WiMAXのエリア判定が「△」でも使えるの?

自宅などがWiMAXの提供エリア内かは、UQ WiMAXの専用サイトでしらべることができます。その結果が提供エリア内であることを示す「○」でもなく、かといって提供エリア外を意味する「×」でもなく「△」と表示されることがあります。なんとも判断しようのない、この結果に迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では「△」の結果がでたときに、どんな判断をしてどのような対応をすればよいか、簡単に解説しています。

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WiMAXの「△」判定とは?

専用のサイト(https://www.uqwimax.jp/signup/area/)でWiMAXの提供エリア判定ができますが、その中でも自宅などの特定の住所を入力して検索する方法を「ピンポイントエリア判定」と言います。ピンポイントエリア判定では、提供エリア内であることを示す「○」、提供エリア外であることを示す「×」以外に、どちらとも判断できない「△」という結果がでる場合があります。

ただ「△」といわれても、調べた方はどうすればいいか迷ってしまいますよね…。

公式では何と言っている?

「△」という結果ついて、各プロバイダの公式サイトでは以下のように解説しています。


建物周辺の地形、建物形状、建物内の利用階数・窓からの距離・利用場所等により通信しにくい場合や、圏外となる場合があります。

UQ WiMAX公式ページ

△判定は電波が弱いエリアのため、通信が遮断される可能性が○、○~△の場合より高くなります。
ただし、△の場合でもご利用環境や周辺の建物によってはご利用可能な場合もございます。

GMOとくとくBB公式サイト

これでは、どうしたらよいか判断できませんね。

結論をいうと、WiMAXに限らずほとんどのインターネット接続サービスは、県境などのように「ここまでは使えて道を隔てた先からは使えない!」とばっさり断言できるものではありません。

「確実に提供エリア内である場所」と「確実に提供エリア外である場所」の間にはグレイな場所が挟まれています。グレイな場所に関しては、机上での調査だけで「その場所でWiMAXを使ってもらえるのか」を提供元としても断定することはできないのです。

「△」で契約して使えなかった、という口コミが多い

それではリスクをわかった上で、契約するとどうなるでしょうか? ピンポイントエリア判定が「△」でもリスクを承知のうえで契約したユーザーの口コミをみる限り、「問題なく使えた」というユーザーは少ないです。多くのユーザーが「全く使えなかった」もしくは「電波が弱くほとんど使えなかった」と語っています。

逆に言えば「使えた」というユーザーがいないわけではないので全く使わないわけではないのですが、「△」で契約するのはかなりリスキーなのは間違いありません。

Broad WiMAXではより詳細な調査をしてもらえる

WiMAXのプロバイダの1つ「Broad WiMAX」では、提供エリア判定が「△」だった場合について、以下のように公式サイトで語っています。

“エリア判定で「△」や「×」が出た場合、お客様のエリアはさらに詳しい調査が必要な地域となります。専門スタッフが丁寧にお調べしますので、下記専用窓口からお気軽にお問い合わせください。”

以下リンクから公式サイトへアクセスし、「エリア確認」メニューをえらぶと、専用窓口へ問い合わせできるフォームへのリンクが表示されます。

BroadWiMAX公式サイト

他のプロバイダで提供エリア判定をして「△」だった場合には、Broad WiMAXへ問い合わせてみて、くわしく調べてもらうのもよいかもしれません。「ピンポイントエリア判定」よりもくわしい調査をしてもらえます。

Try WiMAXで試してみるのも手

「△」がでてもWiMAXを使ってみたい場合には、Try WiMAXを試してみるのもおすすめです。Try WiMAXとは、ユーザーの環境でWiMAXが満足に使えるかどうか試せる無料のプログラムです。

無料で試せる期間は(端末の到着・発送も含め)14日間。実際にサービスで提供されるのと同じ端末が指定した住所に送られてくるので、それを使って電波がしっかり届くのか、十分な通信速度がでるのかじっくりと試すことができます。

Try WiMAXについて詳細を知りたい場合は以下記事を参考にしてください。

Try WiMAXの無料体験をおすすめする理由と5つの注意点
WiMAXを無料で体験できるTry WiMAXをおすすめする理由と、利用時の5つの注意点を解説。Try WiMAXにて希望通り使えるかしっかり確かめておけば、契約後に後悔しなくてすみます。

まとめ

WiMAXに限らず、ほとんどのインターネット接続サービスでは、県境などのようにくっきりと「この範囲はサービスを提供できる」とわけられるものではありません。提供可能なエリア、できないエリアの間にはグレイゾーンが挟まれており、そのためにWiMAXのピンポイントエリア判定において「△」というあいまいな結果がでてしまうのです。

「△」の場合、電波が弱くて実用に耐えないということが多く、結果を無視して契約するのはリスキーです。Broad WiMAXか用意している専用窓口の相談を利用するか、Try WiMAXによる無料お試しを利用することをおすすめします。