Broad WiMAXのキャンペーンがお得でない理由。もっとお得なプロバイダとは?

Broad WiMAXでは「WiMAXスタートキャンペーン」と題して大幅な割引をうたっています。しかし他プロバイダと比較してみると、実はこのキャンペーンをお得に使えるのは、他社の解約違約金を特典によって負担してもらうパターンのみであることがわかります。

ここではBroad WiMAXのキャンペーンをえらぶメリット・デメリットについて解説。その上で、Broad WiMAXよりお得に使えるプロバイダの紹介もしています。

※Broad WiMAXの詳細は以下公式サイトのリンクから確認いただけます。

BroadWiMAXの詳細をみる

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Broad WiMAXのキャンペーンの内容

Broad WiMAXでは、「WiMAXスタートキャンペーン」と名付けて、以下3つの特典が適用できる申込キャンペーンを展開しています。

  • 初期費用18,857円無料
  • WiMAX端末が全て0円
  • 他社WiMAXプロバイダの違約金負担

ただし、WiMAX各プロバイダの料金やキャンペーンをみてきた方は、ここで「なんだこれ?」と違和感を覚えた筈です。「これが本当にお得なのか」と。その理由を1つずつひも解いていきましょう。

初期費用18,857円無料キャンペーンについて

そもそもこんなに高額な初期費用をとるWiMAXプロバイダは、他にほとんどありません。
他社では、最初から初期費用0円です。だから「それを無料にするといわれても…」と感じる方も多い筈です。
※事務手数料3,000円が初期費用以外にはじめからかかるのはBroad WiMAXも
他社も同じ。他社では「事務手数料3,000円」のことを初期費用とよぶことも
あります。ややこしい…。

もう少しひも解くと、Broad WiMAXには「初期費用がかからず月額料金の割引が少ないプラン」と「初期費用18,857円がかかる代わりに月額料金の割引が大きいプラン」の2種類があります。初期費用がかからないプランは複数あり、どれも月間データ通信量無制限のギガ放題プランの料金が月額4,000円超。(複数のプランがあります)

たいして初期費用18,857円がかかって月額割引が大きいプランも複数ありますが、ウェブ申込で現在受け付けているのは月額3,411円のプランです。つまりこちらのプランの初期費用も0円にする、というのがキャンペーンの内容なのです。

ここまで説明しないと、他社WiMAXプロバイダのキャンペーンを見てきたは意味がわからないですよね…。

WiMAX端末が全て0円

これも他社WiMAXプロバイダのキャンペーンを見てきた方からすると違和感でたっぷりですよね。だってそもそも他のWiMAXプロバイダでもたいていWiMAX端末を0円にしてますから…。端末代0円をキャンペーンとしてアピールするプロバイダも、ひっそりと0円にしているプロバイダもあります。そのため、WiMAX端末0円をもってBroad WiMAXをえらぶメリットとはいえません。

他社WiMAXプロバイダの違約金負担

これは他社WiMAXプロバイダにはないキャンペーンですね。他社WiMAXプロバイダからの移行であれば、他社解約時に生じる解約違約金を最大19,000円までBroad WiMAXが負担してくれるという特典です。

この違約金負担は、Broad WiMAXからのキャッシュバックで行われます。ウェブからの申込後に、電話で本キャンペーンを適用したいことと、キャッシュバック振込先の口座番号を連絡。あとは他社違約金の内容を証明できる書面をスキャンするなどしてメールに添付してBroad WiMAXまで送ります。こうすると翌月末にキャッシュバックが振り込まれます。

Broad WiMAXにキャッシュバックキャンペーンはない?

上で紹介した他社解約違約金の負担の例は別として、Broad WiMAXでは他社のようなキャッュバックキャンペーンは展開していません。初期費用無料(事務手数料3,000円以外)や端末代0円は、繰り返すように他社WiMAXプロバイダでも普通に行っているサービスなので、Broad WiMAXだけの特別ではないです。

Broad WiMAXキャンペーンより他社キャッシュバックキャンペーンのがお得?

ここまで書くと、「本当にBroad WiMAXのキャンペーンってお得なのか?」と思う方も多いでしょう。Broad WiMAXの魅力はキャンペーンよりも、月額料金が安いこと。とはいっても、Broad WiMAXより他社キャッュバックキャンペーンの方がお得です。

以下、キャッュバックキャンペーンで有名なとくとくBBとBIGLOBE WiMAXとBroad WiMAXのキャンペーン適用後の2年間総額料金を比較してみましょう。

プロバイダ名 月額料金 キャッシュバック 2年間総額
Broad WiMAX 1-2ヵ月目:2,726円

3-24ヵ月目:3,411円

83,494円
とくとくBB 1-2ヵ月目:3,609円

3-24ヵ月目:4,263円

平均3万円(※) 74,004円

※キャッシュバック額はえらぶ機器や入会時期によって大きく変動するため
ここでは平均を記載

ご覧の通り、月額料金の安いBroad WiMAXですが、2年間総額で比較してしまうと、高額なキャッシュバックを行うとくとくBBの方がはるかに安いです。しかも表に記載したとくとくBBのキャッシュバック額はあくまで平均値であり、機種の選び方や時期によってはさらにここから数千円~1万円程度多くなります。そこまで含めて考えると2年間総額の差は約2万円になることも…。お得さでいえばBroad WiMAXは、とくとくBBのキャッシュバックキャンペーンにはかないません。

※とくとくBBの最新のキャッシュバック額は?


キャッシュバックキャンペーンの手続き自体は簡単!

キャンペーンのキャッシュバックはもらうのに必要な手続きがあり、仮にこの手続きを忘れたり失敗したりすると、キャッシュバックの権利を失ってしまいます。それが面倒でキャッシュバックのキャンペーンをさけ、月額料金の安いBroad WiMAXをえらぶ方もいるようです。

ただここでおさえておきたいのは、「キャッシュバックの手続き自体は決して難しくないし手間もかからない、ということです。必要な手続きはざっくりいうと、オンラインで画面の指示に従ってキャッシュバック振込先の口座を登録するだけ。オンラインの操作に慣れた方なら5分もかからずすむ作業です。

それなら、なぜキャッシュバックは敬遠されることがあるの?

では、なぜこんな簡単な作業を面倒だと思って避ける方がいるのか。それはこの作業をするのが申し込んですぐではなく契約の約1年後であり、さらにこの作業をするのに必要な通知メールの到着に気づきにくいという面があるからです。

契約して時間がたっているので手続きをする必要なんて忘れていて、なおかつ通知メールまで気づかずに、結果手続きをせずに期限が過ぎてしまった – というユーザーの口コミをよく見かけるのは否めません。

そして通知メールに気づかれないことがあるのも、以下3つの理由があります。

  • 契約して約1年後に届いて通知メールが届くこと自体忘れているから
  • 通知メールが届くのが、連絡先として登録したメインのメールアドレスでなく、 プロバイダが発行したメールアドレス宛で普段チェックしていないから
  • プロバイダ発行のメールアドレス宛に多くのメルマガが届き、大事な通知メールが埋もれてしまうから

特に普段使っていないメールアドレス宛に、通知メールが届くというのが要注意ですね。

月額料金の安さを重視するのであれば、他にこんなキャンペーンも…

それでも、どうしても「キャッシュバックは不安! キャッシュバックなしで月額が安いサービスがよい!」ということでも、実はBroad WiMAXより適切なサービスがあるんです。それは、なんと高額キャッシュバックでも知られるとくとくBBのサービスプラン。とくとくBBは、高額なキャッシュバックを行うプランの他に、月額料金が安いプランも用意しているのです。(抜け目ないですね…。)

実際、月額料金や2年間総額がどのくらい違うのか、以下表で比較してみましょう。

プロバイダ名 初期費用 月額料金 2年間総額
とくとくBB 契約事務手数料:3,000円

端末代:0円

合計:3,000円

1~2ヵ月目:2,590円

3~24ヵ月目:3,344円

81,748円
Broad WiMAX 契約事務手数料:3,000円

端末代:0円

合計:3,000円

1~2ヵ月目:2,726円

3~24ヵ月目:3,411円

83,494円

ご覧の通り、月額料金が安いプランで比較してもとくとくBBの方が若干お得。キャッシュバックなしのプランについても、とくとくBBは最安級なのです。

※とくとくBBの月額割引のプランの詳細は以下参照


それでもBroad WiMAXをえらぶとよいケース

キャッシュバックがある場合、ない場合どちらもBroad WiMAXよりとくとくBBの方がお得に使えることがわかりました。それでは、それを踏まえた上でBroad WiMAXをえらぶとよいのはどんなケースでしょうか?

具体的には以下の通りです。

他社WiMAXからの移行で違約金を支払いたくない

すでに紹介した世に、Broad WiMAXでは他社WiMAXプロバイダからの移行の際に生じる解約違約金を、最大19,000円までキャッシュバックで負担してくれます。時期や機器によって異なるとくとくBbのキャッシュバック額にもよりますが、この負担を含めて考えるとBroad WiMAXの方がお得になる場合があるのです。

Broad WiMAXのオプションが使いたい

Broad WiMAXでは、パソコンや周辺機器の困りごとを電話や遠隔操作でサポートしてくれる「My Broadサポート(月額907円)というオプションがあります。これはとくとくBBにはないオプションなので、このオプションを使いたいのであれば Broad WiMAXをえらぶことになります。

Broad WiMAXの「ご満足保証」に魅力を感じる

Broad WiMAXでは、サービスに満足できないときに指定のサービス(光回線やLTEによるモバイル通信)へ解約違約金なしで移行できる「ご満足保証」という業界初のシステムを提供しています。たとえばWiMAXを固定回線代わりに使おうと思って契約しても、速度やつながりやすさの面で「光回線をいれておけばよかった…」なんて後悔することもあります。この場合もBroad WiMAXなら解約違約金なしで光回線に移行できるというわけです。

公式サイト=>BroadWiMAX

Broad WiMAXをえらぶデメリット

Broad WiMAXをえらぶとよいケースは分かりました。それでは、逆にBroad WiMAXをえらぶデメリットはなんでしょうか。まとめると以下の通りです。

Broad WiMAXより安価なサービスが存在する

キャッシュバックを適用するキャンペーンでも月額割引のプランでも、とくとくBBの方がお得です。

2年契約がえらべない

WiMAXには契約期間が2年と3年の2種類の契約があります。3年契約では、LTEによる通信が月間7GBまで可能なモード「ハイスピートプラスモード」が無料となる特典(通常は1,005円/月)がついていきます。

LTEはWiMAXよりつながりやすいので、月間7GBまで使えるのは便利ですが「WiMAXだけで十分快適に使えているよ」という方にとっては、2年契約の方がメリットは大きいです。そして残念ながらBroad WiMAXでは2年契約がえらべません。

まとめ

Broad WiMAXの「WiMAXスタートキャンペーン」では、初期費用無料・端末代無料・他社WiMAXプロバイダからの移行時の解約違約金負担という3つの特典が受けられます。しかし初期費用無料・端末代無料は他の多くのWiMAXプロバイダで(キャンペーンという名をつけなくても)同等の特典が受けられるので、Broad WiMAXのメリットとは言えません。

一方で、他社WiMAXプロバイダの違約金負担の特典を受ける場合は、とくとくBBをはじめとした他のWiMAXプロバイダよりお得に使える可能性が高くなります。