スマートフォンの最新機種をえらぶのと比較して、WiMAXのWi-Fiルーターをえらぶのは簡単。
最新機種が多くリリースされることはないので、ポイントをおさえれば誰でも簡単に自分にとって最適な機種をえらぶことが可能です。
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WiMAXのWi-Fiルーター選びが簡単である理由
スマートフォンの機種をえらぶのと比較すると、WiMAXを契約する際のWi-Fiルーターえらびは簡単。
その理由はスマートフォンなどのように、例えば春モデルで数機種ずつ必ずリリースされるといったことが基本的にないためです。
数ヶ月毎にリリースされるのは1機種ずつ、仮に2機種あっても自宅用のホームルーターとモバイルWi-Fiルーターといったようにコンセプトの全く機種だったりします。
つまり選択肢自体が少ないわけです。
そのため最新のモバイルWi-Fiルーターをえらんでしまえば、大きな間違いはありません。
仮にそのルールに当てはまらなくても、ポイントさえつかんでおけばWiMAXを初めて契約するユーザーでも最適な機種をえらぶことができるでしょう。
モバイルWi-Fiルーターをえらぶかホームルーターをえらぶか
WiMAXでのWi-Fiルーターえらびの大前提となるのは、バッテリーを搭載し外出先でも自宅でも使えるモバイルWi-Fiルーターと、バッテリーを搭載せず自宅専用のホームルーターのどちらをえらぶかです。
当サイトでは基本的にモバイルWi-Fiルーターをえらぶことを推奨しています。
その理由は、仮に最初は自宅でしか使わないと思っていても、モバイル通信のサービスとして優秀なWiMAXを使い続けていれば、そのうち外でも使いたくなると考えられるからです。
もちろんホームルーターならではのメリットもあります。
それはモバイルWi-Fiルーターと比較すると電波をつかむ力が強くより高速で安定した通信が行える可能性はあること。
そのため以下2つにあてはまる場合に限り、ホームルーターをえらぶとよいでしょう。
- 上に書いたような説明を読んでも、今後「絶対に」自宅でしか使わないと言い切れること
- モバイル通信の電波が届きにくいような、建物内の奥まった場所にしかWi-Fiルーターを設置できない
この2つに当てはまらないならモバイルWi-Fiルーターをおすすめします。
ホームルーターなら最新機種をえらべばまちがいない
モバイルWi-Fiルーターと比較すると、ホームルーターの機種はさらにリリースされる機種は少ないです。
(同時に2機種以上リリースされるようなことは今までありませんでした)
最新機種はより高速な通信速度に対応する上にどれも優秀なので、ホームルータータイプをえらぶなら基本的に最新の機種をえらべば間違いありません。
モバイルWi-Fiルーターをえらぶポイント – 重要な順に紹介
次にモバイルWi-Fiルーターをえらぶ際のポイントを、重要な順に紹介します。
この順番に従ってえらべば間違いありません。
1位:最大通信速度
WiMAXはより高速な通信速度を目指して技術開発を続けています。
2017年時点では、光ファイバーに迫るような最大1Gbpsを計画中。
より高速な通信が可能な機種をえらんだ方が快適にモバイル通信を利用することができます。
2位:ハイスピートプラスエリアモード対応機種
WiMAXの通信モードは標準の「ハイスピードモード」の他、WiMAXより提供エリアが広く屋内でつながりやすいLTEによる通信が利用できる「ハイスピードプラスエリアモード」があります。
ハイスピートプラスエリアモードでは、WiMAX・LTEのうち最適な方をルーターが自動的にえらんで切り替えます。
これだけ書くとハイスピートプラスエリアモードの方が便利で、ずっとこのモードを使っていればいいようにみえますね。
ただしハイスピートプラスエリアモードには以下2つの注意点があり、基本的には「必要なときにだけ」使うべきです。
- ハイスピートプラスエリアモードで月間7GBのデータ通信量を消費すると月末まで最大128Kbpsに速度制限される
- ハイスピートプラスエリアモードに切り替えると1,005円/月のオプション料金が付与される(日割りはない)
逆にこういったデメリットがあっても、たとえば2~3日程度の郊外への出張や旅行、またクライアントとの大事な会議でWiMAXの電波が届きにくいようなビル内の会議室を使う必要があるときなどは、ハイスピートプラスエリアモードが使えれば便利。
わたし自身、WiMAXユーザーでこのモードを年数回は利用しています。
逆にたった年数回でも、このモードが使えることが分かっているのとそうでないのではWiMAXを利用する安心感も違います。
3位:サイズ/重量
毎日持ち歩いて使い続けることを考えるとサイズや重量も重要な要素です。
WiMAX用のルーターは、「コンパクトなスマートフォン」と同程度もしくはそれよりも小さくて軽量。
ですが機種によっては重量が数十g程度違います。
たったそれだけでも、普段使いしていればその重量の違いを顕著に感じるでしょう。
軽い方が扱いやすいですし持ち歩きやすいです。
なお新しい技術を搭載しより高速な通信速度に対応すると、サイズが大きくなったり重量が増えたりすることがあるので一概に「小さくて軽い方がいい」とは言えませんが、その他のポイントで比較できないならこの2つは重要です。
4位:デザイン
これも日常的に持ち歩くなら重要です。
どれをえらんでも「特別デザインがよくない」ことはありませんが、好みにあったものをえらんだ方が使っていて楽しいですよね。
5位:連続通信時間
連続通信時間とは、簡単に言ってしまうと「バッテリーがもつ最長の時間」。
よりバッテリーが持ち充電せずに使える時間が長い機種の方が、使っていて便利ですよね。
ただWiMAXのモバイルWi-Fiルーターは、そもそもスマートフォンのように動画を再生したり処理の重いオンラインゲームをしたりといった必要がないことから、どの機種でも長くバッテリーは持ちます。
どれをえらんでも充電せずに1~2日たっぷり使えると思ってよいでしょう。
そのため重要度の順位としては、デザインよりも低い5位としました。
最後は自分の好み!
さて、モバイルWi-Fiルーターえらびに重要な5つのポイントを説明しました。
しかし、あとは好み次第で順位を変えてもかまいません。
たとえば1世代前で最大通信速度が遅い機種でも「デザインが気に入っているから」という理由でえらんだとしても、それほど使い勝手が変わることはないでしょう。
まとめ
WiMAXのルーターは、数ヶ月に1~2機種ずつしかリリースされないので、通信速度やハイスピートプラスエリアモード対応可否といったポイントさえ把握していればだれでも簡単にえらぶことが可能。
季節ごとに新しい機種が常に複数リリースされるスマートフォン程には機種ごとの差はありませんし外れもありません。