WiMAXホームルーターL01のレビュー-評判などから徹底解説

WiMAX2+・Speed Wi-Fi HOME L01

WiMAX2+・Speed Wi-Fi HOME L01

WiMAX2+を契約する際に、自宅用に適したホームルーターを使うか外出先でも利用できるモバイルWi-Fiルーターをえらぶかは迷うところですね。

ここでは最大440Mbpsの通信速度に対応したホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」の特長や評判を含めて徹底解説しています。

あわせてモバイルWi-Fiルーターと比較し、L01をえらぶべきかも解説していますので参考にしてください。

Contents

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L01の特長

「Speed Wi-Fi HOME L01」は、2017年2月に販売開始された最大440Mbps対応のホームルータータイプのWi-Fiルーター。

コンセントに接続するだけで利用でき、難しい設定は不要。

モバイルWi-Fiルータータイプと比較して、WiMAX2+の電波やWi-Fiの電波をキャッチする性能が高いので、自宅や会社ではより快適にWiMAX2+による通信を利用することができます。

その他、以下のようなメリットがあげられます。

  • au 4G LTEの通信にも対応
  • アンテナ内蔵のスタイリッシュなデザインでインテリアの邪魔にならない
  • 有線LANポートを2台(1000BASE-Tにも対応)搭載
  • Wi-Fiでは同時に40台の機器を接続可能

L01の評判は?

L01のユーザーの評判は概ね高いように見受けられます。

以下のように「通信速度が速くなった」「つながりやすい」といった評判が目立ちます。

これらの口コミをみる限り、自宅・会社内での利用には確かに最適なホームルーターといえそうですね。

L01とモバイルWi-Fiルーターの比較

WiMAX2+を契約してWi-Fiルーターをえらぶ際に、まず決めないといけないのは「自宅用のホームルーターと外出用にも使えるモバイルWi-Fiルーターのどちらにするか」です。

ここでは、L01と、同時期に販売開始されたモバイルWi-Fiルーター「W04」の性能を比較してみます。

L01・W04比較

L01・W04比較

「L01」の方がつながりやすく通信速度が高速

L01は大きい分、アンテナも大型のものが搭載できるため、メーカーによるとWiMAX2+の電波をつかむ性能が高いとのこと。

またWi-Fiの性能もホームルーターの方が高いため、環境次第では、通信速度はL01の方が各段に高速となる可能性があります。

実際、auの「2017年春モデル発表会」の会場では、L01はW04の最大で3倍程度の通信速度を計測していたという報告もありますから、鉄筋などでモバイルの電波が届きにくい建物内で使う場合などは心強いですね。(L01は128Mbps、W04は46Mbpsなど)

高い建物に囲まれた家や事務所などでは「電波の届きやすい窓際にWi-Fiルーターを設置して、Wi-Fiルーターと離れた場所でインターネットをつなげる」といったケースも想定されますが、そういった際にもWi-Fiの性能が高いL01の方が断然有利です。

「W04」の方が使い勝手はよい

W04はバッテリーを搭載し、なおかつコンパクト・軽量なので自宅だけでなく外出先での利用も可能。

L01もAC電源さえあればカフェなどでも使えますが、このサイズの機器を持ち歩いたり、お店で取り出して使ったりするのは現実的ではないですね…。(旅行先のホテルで使う分くらいはいいかもしれません)

そのため使い勝手がよいのはモバイルWi-FiルーターであるW04です。

またタッチパネルを搭載しているため、スマートフォンのような操作でルーターの設定を簡単に変更できるのもポイント。

WiMAX2+を使いこなしていると、データ通信量を確認したり通信モードを切り替えたりとWi-Fiルーターの操作をしたくなることは多くなります。

こういった点からモバイルWi-Fiルーターの方が使い勝手が高く利用できるシーンは多いといえるでしょう。

「L01」の方が多くの台数を接続できる

表をみてわかるようにL01は最大で42台まで、W04は最大10台までと同時接続できる機器数は多いです。

とはいえモバイル通信の回線を使って、10台以上の機器を接続するケースは限られるのではないでしょうか。

少なくとも一般家庭でWiMAX2+を使う場合は考えにくいですね。

結局L01はえらぶべきか?

ホームルーター・モバイルWi-Fiルーターを比較した場合、当サイトでは基本的にモバイルWi-Fiルーターをおすすめしています。

なぜなら外出先でも利用できるなどモバイルWi-Fiルーターの方が利便性が高い上に、電波をつかめさえすればモバイルWi-Fiルーターでも十分に高速に通信ができるからです。

たとえばわたしは自宅でW04より古いモバイルWi-Fiルーターを使っていますが、数十Mbpsの通信速度で安定して利用できています。

仮に最初は自宅でしか使わないと考えていても、WiMAX2+を継続して利用していれば外出先でも利用したくなることは多いのではないでしょうか。

WiMAX2+を外出先で利用することにより、大手携帯キャリアなどのデータプランをより低価格なものに下げて通信費用を節約することもできます。

こういった話を聞いても、「いや絶対に家でしか使わないよ」ということならL01をえらんでもよいでしょう。

または自宅メインで使う上に、高い建物に囲まれていたり建物の窓際から離れた奥の方の場所にWi-Fiルーターを設置せざるを得なかったりする場合は、L01をえらばざるをえないケースもあります。

まとめ

L01はWiMAX2+の電波をキャッチする機能やWi-Fi機能が高く、自宅や会社の事務所内で使うにはモバイルWi-Fiルーターと比較して各段に優秀な機種です。

しかし、当サイトでは、外出先でも自宅でも利用できるモバイルWi-Fiルータータイプをおすすめしています。

最初は自宅でしか使わないと思っていても、後から外出先でもWiMAX2+を利用したくなるもので、そのときモバイルWi-Fiルーターをえらんでいけば持ち出して利用することもできるからです。

それでも「絶対に自宅や会社でしか使わない」という場合や、高い建物に囲まれた家などで電波状況が悪いと想定される場合は、L01をえらべば少なくとも自宅では快適に使える可能性があります。