WiMAX2+の通信速度や使い勝手をユーザー目線で徹底レビュー!

モバイル通信サービスで重要なのは通信速度。

WiMAX2+なら月間データ通信量が無制限な上に、ちょっとした固定回線にも負けないような通信速度が期待できるため、きっとサービスに満足されることでしょう。

速度制限のルールがあるものの非常にゆるいので、内容を丁寧にひもとくと余程ヘヴィな利用をしない限り心配することがないことがわかります。

Contents

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そもそもわたしがWiMAX2+をえらんだ理由

WiMAX2+を契約する前にわたしが契約していたのは、ソフトバンクの「パケットし放題フラット for 4G LTE 定額制」。

月間7GBのデータ通信量消費で月末まで最大128Kbpsまで低速化するプランです。

ただこのプランだと、大好きな歌手のMVなどをYouTubeのHD画質(1080p)でたった1本だけ視聴でも100MBというデータ通信量を消費してしまうので、いろいろ節約して使いストレスを貯めていました。

それに意外とデータ通信量を消費してしまっていたのがTwitter。

基本的に文字情報だけだろうと油断していたのですが、Twitterに埋め込まれた動画が自動再生されてしまい、20~30分没頭していただけで100MBに近いデータ通信量が泡と消えたため驚いた経験があります。

自動再生をオフにすればデータ通信量を節約できますが、今度は利便性がなくなります。

そこで、より快適にモバイル通信を使いたいということで月間データ通信量無制限のWiMAX2+を契約したわけです。

余談ですが、月額料金を節約するためにスマートフォンの契約もソフトバンクから格安SIM(OCNモバイルONE)に移行しています。

通信速度は実際このくらいだった! 実測値を公開

まずわたしはWiMAX2+に乗り換えて満足しています。

月間データ通信量を気にしなくてよかったのはもちろんのこと通信速度も上出来。

固定回線を持ち歩けるようになった快適さでした。

そして実際の通信速度は、わたしの環境では遅くとも10Mbpsの後半。

速ければ40Mbpsを超えることもしばしば。

格安SIMを利用していると、サラリーマンや学生が多くスマートフォンでインターネットを利用するランチタイムに通信速度が低速化するといわれますが(わたしのOCNモバイルONE契約でも1Mbps未満に)、WiMAX2+では以下のような通信速度です。

WiMAX2+ランチタイム通信速度・実測

WiMAX2+ランチタイム通信速度・実測

全く問題なく快適に使えています。

ちなみに動画サービス「Netflix」でハイビジョンを超える4K画質の動画を鑑賞するのに必要な通信速度は25Mbpsとのことですが、わたしのWiMAX2+の環境では4K動画も鑑賞できています。

この通信速度があれば、こんなことが使い放題に!

モバイル環境にデータ転送量を気にしないでよいWiMAX2+を導入したことで、外出先でもHD画質(1080p)の動画や映画などを、時間を気にせず鑑賞するようになっています。

コーヒーショップなどで、時間を忘れて映画をじっくり見るのも快適なもの。Twitterも自動再生に戻しました。

また以前はデータ通信量の消費がこわくてLINEやSkypeのビデオ通話をモバイルで使うのは避けていましたが、音声通話と同じような感覚で手軽に使うようになりました。

それにPCに保存されている大容量のファイルをGoogle Driveに保存しておいて、外出先のスマートフォンで何のためらいもなく参照するといったことも増えましたね。

それから外で撮影した写真は自動的にクラウドへアップするように設定しています。

この環境はもう手放したくありませんね。

速度制限はこわくない?

WiMAX2+ギガ放題プランは月間データ通信量が無制限ですが、ネットワークが混雑するのを避けるために、以下速度制限のルールがあります。

WiMAX2+速度制限

WiMAX2+速度制限

ただこの速度制限はご覧の通り非常にやさしい。

わたしが解約した後にソフトバンクが売り出し始めたギガモンスターでは月間20GBの大容量が売りですが、WiMAX2+ではその実に半分のデータ通信量を3日間で消費しきらないと、速度制限が実行されない計算です。

わたしはWiMAX2+を契約してから月間50GB~60GBのデータ通信量を消費することもありますが、このぐらいだと速度制限に抵触したことはありません。

たとえば以下のような利用をしても10GBのデータ通信量が消費しきれません。

3日間10GB使用例

3日間10GB使用例

いかがですか? こんなヘヴィな使い方をしても3日間で10GBの速度制限には抵触しません。

速度制限抵触時の通信速度は?

速度制限に抵触したらどのくらの通信速度になるか、の実験をしてみました。

とはいえ上述の通り普通に使っていれば、わたしが速度制限に抵触することはありません。

そこで意味もなく4K動画をWiMAX2+回線で流しっぱなしにするという荒業で、あえて1日で10GBを消費しました。

わたしが計測したところ、4K動画ではたった5分で0.5GBという超膨大なデータ通信量が消費されるので、2時間足らず流し続けてこの容量を消費します。

そんな努力のもとに速度制限に抵触させたところ、通信速度は0.9Mbps~1.1Mbps程度

3日間10GB速度制限時の通信速度

3日間10GB速度制限時の通信速度

ほぼ公式の発表通りの通信速度といえます。

この通信速度だとHD画質の動画鑑賞はかくかく止まってしまいますし、高画質な画像がたくさん掲載されたホームページは開くのに10秒~20秒かかってしまいます。

とはいえYouTube標準画質の動画は鑑賞できるので、スマートフォンであればあまり気になりませんし、PCで視聴する際も視聴に堪えないといったほどではありません。

またYahoo!のニュースなど文字メインのサイトであれば、比較的さくさく開くので気にならないですね。

WiMAX2+の通信速度に関する注意点

1GHz未満の低い周波数帯の電波を使うLTEと比較して、2.5GHzという高い周波数の電波で通信を行うWiMAX2+は高速な通信を使いやすい反面、直進性が強く障害物に弱い傾向があるのがウィークポイント。

屋外での通信は強いですが、屋内の奥まった場所では通信速度が遅くなることがあります。

たとえばわたしの環境では、自宅ならそれほど変わりませんが、よく行くファミレスやコーヒーショップで、窓から離れた席に座ると通信速度が半分くらいになったり、お店によっては残念ながら圏外になったりすることも。

そのためWiMAX2+をつかうことがわかっているときは、できるだけ窓際に近い席をえらぶようになりました。

これはWiMAX2+をえらぶときの宿命みたいなものです。

わたしがえらんだWiMAX2+のプランはこれ

WiMAX2+は幸いにも他の多くのモバイル通信のように、プロバイダやサービスによって通信速度の差がないのはメリット。

そのために料金を重視してより低価格なプランがえらばれる傾向があります。

中には2~3万円という高額なキャッシュバックキャンペーンを行うサービスなどもあります。

ただその場合キャッシュバックをもらうための手続きが面倒だったりもするので、根が面倒くさがりなわたしは、月額料金がストレートに安くて手間のないBroad WiMAXを契約しました。




月額4,000円を超えるサービスが多い中、Broad WiMAXの月額料金は3,411円(契約1~2ヶ月目は2,726円)。

しかもBroad WiMAXは最新機種も含めてWi-Fiルーターが無料で初期費用が無料のため、事務手数料3,000円のみで契約できるのがメリット。

明日アルバムCDを1枚購入するくらいの手軽さで契約できます。

さらにBroad WiMAXが他サービスと異なるのは「ご満足保証」というユニークな保証システムを提供していること。

WiMAX2+は2年縛りのサービスで、2年毎の契約更新月以外に解約すると9,500円以上の違約金が発生します。

しかしご満足保証を使うことでWiMAX2+の通信速度などに満足できなければ、LTEのモバイル回線やフレッツ光などライバルになるような他通信回線のサービスに違約金なしで移行できます。

無線の通信のサービスは環境次第で電波状況がルク使えないこともありますから、このように他回線に違約金なしで移行できるオプションが用意されているのは安心なものです。

また料金面以外にうれしいのは、Broad WiMAXは最短で契約した当日にWiMAX2+用のWi-Fiルーターを配送してくれる点。

サービスによっては数日から長くて2週間くらいかかることもあるので、早く使えるのはうれしいですよね。



まとめ

WiMAX2+は高速な通信速度を期待できるモバイル通信サービスであり、電波状況が良好なら数十Mbps超も記録します。

その上、月間データ通信量が無制限で3日間10GBの速度制限は余程のヘヴィユーズでない限り影響ありません。

外出先で高画質な動画をデータ通信量を気にせず鑑賞したいなど、がっつりと快適なモバイル通信を楽しみたいならおすすめのサービスです。