了すると想定されます。
安心の老舗プロバイダ。BIGLOBE WiMAX 2+
安心の大手プロバイダ。GMOとくとくBBにつぐ高額キャッシュバックで人気が高いプロバイダですが、2年契約ができるのはWX03という2016年に発売の古い機種を選んだ場合のみです。くわえてこの機種に関しては、安定性に関する評判があまりよくないのでおすすめしにくいです。
最新機種でも2年契約可能。カシモWiMAX
2017年に登場した比較的新しいWiMAXプロバイダ。W05・L01sという新機種で2年契約ができる数少ないWiMAXプロバイダとなっています。キャッシュバックがないこともあり2年総額はGMOとくとくBBよりも高いですが、月額料金は業界最安級です。
元祖WiMAXプロバイダ。UQ WiMAX
元祖WiMAXプロバイダ。2年間総額は比較した中で最も高いので、お得にWiMAXを使いたい場合は適していません。ただ電話サポートが夜の21時まで年中無休で提供されているなどサポート品質は高く、サポート重視のビジネスユーザーなどにはおすすめできます。
WiMAXプロバイダ全体で、今後3年契約へ一本化される方向
GMOとくとくBBに限らず、他プロバイダでも次々と2年契約の受付を終了しています。現在、2年契約を提供中の残り少ないプロバイダも、3年契約を推奨している場合がほとんど。キャンペーンの内容も3年契約を選んだほうが手厚いです。
そのため繰り返しになりますが、今後WiMAXは3年契約のみになると想定されます。2年契約がお好みであれば、早めに契約するようにしましょう。
2年契約のメリット・デメリットを振り返る
まずは3年契約と比較した場合のWiMAX2年契約のメリット・デメリットを簡単に振り返っておきましょう。
まず、メリットから。以下の通り違約金を支払わずにすむ契約更新月が3年契約と比較して早く訪れます。
契約期間 | 2年契約の違約金 | 3年契約の違約金 | 契約期間 |
1~13カ月目 | 19,000円 | 19,000円 | 1~13カ月目 |
14~25ヵ月目 | 14,000円 | 14,000円 | 14~25ヵ月目 |
26ヵ月目 | 0円 | 9,500円 | 26ヵ月目 |
27~37ヵ月目 | 9,500円 | 27~37ヵ月目 | |
38ヵ月目 | 0円 | 38ヵ月目 | |
39~49ヵ月目 | 9,500円 | 39~49ヵ月目 | |
50ヵ月目 | 0円 | 50ヵ月目 |
たいしてデメリットは、WiMAXより提供エリアが広くつながりやすいLTEによる通信を利用する場合に、1,005円/月の追加料金がかかってしまうことです。ただ市街地ならWIMAXの電波が届く場所の方が圧倒的に多いので、LTEを使わない、という方も多いでしょう。
まとめ
今までWiMAXの2年契約を提供し続けてきたGMOとくとくBBをはじめ、3年契約にかじをきるWiMAXプロバイダが増えています。2年契約が希望であれば、この記事で紹介したプロバイダでお早めに契約することをおすすめします。いつ、2年契約ができなくなるかわかりません。