とくとくBBの解約は、契約更新月か否かによって手続き方法が違うなど、あらかじめ確認すべき情報が複数あります。手続きを誤ると、違約金を支払わなければならなくなって、損になることも。ここではとくとくBBを解約する際に知っておくべき知識をまとめて解説。スムーズに損なく解約するためには、この記事を参考にしてください。
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契約更新月か否かで解約方法が違う
WiMAX2+は2年間契約が基本となっています。2年毎の契約更新月以外では違約金(契約解除料)が発生。キャッシュバックをもらう契約か、月額大幅割引の契約かで違約金の額が以下の通り異なります。
– | キャッシュバック適用 | 月額大幅割引適用 |
契約1~12ヵ月目 | 24,800円 | 19,000円 |
契約13~24ヵ月目 | 14,000円 | |
契約25ヵ月目
(契約更新月) |
0円 | 0円 |
契約26ヵ月目~ | 9,500円 | 9,500円 |
そうして、とくとくBBのWiMAX2+サービスの解約は、契約更新月か否かで方法が異なるので注意しましょう。以下、それぞれの解約方法を解説します。
GMOとくとくBBの解約方法(契約更新月での解約の場合)
契約更新月であれば、会員向け専用オンラインページ「BBnavi」から解約手続きが可能。書面での手続き方法もありますが、こちらの方が手間はかかりません。
BBnaviでの手続きも簡単。BBnaviへログインし、「サービス・オプションの削除・解約」をクリックします。その後、解約対象のサービスの右にある「削除」ボタンをクリックするだけで完了。とくとくBBで契約する全てのサービスを解約する場合も、(WiMAX2+のみの契約ならこちら)画面右下にある「解約」ボタンをクリックすればOKです。
「解約」ボタンが表示されない場合は?
契約更新月でない可能性があります。BBnaviの「現在ご利用中のサービス」から契約更新月がいつか確認しましょう。BBnaviからの解約は、契約更新月の前月21日から20日まで可能です。それ以外は以下「契約更新月以外での解約の場合」を参考にしてください。
GMOとくとくBBの解約方法(契約更新月以外での解約の場合)
まずこの方法をえらぶ場合は、上述の違約金がかかることになるので注意しましょう。なお契約更新月が少し後であれば、契約更新月まで待った方がお得です。月額料金と契約更新月までの期間、発生する違約金の額を照らし合わせてご自分の契約で計算してみてください。
契約更新月以外に解約する場合は、専用フォームもしくは電話でとくとくBBへ連絡する必要があります。それぞれの連絡先は以下の通りです。
■専用フォーム
https://help.gmobb.jp/app/ask/
■電話
0570-045-109
※事務手続きの受付は平日10時~19時まで
※音声ガイダンスに従い、2→2の順ですすみます。
※混みあう時間帯は、以下公式サイトで確認可能です。
https://help.gmobb.jp/app/ask/
解約上の注意点
契約更新月以外の解約では違約金が発生
繰り返しになりますが、契約更新月以外に解約すると違約金が発生します。自分の契約で、契約更新月がいつなのか確認しましょう。契約更新月はBBnaviログイン→「現在ご利用中のサービス」で確認可能です。
【超重要】解約の締め日は毎月20日まで
これがもっとも重要な注意点。当月での解約は月末までに行えばよいわけではありません。解約の締め日は毎月20日まで。つまり、前月21日から当月20日までが、当月解約が可能な期間となります。当月21日以降は、翌月以降での解約扱いになってしまうので注意しましょう。
解約月が遅れると、その分だけ余計に月額料金が多くかかってしまうことに。さらに契約更新月であれば、解約月がずれて9,500円の違約金も発生してしまうことになるので十分に注意しましょう。
キャッシュバックは受け取ったか
キャッシュバックキャンペーンをえらんだ場合、契約してから約1年後に平均3万円ものキャッシュバックがもらえます。
特別な理由がない限り、できればこのキャッシュバックをもらってから解約した方がよいですね。その前に解約してしまうと、その3万円分も損したことになってしまいます。
SIMカードの返却が必要(WiMAX2+端末の返却は不要)
WiMAX2+端末は返却の必要がありませんが、SIMカードはとくとくBBへ返却する必要があります。返却方法に関しては以下URLを参考にしてください。
https://help.gmobb.jp/app/answers/detail/a_id/15008
SIMカードが返却されない場合、「SIM損害金(3,000円)」を請求される可能性があります。SIMカード郵送にかかる費用もユーザー負担です。
メールアドレスが使えなくなる
とくとくBBでは、契約ユーザー向けに専用のメールアドレスを提供しています。Gmailやヤフーメールなどのフリーメールを使っているユーザーも多いかもしれませんが、仮にこのメールアドレスを使っていた場合は、とくとくBB解約でこのメールアドレスも削除され使えなくなるので注意しましょう。
逆にいえば、とくとくBBのメールアドレスを残すためには、とくとくBBの契約も継続しなければいけないので、フリーメールへ移行しておくとよいですね。
(参考)機種変更と再契約とどっちがお得?
契約21ヵ月以上なら事務手数料(3,000円)のみで機種変更が可能
とくとくBBのWiMAX2+では、契約してから21ヵ月経過していれば、事務手数料(3,000円)を支払うのみで最新の端末へ機種変更が可能。仮に新しい端末が欲しくて現在の契約を解約することを検討しているなら、機種変更を検討してもよいかもしれません。
乗り換えより再契約の方が安い
機種変更を検討しているということは、WiMAX2+自体は今後も継続して利用する意思があるということですね。ただし、とくとくBBで機種変更をするより、再契約をした方がはるかにお得。以下その理由を説明します。
まず機種変更をする場合は手数料として最初に3,000円、月額費用は4,263円です。一方とくとくBBを再契約する場合、キャッシュバックキャンペーンは適用不可。その代わり、以下リンクから契約すると、月額大幅割引のキャンペーンを適用できます。
このキャンペーンで契約すると、端末代は無料ですから契約にかかる費用は事務手数料3,000円のみ。機種変更の手数料と同額です。一方、月額費用は3,344円(契約1~2ヶ月目は2,590円)となり、機種変更をするより900円/月以上安くなります。そのため、当サイトでは基本的に現在の契約を解約→再契約をおすすめします。
※月額大幅割引でも、契約から25ヵ月目以降は月額4,263円
ただ、ここで「基本的に」と言ったのは、契約更新月以外の解約は上述の通り違約金が発生するため。違約金が9,500円なら、とくとくBBを再契約して11ヵ月以上経過すればもとはとれます。しかし契約から24ヵ月以内で違約金が24,800円ならもとはとれません。契約更新月を待ってから再契約した方がお得です。
まとめ
とくとくBBでは、契約更新月以外はオンラインで解約手続きができなかったり、21日以降に解約を申し込むと翌月解約の扱いになったりします。とくとくBBを解約するときは、これらの情報に気をつて、損をしないようにしましょう。またとくとくBBで機種変更をするより、現在の契約を一旦解約して再契約した方がオトク。「手続きが面倒だな」という以外は、再契約がおすすめです。