WiMAX→WiMAX2+機種変更のお得なキャンペーンから、メリット・デメリットまでまとめて紹介。
WiMAX2+への切り替えの際は、ここであげた情報をまず整理してから判断しないとあとで後悔することになります。
Contents
WiMAX→WiMAX2+の機種変更とは?
WiMAXの日本でのサービス開始は2009年7月ですが、2013年10月に高速化したWiMAX2+の提供が始まりました。
2017年6月現在、WiMAXの最大通信速度は13.3Mbps、一方のWiMAX2+の最大通信速度はその30倍以上の440Mbpsです。
WiMAXからより高速なWiMAX2+サービスへ乗り換えることを、「WiMAX→WiMAX2+の機種変更」と言います。
現在利用中のWi-Fiルーターは、WiMAX2+へ乗り換えることによって専用の機種と取り換えることになります。
キャンペーンでお得に機種変更可能
多くのプロバイダでは、WiMAX2+へお得に乗り換えられるキャンペーンを展開しています。
このキャンペーンを使うと以下3つの特典を利用可能。お得にWiMAX→WiMAX2+へ機種変更できます。
- WiMAXの契約解除料がかからない
- WiMAX2+のWi-Fiルーター代が無料
- 最大2年間はWiMAXの月額料金のままWiMAX2+が使える
当サイトで確認したところ、この機種変更は、WiMAXの元祖「UQ WiMAX」や月額最安級のBroad WiMAX、高額キャッシュバックを行うことで有名なとくとくBBをはじめ、BIC WiMAXなどの家電量販店系のプロバイダ、@nifty・so-net・BIGLOBEといった大手でも対応しています。
WiMAX・WiMAX2+の比較表
WiMAX→WiMAX2+の機種変更をするか否かの判断をする際の参考までに、両サービスの比較表を以下に記載します。
WiMAX→WiMAX2+機種変更のメリット
通信速度が高速に
乗り換えのメリットは何といっても、WiMAXと比較して圧倒的に高速な通信を利用できるようになること。
ユーザーレビューをみるとWiMAXは現時点で速くても数MbpsクラスのようですがWiMAX2+は電波状況さえよければ数十Mbps ~100Mbps超の通信も可能です。
私の環境でも、ほぼ常時30~50Mbpsの通信速度を計測しています。
これだけの通信速度があれば、大容量のファイルのダウンロードはさくさく。
もちろんハイビジョン以上の高画質な動画も快適に鑑賞できます。
最新のWi-Fiルーターが利用できる
WiMAX2+に乗り換えることで最新のWi-Fiルーターが利用できるようになります。
WiMAX用のWi-Fiルーターと比較するとタッチパネルでの操作に対応したり、CA・4×4 MIMOといった通信品質を高める技術に対応したりと品質は各段に上がっています。
またスマートフォンのようなタッチパネル操作に対応した機種も増え、より操作が簡単になりました。
WiMAX用のWi-Fiルーターは、バッテリーの持ちが悪くなるなど新品の頃と比較すると調子は悪くなっているでしょうし、今後機種の交換も難しい筈です。
新しいWi-Fiルーターに切り替えたほうが、快適にモバイル通信を楽しめるようになるでしょう。
提供エリアがひろくなる
サービスリリース当初はWiMAXにしか対応していないエリアが多かったものの、基地局の数ではすでにWiMAX2+がWiMAXを上回っており、WiMAX2+にしか対応していないエリアもでてきています。
さらに今後もWiMAX2+は基地局をさらに増やし、提供エリアは広がっていくことでしょう。
WiMAXは将来的にサービス終了に
WiMAXは2016年5月に新規販売を停止。
なお現時点で利用しているユーザー向けのサービス提供も明確な予定は公開されていませんが、将来的にサービス終了になります。
サービス終了直前に慌てるよりも、乗り換えておいた方がよいでしょう。
WiMAX→WiMAX2+機種変更のデメリット
比較表にも記していますが、WiMAX→WiMAX2+への機種変更はメリットばかりではありません。
以下にあげるデメリットには注意が必要です。
速度制限に関して
WiMAXには速度制限のルールはありません。
たいしてより高速となったWiMAX2+では、以下内容の速度制限のルールが設定されています。
残念ながら、この速度制限はユーザーにとってサービスの品質低下と言わざるを得ませんが、WiMAXの時代から通信速度は飛躍的にあがったことに加えユーザー数も増えたことで、なにがしかのルールを設けないと回線の混雑を防げないレベルになったということなのでしょう。
ただこの数字をよく見ると分かりますが、WiMAX2+のこの速度制限は非常にゆるいものです。
大手携帯キャリアや格安SIMのデータプランでは月間20GB・30GBの大容量プランを扱い始めていますが、WiMAX2+の場合はたった3日で10GBを使い切らないと速度制限にかからないわけです。
また10GBあれば、例えばYouTubeのHD画質なら約13時間(1日あたり約4.3時間)視聴しないと消費できません。
この速度制限に抵触するユーザーは、少ないでしょう。
また仮に抵触しても、概ね1Mbpsの通信速度で利用できるため、表にある通りYouTubeの標準画質の動画を鑑賞したりウェブ閲覧したりするくらいは、速度制限前とほぼ同様に行うことができます。
LINEやTwitter・Facebookなどの利用は言うまでもありません。
提供エリアについて
提供エリアは2017年6月現在、すでにWiMAX2+の方がWiMAXより広くなっています。
ただしエリアによってはWiMAXにしか対応していないので注意して下さい。
たとえば以下URLでは、WiMAX2+回線の提供元「UQコミュニケーションズ」により地下鉄・私鉄でのWiMAX・WiMAX2+の対応状況が公開されています。
http://www.uqwimax.jp/area/use/subway/
2017年6月時点では、つくばエクスプレス・神戸市営地下鉄などはWiMAX2+にしか対応していない一方で、相模鉄道はWiMAXのみに対応。
東京メトロに関しては、WiMAXは対応完了となっているのに対して、WiMAX2+は「エリア拡大中」と記載されており、詳細にみると残念ながら多くの駅でWiMAX2+に対応していなことがわかります。
WiMAX2+の提供エリアについては、以下URLで詳細な情報が掲載されているので不安であればあらかじめ確認するとよいでしょう。
もしくは、Try WiMAXという無料体験のシステムがあるので活用してみるのもおすすめです。
違約金(契約解除料)について
WiMAX・WiMAX2+共に、最もよく使われるプランは2年契約であることはかわりませんが違約金が違います。
表にある通り契約から25ヵ月目までに解約する際の違約金は、WiMAXよりWiMAX2+の方が高くなっています。
切り戻しはできない
一旦WiMAX2+へ移行すると、WiMAXに戻ることはできません。
WiMAX2+への移行は慎重に行うようにしましょう。
デメリットはあるがWiMAX2+がおすすめ
速度制限や違約金といったデメリットがあるものの、はるかに高速なモバイル通信を性能の高い新品のWi-Fiルーターで使えるようになるWiMAX2+への乗り換えはおすすめ。
WiMAXは将来的にサービス終了しますし、乗り換えのためのお得なキャンペーンを展開しているのも魅力です。
どうせ同程度の月額料金なら、より高速で快適な通信サービスを使いたいですよね。
プロバイダの乗り換えも検討しよう
WiMAX→WiMAX2+への機種変更に関しては、同じプロバイダ内で手続きするのではなく、プロバイダを乗り換えることで機種変更を実現する方法もあります。
契約更新月以外なら違約金が発生してしまうデメリットはありますが、高額なキャッシュバックや低価格な月額料金でお得になることも。
そして乗り換え先として、おすすめするのはとくとくBB。
3万円という業界最大級のキャッシュバックを行うことで知られるWiMAX2+プロバイダです。
とくとくBBなら、お得にWiMAX2+を利用することができます。
まとめ
WiMAXからWiMAX2+へ機種変更することで、飛躍的に高速となる上に、性能の高いWi-Fiルーターが使えるようになるため、さらに快適なモバイル環境を手に入れることができます。
機種変更をうながすためのお得なキャンペーンも展開中。
また、プロバイダを乗り換えることにより、さらにお得に機種変更を実現できるので、あわせて検討するとよいでしょう。