光回線でもマンションタイプでは思うような通信速度がでないこともあります。ここでは、ユーザーの評判を紹介するとともに、WiMAX2+を使うことで改善する可能性があることを解説しています。マンションでの光回線利用でストレスを貯めている方、これからの導入が不安な方はこの記事を参考にしてください。
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マンションタイプの光回線が遅いという評判が多い…
マンションタイプとはいえ、光回線の通信速度は安定して速い ? そう考えているユーザーは多いのではないでしょうか。わたし自身もその1人で、以前はマンションタイプの契約を検討していたこともあります。
もちろん(戸建に及ばないとはいえ)、100Mbps近くもしくはそれ以上の通信速度がでる、といった声もみかけますし、どちらかと言えば、そういった評判の方が多い印象です。ところが中には、「本当にこれがブロードバンドの代名詞の光なのか?」と疑わざるをえないような以下のような評判も見逃せないほど散見しており…。
我が家の固定光回線速度が相変わらず遅すぎてハゲそう。2Mbps 程度しか出ないなら固定の意味が全然ナス。早いとこニューロに乗り換えられんかな。マンションに設備を置いてくれるかまだ分からんのだけれども。
— いのつち (@itatyo) July 1, 2017
うちの光回線マンションタイプは空いている時間帯なら20〜30Mbps出るだけど、混んでると、数Mbpsまで落ちる。
レンタルしたWiMAXの方が下スピードは安定して高いですね。
上りスピードは光回線が安定して高いですけど。 pic.twitter.com/Cs6ULrmS9R— 清水了|『清水WEB制作』代表 (@ssiR01) March 18, 2017
kinさんと律ちゃんが某光マンションタイプの闇に呑みこまれてる(ヽ'ω`)流石に一桁Mbpsは闇でしょ
— inno. (@toho_innocent) June 8, 2016
最近ネットの速度が遅すぎて計測してみたら1Mbps以下なんだがこれは、フレッツ光マンションタイプこれは。。。東京都区内なんだけどこれは。
— 坂下テスタ。 (@Sakashita_Testa) April 17, 2017
光回線にして数Mbps未満、ましてや1Mbps未満というのは辛いですよね…。
それならWiMAX2+の方が速いかも?
WiMAX2+ギガ放題プランは、高速なモバイル通信が月間データ通信量無制限で利用できるサービス。固定回線の代わりに利用するユーザーも多いです。無線のモバイル回線なので、通信速度は環境によって大きく異なりますが、わたしが普段使う分には遅くても10Mbps程度、通常は数十Mbpsクラスの通信速度を記録しています。
またわたしが使っている範囲では、多くのインターネットの通信速度がよく遅くなると言われる昼や夜の時間帯にも、特別通信速度に差がでることもありません。(中には夜に遅くなるという声もあるのは事実です。)
つまり環境によっては、WiMAX2+を使った方が速い可能性があるということです。モバイル回線が光回線より速い、というのは一般的には考えにくいですが、仮に自宅の光回線が何をしても遅いのなら十分にその可能性はあります。
ちなみにわたしは、自宅にCATVのインターネットを敷いており、普段は数十Mbps程度の通信速度で利用できています。(それでも光回線と比較すると遅いですが…)
ただ、深夜にインターネットを使っていると、まれに1~2Mbps、もしくはそれ以下に通信速度がおちることがあり、そのときはWiMAX2+に切り替えて利用しています。通信速度が数十Mbpsに改善するので、我が家では優秀な代打として自宅でも活躍中です。
マンションタイプの光回線からWiMAX2+に乗り換えるメリット
通信速度が劇的に改善する可能性がある
前述の通りですが、仮に自宅のマンションタイプの光回線の通信速度がびっくりするくらい遅いのであれば、WiMAX2+に乗り換えることで劇的に速くなる可能性もあります。試す価値は十分にあるでしょう。
初期費用がそもそも安い
WiMAX2+は他のモバイル通信と比較しても、初期費用が安いのが魅力。他モバイル通信では数万円超することがあるWi-Fiルーターが、WiMAX2+では多くのプロバイダから0円で購入可能です。
そのため、結果的に契約するにあたって必要な初期費用は、事務手数料3,000円だけになることがほとんど。これなら、音楽のアルバム1枚分くらいの値段なので、それほど負担ではないですよね。
ちなみに月額費用はプロバイダによって異なりますが、3,400円~4,400円程度。また月額4,000円超のプロバイダでも、2~3万円のキャッシュバックをすることがあり実質的にお安くなります。
工事が不要、引っ越しも手間がない
WiMAX2+はモバイル回線の一種なので、回線工事は不要です。そのため申し込んでから使えるようになるまでもスピーディで、プロバイダによっては申込即日にWi-Fiルーターを配送してくれるので、それが届けばすぐに使えるようになります。
もちろん、引っ越しをするからといって面倒な手続きはいりません。Wi-Fiルーターを新居に持っていけば、それだけで利用可能です。
外に持ち出して利用することもできる
基本的にはモバイル通信のためのサービスなので、バッテリー搭載のモバイルWi-Fiルーターをえらべば、自宅だけでなく外に持ち出して利用することも可能。高くなるばかりのスマートフォンのデータ通信料金に悩んでいる場合は、WiMAX2+の回線を使うことで節約してもよいでしょう。
WiMAX2+に乗り換える際はこんな注意点も…
電波が届かないことも…
WiMAX2+は無線の通信なので、鉄筋コンクリートが障害物となって電波が届かず使えなかったり、電波状況が悪くて思うように通信速度がでなかったりすることもあります。マンションの光回線と比較して、必ず改善することを約束することは残念ながらできません。なお窓際にWi-Fiルーターを設置すると、改善することが多いようです。
3日間10GBの速度制限がある…
WiMAX2+ギガ放題プランは月間データ通信量無制限のサービスですが、速度制限が全くないわけではありません。回線の混雑を予防するために、以下ルールが設けられています。
ただし、大手の携帯キャリアでも月間20GB・30GBのデータ通信量の使用で、月末まで最大128Kbpsという低速な通信を強いられるのと比較すれば圧倒的にゆるやかな制限です。その半分近いデータ通信量を3日間という短期間で使い切らないと抵触しないわけですから。
WiMAX2+を固定回線の代替えとして多くのユーザーが利用できているのも、速度制限のルールがきびしくないことも要因といえるでしょう。10GBといえば、膨大なデータ通信量を消費するYouTubeのHD画質の動画を1日4時間以上、3日間連続で見続けないと消費できません。(インターネットの閲覧ぐらいなら、仮にこの倍の時間使っても速度制限に抵触しないでしょう)
そのためわたしは知人に、「余程へヴィな利用をしない限り、1日4時間ぐらいの利用ならWiMAX2+を固定回線代わりに使ってもまず速度制限に抵触しないよ」と伝えるようにしています。
WiMAXの方が本当に速いか不安な場合はこんな方法も
TryWiMAXの無料体験で試してみる
WiMAX2+には、TryWiMAXという15日間無料体験のシステムが用意されています。運営しているのは、WiMAX回線の提供元であるKDDI系のUQコミュニケーションズ。自宅にWi-Fiルーターが送られてくるので、ゆっくりとためすことができます。
自宅のマンションだけでなく、Wi-Fiルーターを持ち歩いて外出先でどのくらいの通信速度がでるのか試してみるのもよいでしょう。無料だからといって申込後にしつこい勧誘があるわけでもありません。(私がTryWiMAXを利用した際は、UQコミュニケーションズから1度だけ使用に関するアンケートと簡単な案内がありましたがそのくらいです。)
20日以内キャンセルのあるとくとくBBを申し込む
3万円という高額なキャッシュバックをすることで人気を集めているとくとくBBでは、申込から20以内なら解約時の違約金がかからないというシステムを採用しています。
無料体験ではないので、契約時の事務手数料3,000円とそれまでに使った日割の料金はかかってしまいますが、Try WiMAXが面倒ならとくとくBBをえらぶ方法もあります。
まとめ
光回線でもマンションタイプでは数Mbps未満、ひどい場合は1Mbps未満の通信速度でしか使えないことがあるようです。そんな際は、月間データ通信量無制限で利用できるWiMAX2+にすると、自宅のネット環境が大幅に改善することもあります。電波が届くか思うような通信速度がでるか不安な場合は、TryWiMAXの無料体験で事前に試すことも可能です。