WiMAX端末をなくしたときにすべきことや、新しい端末を入手する方法をまとめて紹介。端末をなくしてしまったときは焦らず、ここでまとめた内容に基づき落ち着いて対応するようにしましょう。
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まずはプロバイダへWiMAX回線停止の連絡を
WiMAX端末の紛失や盗難で、もっとも怖いのは悪意のある第三者に不正利用されてしまうこと。WiMAX2+は定額制のサービスなので、第三者に使われて高額な従量料金が発生してしまうといったことはありませんが、犯罪などにトラブルに巻き込まれないとも限りません。
「IDとかパスワードがバレなければ使えないんじゃない?」と考える方もいるかもしれませんが、残念ながらそれは違います。WiMAX端末用のID及びパスワードは、仮に本体にそれを書いたシールなどが貼っていなくても、端末の操作にくわしいユーザーなら簡単にわかってしまうのです。
そのためWiMAXの端末の紛失・盗難が判明した場合は、まずプロバイダのカスタマーセンターに電話して回線停止してほしい旨の連絡をしましょう。第三者に不正に使われるのを防ぐことができます。WiMAX端末が見つかったら、利用再開の手続きもカスタマーセンターが対応してくれます。
深呼吸してWiMAX端末を改めて探してみる
回線停止が終わったら、深呼吸して冷静になってからもう一度周囲を探してみましょう。失くした、と思っても案外近くにあったりするものです。WiMAX端末が近くにあって、なおかつ電源が入っていれば、スマートフォンやPCの無線LANの電波受信状況で確認できます。
- 【参考】無線LANの電波受信状況を確認する方法
- <Windows>画面右下の電波マークをクリックすると確認可能
- <Android>設定(歯車マーク)→Wi-Fiの順でタップすると確認可能
- <Mac OS>「アップルメニュー」→「システム環境設定」→「ネットワーク」→「Wi-Fi」とすすんだ後、ネットワーク名にて表示可能
- <iOS>設定→Wi-Fiの順にタップすると確認可能
あとは基本的なことですが、もう一度バックや洋服・コートなどに入っていないか確認してみると見つかることもありますよね。落ち着いて、どこをどう移動したときに失くしたのか思い返してみるのも有効。いつどこでなくしたのかわかれば、そこへ問い合わせるなどして、WiMAX端末が見つかるかもしれません。
どうしても見つからなければ警察へ届ける
WiMAX端末を探してもどうしても見つからないなら、最寄りの交番や警察署で紛失届を出しましょう。すでに警察になくした端末が届けられているかもしれませんし、仮に今後見つかった場合、紛失届を出していれば受け取りもスムーズです。
なお警察から紛失したWiMAX端末を受け取る際は、それが自分のものだと客観的に証明できないとすぐに返してもらえない可能性もあります。そのWiMAX端末の電波を使って手元のスマートフォンなどがインターネット接続できれば、それも1つの証明になりますが(ID/PWは端末ごとにユニークなはずなので)、それを警察署で説明するのも手間かもしれません。
WiMAX端末の裏などに、ちょっとしたシールやマスキングテープなどを貼っておくと、警察の職員にそれが自分のものだと分かってもらいやすいですね。
紛失したら新しいWiMAX端末はどう手に入れる?
基本的には現在の契約を解約して新しく契約し直す
WiMAX端末が紛失したり盗難にあったりして、もう戻ってこないのであれば基本的には現在の契約を一旦解約しなければなりません。(契約中のプロバイダから、新しい端末が提供されることはないようです)くわしくは後述しますが、仮に端末補償に加入していても、紛失・盗難までカバーされていない可能性が大きいです。
ただし契約更新月以外の解約では、以下にあげる違約金(契約解除料)が発生してしまうので注意して下さい。
端末が手元になく使えない契約を残していても意味がありませんから、解約して違約金を払うしかないですね。ただ、たとえば契約から25ヵ月目であれば、あと少し待てば違約金が0になりますから少し待つようにしましょう。このように解約の時期によっては、負担を減らせる可能性もありますから、自分の契約に照らし合わせて計算してみてくださいね。
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紛失だとWiMAXの白ロム端末を購入しても使えない…
Amazonなどのネットショップでは、どのプロバイダでも使えるいわゆる白ロムのWiMAX端末が販売されていることもあります。もちろん、これらの端末はプロバイダのサポート外ですが、安価に最新機種を入手できるので好んで利用するユーザーもいます。
ただ、WiMAX端末がなくなってしまった場合には、白ロムの端末を使うことができないので注意しましょう。なぜなら、なくなった端末の中に、接続に必要なSIMカードが挿入されているためです。SIMカードなしではWiMAX端末があっても使うことができません。
WiMAXの端末補償について
WiMAX2+のプロバイダの中には、端末が故障した際に修理料金を負担してもらえる端末補償のオプションを提供しているところがあります。しかし紛失や盗難の場合は、このような端末補償が適用されない可能性が強いので注意して下さい。補償の条件にその旨記載されている筈ですので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
当サイトで確認する限り、WiMAX2+サービスの元祖「UQ WiMAX」の有料オプション「端末補償サービス」(380円/月)では、端末が故障・破損した際だけでなく、紛失・盗難の際も交換用の端末を電話一本で届けてくれるようです。安心・安全にWiMAX2+サービスをえらぶのであれば、こういったオプションのあるプロバイダをえらんでもよいかもしれませんね。
まとめ
WiMAX2+が紛失・盗難でなくなってしまった際は、速やかに回線利用停止の手続きをするようにしましょう。その後、落ち着いて探したり警察署へ紛失届を提出したりすることで、案外端末が見つかることもあります。
仮に何をしても端末がみつからなければ現在の契約を解約して、新しくWiMAX2+を契約し直さなければなりません。端末補償に加入していたとしても、修理代金は補償されても、紛失・盗難の際の機器の再提供が行われない可能位が高いです。