GMOとくとくBBのWi-Fi(公衆無線LAN)オプションは必要?解約してよい?

GMOとくとくBBを、キャッシュバックキャンペーンを適用して契約する際に、同時申し込みが必須となるWi-Fi(公衆無線LAN)オプション。ここではこのオプションのメリット・デメリットを紹介し、必要か解約してよいかを解説しています。

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GMOとくとくBBのWi-Fi(公衆無線LAN)オプションとは?

GMOとくとくBBのWi-Fi(公衆無線LAN)オプションは、スターバックスやルノアール、全国JRの主要駅などに設置されたWi-Fiを利用できる月額制(362円/月)のオプションです。キャッシュバックキャンペーンを適用してとくとくBBのWiMAXサービスを契約する際は、加入が必要になります。

ただし、最大2ヵ月間は無料で、契約後の解約は可能。また解約してもキャンペーンが無効になることはありません。

中身はWi2 300と同じ

GMOとくとくBBがWi-Fi(公衆無線LAN)オプションとして提供しているサービスは、ワイヤ・アンド・ワイヤレス社が販売している公衆無線LANサービス「Wi2 300」と全く同じものです。またWi2 300の月額料金は362円で、とくとくBBのWi-Fi(公衆無線LAN)オプションとかわりません。ちなみにWi2 300では、6時間(350円)からの短期利用も可能です。

ただし唯一違うのは、マクドナルドやドトールなど、Wi2 300ではオプション料金が別途発生するエリアでの利用が、とくとくBBでは実質無料になること。一旦料金は請求されますが、あとでポイント還元され、そのポイントはとくとくBBの月額料金などに使えます。

WiMAX利用しているのに公衆無線LANは必要?

WiMAXはそもそも外出先でのインターネット接続を実現するサービス。公衆無線LANも目的は同じです。しかし公衆無線LANは、Wi-Fiが設置された決められた場所でしか使えないのに対して、WiMAXは電波が届く範囲ならどこでも利用できます。

そのため「WiMAXがあれば、公衆無線LANはいらないんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。しかし「電波の届く範囲で」というのが重要。たとえばスターバックスのようなカフェでも、地下にあったり窓際から遠い奥の方の席だったりすると、WiMAXの電波が届かないときがあります。そんなときに公衆無線LANがあれば、代替えで接続できて助かるわけです。WiMAXの提供エリア外にも、公衆無線LANのスポットはあります。

また、たとえば月間7GBの通常プランを利用している場合など、データ通信量の制限がない公衆無線LANが使えるのは助かるでしょう。うまく活用すれば、WiMAX側の契約通信量を節約できます。そのため、このオプションに意味がないわけではありません。

他にも無料の公衆無線LANサービスがある

一方で、公衆無線LANは無料で利用できるものもあります。たとえば、例にだしたスターバックスは、at_STARBUCKS_Wi2という無料のWi-Fiサービスを展開中。またNTTBPが提供している無料の公衆無線LANサービス「Japan Connected-free Wi-Fi」は、Android・iOSのみの対応ですが、全国の主要コンビニ、JR東日本の主要駅、全国市町村が提供しているWi-Fiに接続でき便利です。こういった無料のサービスを展開するという方法もあります。

公衆無線LANにはデメリットも多い…

公衆無線LANにはWiMAXにはないデメリットが多いことも覚えておかなくてはなりません。前述したように、「Wi-Fiが設置された場所でしか接続できない」点も、WiMAXと比較した場合のデメリットですが、その他にも主に以下のようなデメリットがあげられます。

●通信速度について
多くのユーザーで共有する公衆無線LANは、1つの回線契約を占有できるWiMAXと比較して通信速度が遅いことが多いです。スポットによっては、数百Kbps・数Mbps以下のこともあります。

●セキュリティについて
公衆無線LANは暗号化されていないこともあります。また暗号化されているとはいえ、暗号化を行うためのパスワードは共通。そのため「全員で共有の鍵をかけている」のと同じで、その暗号さえわかれば簡単にデータの盗み見ができてしまいます。ビジネスなど、セキュリティを気にしなければならない利用ではあまりおすすめできません。

●Wi-Fiスポットで必ず接続できるとは限らない
スポットによってWi-Fiルーターが設置されている場所がまちまち。たとえばスターバックスでも「2階の席はつながるのに1階だとつながらない」なんてこともあり、かえってWiMAXの方がよくつながる、ということもしばしばです。

【結論】基本的には公衆無線LANオプションは解約してもよい

GMOとくとくBBのWi-Fi(公衆無線LAN)オプションは、WiMAXの電波が届かない場所でインターネット接続ができる可能性がある、というメリットはありますが、通信速度やセキュリティの面で完全にWiMAXの代替えになるものではありません。

また無料の公衆無線LANサービスを活用したり、Wi2 300の短期利用プランを契約したりすることもできます。これらの点から、GMOとくとくBBのWi-Fi(公衆無線LAN)オプションは、解約してしまってもかまわないでしょう。

ただし最大2ヵ月は無料なので、あらかじめこのオプションが使えそうなスポットをホームページで検索してみて、数カ所試しに使ってみてもよいですね。その上で「ここはWiMAXの電波が届かないし使ってみてもいいかもな」というスポットが多くあるなら継続してもよいでしょう。

逆に「できるだけ安く使いたい」なら、上述の通り代替えの無料サービスも探せばいろいろありますし、迷わず解約することをおすすめします。

GMOとくとくBBのWi-Fi(公衆無線LAN)オプションの解約方法は?

Wi-Fi(公衆無線LAN)オプションは、GMOとくとくBBがユーザーに提供する会員専用ページ「BBnavi」から簡単に解約が可能です。「サービス・オプションの削除・解約」というページに解約のメニューがあるので、そこでキャンセルボタンをクリックするだけですみます。

まとめ

GMOとくとくBBのWi-Fi(公衆無線LAN)オプションは、WiMAXの電波が届かない場所でインターネット接続できる可能性があるといったメリットはあるものの、通信速度やセキュリティなどデメリットも多い上に、代替となる無料・短期利用のサービスも豊富にあります。そのため「少しでも安く使いたいな」ということであれば、解約してしまってかまいません。気になるようであれば、最大2ヵ月ある無料期間中に、近くで対象のWi-Fiスポットを探してみて試しに使ってみるのもよいでしょう。それから解約か継続するか決めても遅くありません。