WiMAX2+の実測速度は実際このくらい! 東京主要拠点で検証

WiMAX実測値

WiMAX実測値

WiMAX2+を契約する際に気になるのは実際どのくらいの通信速度が出るのか、ということですね。

ここでは、新宿・渋谷・東京駅周辺など東京のいくつかの主要拠点、また山手線車内で速度計測した結果をまとめています。

WiMAX2+を検討する際の参考にしてください。

Contents

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WiMAXの実測マップについて

モバイル通信のサービスをえらぶ際に気になるのは通信速度の実測値。

最大通信速度は、ホームページで確認することができますが、ベストエフォートなので実際にどれくらいの通信速度になるかは実際に使ってみないと分かりません。

その点、WiMAX2+では回線の提供元であるUQコミュニケーションズが、各地で通信速度を計測した結果を以下のような「実測マップ」を公開しています。

東京都の実測マップ(by UQ WiMAX)

東京都の実測マップ(by UQ WiMAX)

いかがですか? 光ファイバー並みに高速で、モバイル通信としては驚異的ともいえるのではないでしょうか。

といってもWiMAXユーザーの1人としてみると、ほんとにここまで速いかなという気がしてしまいます。

ただ個人的に計測しても、モバイル通信としては十分すぎる速度が記録されたことも事実です。

個人的に計測した結果

以下、私が個人的に計測した結果です。

WiMAX通信速度計測結果

WiMAX通信速度計測結果

UQコミュニケーションズの実測マップと比較すると大きな差があることは否めませんが、それでもHD画質の高画質な動画を鑑賞するのにも十分な通信速度。

このくらいあれば大容量のファイルの送受信をするのにも時間がかからず快適でしょう。

ちなみに格安SIMの場合は、多くのユーザーがモバイル通信を利用するランチタイムの通信速度が非常に遅いというのはよく言われていますが、上記表のとおりWiMAX2+では12:30時点での通信速度は33.75Mbps。

一方同じ場所で、格安SIMの中でも1・2を争うユーザー数を誇るOCNモバイルONEの回線を使って計測したところ0.52Mbpsでした。

実際WiMAX2+を使っていて、「ランチタイムは遅いな」と感じたことはありません。

山手線車内での計測結果

WiMAX2+は移動中でも、電波さえ届いていればネット接続が可能な技術。

電車やバスの中で、スマートフォンやタブレットをインターネットにつなげて過ごすユーザーも多いですよね。

そこで、ここでは山手線車内でのWiMAX2+の通信速度を計測してみました。

WiMAX・山手線・通信速度計測結果

WiMAX・山手線・通信速度計測結果

場所によっては建物に囲まれるなどして電波が弱いところもあるようでご覧の通り大きな差がありますが、今回の計測で最も遅かった6.13Mbps程度の通信速度があればYouTubeなどでHD画質のきれいな動画を鑑賞して過ごすこともできるでしょう。

これだけ通信速度がでれば、快適にインターネットを楽しめます。

とはいえ、これはあくまで電波が届けばの話。私が試した限りで、地下鉄の車内でのつながりやすさは残念ながら先行するLTEに遠く及びません。

WiMAX2+の電波が届く地下鉄のホームはあるものの、ホームから離れるとつながらなくなってしまうことが多いようです。

この点は、WiMAX2+に改善してほしいところですね。

速度制限時の実測は?

WiMAX2+では月間データ通信量無制限のギガ放題プランでも、回線の帯域がいっぱいになってしまうのを防ぐ目的で、以下内容の速度制限が行われます。

WiMAX速度制限

WiMAX速度制限

他の多くのモバイル通信で速度制限時の通信速度が最大200Kbpsや最大128Kbpsになるのと比較すると、概ね1Mbpsが高速なのは一目瞭然。

実際にWiMAX2+の速度制限に抵触した状態で通信速度を計測したところ、0.9~1.1Mbps程度の通信速度を記録しています。

速度制限時(3日間10GB)・通信速度計測結果

速度制限時(3日間10GB)・通信速度計測結果

この程度の通信速度があれば確かにYouTubeの標準画質程度は問題なく鑑賞できました。

HD画質になると、鑑賞できないことはないものの、頻繁に止まってしまうので快適とは程遠いです。

またネットサーフィンも、Flashや高画質な画像を多く使ったページでなければ(速度制限前と比較して多少もっさりする感は否めないものの)それほどストレスなく行えています。

LINEに関してはテキストメッセージの送受信や音声通話はもとより、ビデオ通話まで問題なく行えたのは意外でした。

WiMAX2+の通信速度に関する個人的な感想

私は普段、東京の山手線周囲10Km圏内の場所でWiMAX2+を利用しています。

そして私の環境では、遅くても10Mbps程度、速ければ40~50Mbps程度の通信速度を記録しています。

モバイル通信には、「HD画質(1080p)がらくらく鑑賞できる程度」の通信速度を求めたいと思っているのですが、このぐらいの通信速度があれば十分。

個人的にはWiMAX2+の通信速度に満足しています。

電波状況がよくさえあれば、YouTubeの4K動画も鑑賞可能です。

またざっと思いつく限り、私はWiMAX2+回線を使って以下のようなことをしていますが、これぐらいなら正直3日10GBの速度制限に抵触することはまずありません。

  • 2~3日に1度程度の割合で2時間程度の映画を鑑賞(HD画質1080p)
  • HD画質のYouTube動画を1日に30~40分程度
  • LINEの音声通話は多くて1日30分くらい
  • ネットサーフィンを多くて1日に1~2時間
  • オンラインゲーム(パズルゲーム的な消費するデータ通信量の少ないもの)を1日30分程度

そのため、速度制限に抵触した際の実験をする際は、あえて4K動画をがんがん流しっぱなしにしたりしています。

(4KのYouTubeを10分鑑賞すると約1GBのデータ通信量を消費するようです。)

そのため実験でない限り、速度制限時の通信速度はあんまり経験しないのですが、あえて抵触してみても、1Mbps程度はでているので「このぐらいなら我慢して使えるかな」と思っています。

まとめ

私が計測する限り、UQの実測マップ程でないものの東京主要拠点では最低でも10Mbps以上の通信速度を記録しています。

このぐらいの通信速度があれば、HD画質の美しい動画もらくらく鑑賞が可能。

通信速度でストレスをためずに快適にインターネットが使えるでしょう。