WiMAXでニンテンドースイッチは遊べる?通信速度やPING値は?

持ち運べる人気のゲーム機「ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)」。オンラインプレイが可能なタイトルも豊富で、外出先で利用する人も多いよう。そしてその際に必要な回線としてモバイルWi-Fiが候補となります。

ここでは、ニンテンドースイッチでのオンラインプレイに必要な通信速度やPING値について解説。あわせて月間データ通信量無制限で利用できるモバイルWi-Fiサービス「WiMAX」で遊べるかも解説しています。

Contents

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ニンテンドースイッチでのオンラインプレイとは?

ニンテンドースイッチには、複数台をネットワーク接続して対戦プレイを楽しむ機能があります。そしてニンテンドースイッチのネットワークへの接続は、同じ場所に集まって機器同士をつなげる方法と、インターネット経由でつなげる方法の2種類があります。

またニンテンドースイッチ本体にはWi-Fi(無線LAN)で接続する機能のみです。ただ、別途USB接続するタイプの有線LANアダプタを購入すれば、パソコンのように有線LANでの接続も可能です。

オンラインプレイの推奨通信速度は? 重要なのはPING値?

オンラインプレイをする際に気になるのはこの点ですね。ただ結論から言ってしまうと、推奨の通信速度はゲームによって違うようです。ちなみに人気のタイトル「スプラトォーン2」に関しては、サポートへ問い合わせたところ「下り2Mbpsで遊べる」とのことでした。最大100Mbps・最大1Gbpsという高速なインターネット接続サービスがさまざま登場しているものの、オンラインゲームでそれほど高速な通信速度は必要ないのです。

なおスプラトゥーン含めてオンラインゲームをプレイする際は、ネットワーク環境において重要となってくるのは、推奨通信速度よりもPING値(PING速度)と呼ばれる数値。これはサーバーに対してアクセスした際の反応速度のことで、ms(ミリ秒)単位であらわされるのが一般的です。通信速度の測定アプリ・サイトによっては、通信速度とあわせてこのPING値も計測することができます。

そして、このPING値についてユーザーの口コミをみてみると、前述のスプラトォーン2なら50ms以内なら快適に遊べている、という声を多く見かけます。ちなみにニンテンドースイッチ以外のオンラインゲームでも、50ms以下を快適に遊べるラインとしてあげるユーザーが多いです。

WiMAX2+でオンラインゲームは楽しめるか?鍵となるping速度とは?
WiMAX2+でオンラインゲームのカギとなるping速度はどのくらいかや、ping速度とは何かまで解説。またping速度を上げる方法をまとめています。

WiMAX×ニンテンドースイッチで遊べる?通信速度はどのくらい?

スプラトォーン2を例として、必要な通信速度を(余裕をみて)下り5~10Mbps、PING値を50ms以下としたところで、WiMAXでスプラトォーン2を遊べるものでしょうか?

まず通信速度やPING値ですが、個人的に計測する限りは下りで数十Mbps、PING値については30~50ms以下になることがほとんど。無線による通信なので利用場所によって通信速度に大きな差がありますが、10Mbpsを下回ることは少ないです。

ちなみに、わたしがWiMAXを利用している場所は東京で、だいたいが都心部や山手線沿線から10km圏内の場所です。

このぐらいの通信速度・PING値なら、WiMAXでスプラトォーン2などニンテンドースイッチのオンラインプレイを十分楽しめるでしょう。

ユーザーの口コミはどう?

ユーザーの口コミをみてみるとWiMAXでスプラトォーン2を快適に遊べているという声は、以下のように多いですね。

ただし全てのユーザーが遊べているわけではなく、中には「よく落ちる。遊べない」といった声もきくことがあります。フレッツ光のような光回線の方が通信速度・PING値ともに安定しており、安心して遊べるのは間違いありません。

事前にTry WiMAXで検証してみるのもオススメ

繰り返すように、WiMAXでどのくらいの通信速度・PING値を記録するかは、ご利用の環境によっても大きく異なります。全ての環境において、ニンテンドースイッチのオンラインプレイが楽しめる品質の通信環境が保証できるわけではありません。

インターネットを検索する「WiMAXでスプラトォーン2が遊べる」「遊べない」というユーザーの声が混在していますが、それは当然。なぜなら環境によるからです。電波環境が悪くなければ、ほとんど落ちたりすることなく快適にWiMAXでスプラトォーン2を遊べるでしょう。

そこで自分が使う環境の場合はどうか、検証するために無料でWiMAXを約2週間試せるTry WiMAXを利用するのもオススメです。Try WiMAXの詳細は以下記事で確認してください。

Try WiMAXの無料体験をおすすめする理由と5つの注意点
WiMAXを無料で体験できるTry WiMAXをおすすめする理由と、利用時の5つの注意点を解説。Try WiMAXにて希望通り使えるかしっかり確かめておけば、契約後に後悔しなくてすみます。

Try WiMAXは専用のオンラインページから簡単に申し込みが可能です。自宅などプレイしたい場所で通信速度やPING値を図ってみたり、安定して使えるか試してみたりするとよいでしょう。

【参考】WiMAXで十分な通信環境が確保できないときの対応策とは?

ここでは参考までに、通信速度がでないなどWiMAXでの通信環境が十分な品質に達していないときに、試すとよい対応策を紹介します。

窓際にWi-Fiルーターを設置してみる

窓際の方が障害物に邪魔されることなく、Wi-FiルーターがWiMAXの電波をキャッチしやすくなります。環境によってはこれで劇的に通信環境が改善することがあるのでまずは試してみましょう。

即席のパラボラアンテナ(リフレクター)を作ってみる

WiMAXの通信環境を改善する対策として、これもよく行われる方法。パラボラアンテナ(リフレクター)とは、円形の反射鏡によって電波をWi-Fiルーターに集約させる機器のことです。あくまで自宅など決まった場所で使う場合に限った方法ですが、環境によっては通信環境が大きく改善することがあります。

WiMAX用のパラボラアンテナといっても、大げさなものではありません。必要な材料も100円均一で販売しているような料理用のアルミボウルとまな板スタンドだけです。

アルミボウルを反射鏡代わりにして、その中心にWi-Fiルーターが設置されるようにします。アルミボウルやWi-Fiルーターはまな板スタンドで固定します。あとは、アルミボウルの角度をかえてみて、WiMAXの電波がよりよくキャッチできそうな場所を探せば完成です。当然ながら、窓際に近い場所の方が(前述した通り)障害物が少なくて通信環境が安定しやすくなります。

WiFi中継器を使ってみる

これは自宅でWiMAXを利用するケースで、なおかつWi-Fiルーターを設置する場所とニンテンドースイッチでプレイする場所が離れている場合に有効な対応策。

Wi-Fiルーターとインターネットに接続するPCなどの端末が離れていると、WiMAXではなくWi-Fiの電波がうまくキャッチできないことがあります。このとき、Wi-FiルーターとPCなどの端末の間に設置し、途中で電波を増幅してくれるWi-Fi中継器を利用すると通信環境が安定することがあります。WiFi中継器はAmazonなどで3,000円程度から購入することが可能です。

有線LANで接続してみる

これもWiMAXの電波環境でなくWi-Fiの電波環境がわるいときに有効な方法です。Wi-Fiルーターやニンテンドースイッチは、Wi-Fiだけでなく有線LANでも接続することができます。

ただしモバイルWi-Fiルーターであればクレードルという機器を、ニンテンドースイッチではUSB接続型の専用LANアダプタを別途購入する必要があります。クレードルは、WiMAX申込時、あるいはUQアクセサリーショップというオンラインショップから購入が可能。ニンテンドースイッチ用のLANアダプタはAmazonなどで購入できます。

まとめ

ニンテンドースイッチでのオンラインプレイに必要な通信速度はタイトルによって異なると想定されますが、たとえば人気の「スプラトォーン2」なら3Mbpsあれば十分。またサーバーからの応答速度を示すPING値は50ms以下に抑えたいところです。なお、この数値は、他の多くのタイトルでもそれほど差がないでしょう。

WiMAXは電波環境がわるくなければ、通信速度・PING値いずれも上記条件を満たす品質を確保できます。またWiMAXでスプラトォーン2を遊べているという声も多いです。とはいえ、電波環境は場所によって大きく異なるので、不安であれば無料の体験プログラム「Try WiMAX」の利用がおすすめです。