HOME01と競合するWiMAX機種徹底比較

2018年12月にリリースされたWiMAX用Wi-Fiルーター「HOME 01」とはどういった機種か、競合となるL01sと何が違うのかを解説。両者を比較し、どちらをえらぶべきかをまとめています。

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HOME01とは

HOME01は、2018年12月にリリースされたWiMAX用ホームルーターです。HOME01は「WiMAXハイパワー」「ビームフォーミング技術」という技術を搭載したことを売りとしています。

「WiMAXハイパワー」とはWiMAXの電波が弱い場所でも電波を送受信するパワーを上げWiMAXの電波をつかみやすくする機能、「ビームフォーミング技術」とはWi-Fiの電波が弱い場所でも電波の「指向性」を最適化することでWi-Fiの電波強度をあげる機能です。

HOME01の競合となるのは、2018年1月にリリース済のL01sです。WiMAXを契約する際にホームルーターを使う方の中には、HOME01・L01sのどちらを購入するか迷っている方もおおいことでしょう。

モバイルルーター(WX05・W05など)との比較

WiMAX用のルーターとしては、ホームルーター「HOME 01」と同時期にモバイルルーターの「WX05」が2018年11月に登場しています。さらにWX05の競合となる「W05」をえらぶ方も多いです。これからWiMAXを初めて契約する方は、そもそもモバイルルーター・ホームルーターのどちらをえらぶかも決められない方もいることでしょう。

そこでここでは、「HOME 01」をはじめとしたホームルーター、「W05」「WX05」をはじめとしたモバイルルーターの違いを簡単に解説します。ホームルーター・モバイルルーターの主な違いは以下の通りです。

ホームルーター

(HOME 01・L01sなど)

モバイルルーター

(WX05・W05など)

どこで使う? 主に自宅 自宅・外出先いずれも
電源 AC電源 バッテリー
サイズ モバイルルーターより大きい ホームルーターより小さい。スマホと同じくらいか機種によってはそれより小さい
携帯性
電波強度
つながりやすさ
通信速度 ホームルーターより高速 モバイルルーターより高速

まず携帯性について。モバイルルーターは名前の通り外出用に適した機種で、バッテリーで駆動しサイズもコンパクトなのが特徴です。実際、モバイルルーターを持ち運んで、外出先で利用するユーザーも多いです。

一方ホームルーターは、モバイルルーターと比べサイズが大きい上にAC電源が必要。コンセントさえあれば、外出先のカフェなどでも利用が可能ですが、基本的には自宅でのみ利用するユーザーがほとんどです。ホームルーターの名の通り、自宅専用のルーターといえます。

モバイルルーターと比較すると、ホームルーターは本体が大きい分だけより大型のアンテナを搭載しており、WiMAXの電波やWi-Fiの電波を送受信するのも特徴です。結果、モバイルルーターよりホームルーターを使った方が通信速度は速くなる傾向があります。

このように、ホームルーター・モバイルルーターそれぞれにメリット・デメリットがあり、自身の利用にあった方をえらぶのが一般的です。簡単に言うと、WiMAXを外出先で使う必要があるか否かでどちらをえらぶかがかわります。自宅でしか利用しないならホームルーターを、外出先で利用するのであればモバイルルーターをえらびます。

L01sとHOME01どっち使うべき?の比較

この項では、HOME01とL01sを比較します。まずは主な違いを表形式でまとめましたので、ご覧ください。

HOME 01 L01s
発売時期 2018年12月 2018年1月
メーカー NECプラットフォームズ株式会社 ファーウェイ・ジャパン
最大通信速度(下り)

 

440Mbps 440Mbps
最大通信速度(上り) 75Mbps※

(条件あり。通常は30Mbps)

30Mbps
WiMAXハイパワー ×
Wi-Fi ビームフォーミング ×
最大同時接続数 22台(LANポート:2台、Wi-Fi20台) 42台(LANポート×2台、Wi-Fi ×40台)
サイズ(mm) 約70(W)×155(H)×100(D)mm 約H180×W93×D93mm
重量 約338g 約450g
ユーザーの評判

※ハイスピードプラスエリアモード利用かつ一部エリアのみ

通信速度や接続台数などに違いがあります。以下、比較すべき主なポイントを解説します。

実績が高くより安定した通信が期待できるのは「L01s」

最大通信速度だけみると、下りはかわらないものの、上りが2倍以上もHOME 01の方が速くなっています。けれど上り最大通信速度75Mbpsの利用が可能なのは、データ通信量が月間7GBまでとなるハイスピードプラスエリアという通信モードを利用した際で、なおかつ対応エリアが限られます。HOME01の上り最大通信速度は、実質的に30Mbpsと考えた方がよいでしょう。

次に通信品質や安定性についてユーザーの評判をみてみると、どちらも好意的な評判が多く見受けられるものの、HOME 01に関しては以下のように「遅くなった」という声をときどきみかける点も否めません。

同じ機種でも個体ごとに差がある可能性や環境の差という可能性もありますが、通信品質についてこのような評判が見受けられるのは気になるところですね。

比較対象のL01sは利用実績も多く、通信品質についての評判も安定しています。通信品質を重視してえらぶのであれば、HOME 01よりL01sの方が安心しておすすめできます。

接続台数が多いのはL01s

HOME 01と比べて、L01sはWi-Fiで接続できる台数が2倍となっています。結果、HOME 01の最大同時接続数が20台までのところ、L01sは40台。「Wi-Fiで接続する機器が多いならL01sの方がよい」といえるでしょう。

ただ実際に20台より多くWi-Fiに接続される方は、あまりいないのではないでしょうか。特に1人暮らし、夫婦だけのご家庭などでは、まず20台も必要ないでしょう。接続台数が多いケースをあげるとすれば、会社のオフィスのような場所で複数の社員がWiMAXを共有しているようなケース、もしくは家族が多いなどで以下のようにWi-Fi接続機器がたくさんある場合でしょうか。

  • お父さんとお母さん、お姉さんと弟、おじいちゃんおばあちゃんそれぞれがスマホやタブレットを利用
  • Wi-Fi接続するゲーム機が複数台ある
  • プリンタをWi-Fi接続している
  • スマートスピーカーを家で複数台接続している
  • テレビをはじめWi-Fi接続する家電が複数台ある

このように接続台数がどんどん増える可能性があるのであれば、同時接続台数が多いL01sをえらんだ方がよいでしょう。

機能性が高いのはHOME01

最初に述べた通り、HOME 01は、WiMAXの電波をキャッチしやすくなる「WiMAXハイパワー」、Wi-Fiの電波をキャッチしやすくなる「ビームフォーミング」に対応しています。L01sはこれらの機能に対応しておらず、機能性の高さでえらぶのであればHOME 01の方が適しています。

ただし、WiMAXハイパワー・ビームフォーミング共に電波状況があまりよくない環境で効果がある機能で、もともと電波状況が悪くなければあまり意味がありません。WiMAXやWi-Fiの電波状況が悪くなるエリアというは限られているため、これらの機能を活かせるユーザーは少ないでしょう。

またこれも上に書いたように、このような機能が使われた上でも、L01sと比べてHOME 01の通信品質に関する評判がよくないのはやはり気になるところです。「WiMAXハイパワー」「ビームフォーミング」の2機能を「どうしても使いたい」という気持ちを持っている方のみおすすめします。

【まとめ】当サイトのおすすめはL01s

WiMAXを自宅でのみ利用するのであれば、モバイルルーターより通信品質が高いホームルーターをおすすめします。またホームルーターのなかでも、2018年12月にHOME01が新しくリリースされ、HOME01とL01sが競合となっていますが、当サイトではL01sをおすすめしています。L01sの方が通信品質に関する評判がよく、実績が高いのが理由です。

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