WiMAXが突然圏外になる4つの原因と4つの対処方法

WiMAXを利用していると、さまざまな理由で突然圏外になりつながらなくなってしまうことがあります。

ここではその際の4つの原因を、確認すべき順番に解説。

その際のトラブルシューティングの方法や改善方法、さらにはインターネット接続できずに困らないための4つの対処方法も紹介しています。

この記事の内容を参考にすれば、WiMAXが突然圏外になっても、冷静に対応できるようになります。

Contents

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WiMAXが突然圏外になった際に考えられる4つの原因

WiMAXが突然圏外になり使えなくなると思わず慌ててしまう気持ちは分かりますが、確認するべきポイントは決まっているので落ち着いて対応するようにしましょう。

ここでは突然WiMAXで電波がつかめなくなった際の4つの原因を、疑うべき順から紹介します。

原因1:Wi-Fiルーターの一時的な不調

Wi-FiルーターもPCやスマートフォンのようにOSを搭載した一種の機器。

PCと同様に調子が悪くなることも。その際は、一旦電源を切って、改めて入れ直す(再起動する)だけで拍子抜けするほど簡単に改善します。

これでまた問題なく使えるようになれば、Wi-Fiルーターは問題ありません。

ただし頻繁に再起動をしないといけないようであれば、Wi-Fiルーターの故障を疑いましょう。

原因2:工事や障害が発生している

突然圏外になって使えなくなってしまったのであれば、障害が発生していないかも疑うべきです。

もちろん頻繁ではありませんが、まれに工事が行われることもあります。

工事情報・障害情報は以下URLから確認が可能です。

●工事情報
http://www.uqwimax.jp/information/construction/

●障害情報
http://www.uqwimax.jp/information/maintenance/

原因3:障害になるような建物が近所に増えた

WiMAX2+は高い周波数帯の電波を使っており、高速な通信を行いやすい反面、直進性が強く障害物をすり抜けにくい特長があります。

そのために、Wi-Fiルーターに届くまでに障害物にあたってしまうと電波が届かなくなってしまうのです。

この特長のために近所に高い建物が増えることで、WiMAXの電波が届きにくくなり突然圏外になってしまうことも。

このとき有効な対策として、Wi-Fiルーターの設置場所を変えてみることがあげられます。

窓際に設置した方が電波が届きやすいので、自宅や事務所などWiMAXを使う場所で電波が届きやすい場所をいくつか試してみるとよいでしょう。

障害物が原因で突然圏外になったのか切り分ける方法は?

近所に増えた高い建物が原因なのか、電波が目に見えるわけではありませんし、なかなか個人で特定するのは難しいのではないでしょうか。

そこでWi-Fiルーターをもって、今までWiMAX2+で接続できたことのある他の場所へ行ってみることがおすすめ。

もし仮にその場所で今まで通り接続できるのであれば、Wi-Fiルーターの不調や故障が原因である可能性は低いため、障害物が原因で突然圏外になった可能性が高くなります。

逆にそこでも圏外のままであれば、今度はWi-Fiルーターの故障が疑われます。

Wi-Fi接続でカバーする(Wi-Fi中継機を使ってみる)

Wi-Fiルーターの設置場所をかえることで、今度はWi-Fiルーターの設置場所とインターネットを使いたい場所が離れてしまう場合があります。

そうなるとWiMAXの電波が届いても、今度はWi-Fiの電波が届かなくなりインターネットに接続できなくなることが考えられます。

その場合は、Wi-Fiの電波を中継して遠くまで届きやすくする機器の購入を検討してもよいのではないでしょうか。

Wi-Fi中継機はAmazonなどで数千円程度で購入できます。

原因4:Wi-Fiルーターの故障

原因1~原因3が当てはまらないにも関わらず、突然圏外になった場合はWi-Fiルーターの故障を疑いましょう。

原因3の項でも書きましたが、その切り分けとして今まで問題なく使えていた他の場所でWi-Fiルーターの電源を投入し、圏外になるか否か確かめてみるのもおすすめ。

もし、どこでWi-Fiルーターの電源を入れても圏外のままであれば、強く故障が疑われます。

Wi-Fiルーターの修理はどこに依頼すればよい?

WiMAXの回線を扱うのはKDDI系のUQコミュニケーションズ株式会社であり、Wi-Fiルーターの故障が発生した際には、一般的には近くのauショップで修理の受付をしてくれます。

ただし、えらぶ機種や契約から経過した期間や利用のオプションの種類によっては、auショップ以外で受け付ける場合もあるので気を付けて下さい。

契約先のサポートセンターに事前に確認するのが無難です。

補償オプションの利用もおすすめ

Wi-Fiルーターの修理や交換には1~2万円の費用がかかってしまうことも。

WiMAX2+プロバイダでは、月額数百円程度で修理費用を負担してくれるオプションがあるので、不安であれば保険代わりに加入しておいてもよいでしょう。

多いのは月額500円で修理費用を全額補償してくれるというオプション。

プロバイダによっては水漏れによる故障まで補償してくれることもあります。

またWiMAX2+サービスの元祖「UQ WiMAX」では、仮にWi-Fiルーターが故障しても電話一本で同じ機種を発送してくれる「端末補償サービス」(月額380円)で提供中。

こういったオプションの有無でプロバイダを決めてもよいですね。

突然圏外になった場合の4つの対処方法

ここでは、突然WiMAX2+が圏外になりインターネットが使えなくなってしまい困ったときのおすすめの対処方法を4つ紹介します。

方法1:LTEオプションを使う

WiMAXのWi-Fiルーターの中には、WiMAXの電波が届かない際に、LTEでの接続に自動切替してくれる「ハイスピートプラスエリアモード」に対応した機種があります。

そういった機種をえらんでおけば、仮にWiMAXが圏外になってしまっても、LTEによるインターネット接続を継続することが可能。

ただしLTEによる接続を行うと、LTEオプション(1,005円/月)の料金が別途発生してしまうので注意しましょう。

(プロバイダによっては、契約期間を3年にすることでLTEオプションを無料にすることも可能)

またハイスピートプラスエリアモードで月間7GBのデータ通信量を消費すると、速度制限に抵触し、月末まで最大128Kbpsという低速な通信になってしまう点にも注意してください。

これはLTEによる通信だけでなくWiMAXの通信も対象となります。

対策2:公衆無線LANを使う

WiMAXによるモバイル通信が使えない際に、一時的に公衆無線LANによるインターネットを使うのもよいでしょう。

公衆無線LANの設置された店舗や駅などのスポットで、無料もしくは数百円程度でインターネットに接続することが可能です。

以下、おすすめの公衆無線LANサービスを2つ紹介するので参考にしてください。

・Japan Connected-free Wi-Fi
NTTグループ「NTTBP」による無料の公衆無線LANサービス。Android/iOS限定ですが、専用アプリを使って、大手コンビニ・飲食店や駅など全国15万のアクセスポイントで公衆無線LANに接続可能です。

・Wi2 300
日本で最も有名な公衆無線LANサービスの1つ。マクドナルドやジョナサンなど大手の飲食店をはじめとしてこちらも数多くのアクセスポイントを用意しています。月額362円のプランの他、6時間で325円などの短期利用プランもあります。

方法3:WiMAXの白ロムルーターを購入する

白ロムとは、プロバイダによらず使える機器のこと。

Amazonなどでは白ロムのWi-Fiルーターが数千円程度から販売されているため、場合によっては修理に出すよりも安くすむことがあります。

ただしこの方法は、プロバイダによる保障外なのでサポートをしてもらうことはできません。

そのことを了承の上で、安くすませたい場合は検討してもよいでしょう。

方法4:いっそのことプロバイダをかえてしまう。

Wi-Fiルーターの修理代金が高くつくなら、いっそのことプロバイダをかえてしまうのも1つの手です。

たとえば当サイトでおすすめしているBroad WiMAXならキャンペーン適用でWi-Fiルーター代含めて初期費用無料で契約が可能。

そのため契約にかかる費用としては事務手数料3,000円ですむ上に、Broad WiMAXなら高速な通信速度に対応した最新ルーターの対応が早いのも魅力です。

月額最安級(3,411円/月)なので料金は今お使いのプロバイダより安くなる可能性が高い上に、最短で申し込み即日で新しいWi-Fiルーターを配送。

翌日には利用できるようになるため、WiMAX2+を使えない期間を短くすることもできます。

まとめ

WiMAXはWi-Fiルーターの一時的な不調や故障、工事・障害、はたまた障害となる建築などが増えてしまったことなどにより、使っていて突然圏外になることもありえます。

ただし、きちんと順番通りにトラブルシューティングを行えば、だれでも簡単に原因を突き止めて改善することが可能です。

Wi-Fiルーターの故障だった場合、いっそのことプロバイダを乗り換えて最新機種に取り換えることもおすすめ。

Broad WiMAXなら月額料金が安くなる上に、わずか3,000円で乗り換え可能です。