WiMAX2+を長く使っていると、自分の持っているWi-Fiルーターより高速な通信速度に対応した新機種が続々とリリースされていることも。
かたや手元のWi-Fiルーターはバッテリーが減るのが早くなっているなど、使い勝手が購入時より悪くなっている可能性もあります。
こんなときスマートフォンのように機種変更できたら、と思いますよね。
ここでは、WiMAX2+の機種変更の方法をまとめています。
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WiMAX2+ → WiMAX2+への機種変更は可能!
WiMAX2+プロバイダによっては機種変更が可能です。
対応のプロバイダでは、現在の契約を解約することなく最新機種を送ってもらえます。
この際、違約金もかかりません。
ただし機種変更の条件や請求される費用はプロバイダによって違いがあるので注意しましょう。
以下、当サイトが確認した機種変更可能なプロバイダでの機種変更の概要を紹介します。
UQ WiMAXやSo-netモバイルWiMAX2+、BIGLOBE WIMAX2+などの場合
UQ WiMAX・So-netモバイルWiMAX2+、BIGLOBE WiMAX2+、ASAHIネットWiMAX2+、BIC WiMAX SERVICE、ワイヤレスゲートWi-Fi + WiMAX2+では、2017年5月現在、以下URLからWiMAX2+ → WiMAX2の機種変更の手続きが可能です。
http://www.uqwimax.jp/lp/change/
必要な料金は契約期間や機種によって以下の通り異なります。
※2017年5月現在
なお機種変更できる機種などは申し込む時期によって変わるようですから、最新の情報はリンク先で確認して下さい。
2017年5月時点では、ホームルータータイプの「Speed Wi-Fi HOME L01」や、最大440Mbpsに対応したモバイルWi-Fiルーター「WX03」が在庫の関係で販売を一時停止していました。
Broad WiMAXの場合
以下URLから機種変更の申込ができます。
https://wimax-broad.jp/lp/norikae3/
Broad WiMAXのWiMAX2+契約を20ヶ月以上継続したユーザーが対象となっており、事務手数料3,000円のみ(機種代金は無料)で機種変更が可能。
2017年5月現在、機種変更できる機種は最大440Mbps対応のモバイルWi-Fiルーター「W04」「WX03」です。
プロバイダの機種変更を使わない場合の方法
それではプロバイダが機種変更に対応していない場合は、どのようにすれば新しいWiMAX2+用Wi-Fiルーターが利用できるでしょうか。
方法としては以下にあげる2種類あります。
プロバイダを乗り換える(新しく契約し直す)
現在の契約を解約して新しく契約し直す方法です。WiMAX2+の場合、2年毎の契約更新月に解約すれば違約金がかからないので、このタイミングでプロバイダを乗り換えるのはよく行われているようです。
ちなみにWiMAX2+の一般的な違約金(契約解除料)の内容は以下の通り。
この他にお得なキャンペーンを適用している場合は、別途違約金が加算される可能性があります。
たとえば、とくとくBBへ乗り換えれば約30,000円のキャッシュバックを入手できるキャンペーンを利用できます。
また月額最安級のBroad WiMAXへ乗り換えれば、現在より安い料金でWiMAX2+を契約できる可能性があります。
契約更新月にこれらのプロバイダへ移行すれば、お得に機種変更が可能です。
白ロム端末をAmazonなどで購入する
WiMAX2+プロバイダから提供されたWi-Fiルーターは、いわゆる「SIMロック」がかかったそのプロバイダでしか利用できない端末。
SIMロックを解除することはできません。
たいしてAmazonなどでは、SIMロックがかかっていない「白ロム」の端末を販売しています。
白ロム端末は1万円程度の低価格で購入できることもあるので、興味があれば探してみて下さい。
基本的にサポート外の使い方なので自己責任になってしまう点は注意が必要ですが、契約中のプロバイダが機種変更に対応していなかったり、まだ契約から2年以内で解約すると違約金が発生してしまったりする場合には検討してもよいでしょう。
どの方法がおすすめ?
手間がかからず確実なのはプロバイダの機種変更
現在の契約を解約する必要がないプロバイダの機種変更は、手間をかけたくない場合はおすすめ。
違約金は発生しませんし、白ロムを購入するようにサポート外になることもありません。
もっともお得なのはプロバイダの乗り換え(契約しなおし)
契約更新月に解約して違約金を支払わないことが条件ですが、もっともお得なのはプロバイダの乗り換えです。
プロバイダが用意する機種変更の手続きは簡単なものの、プロバイダによっては契約期間が2年を超えると月額料金が高くなるので注意が必要。
たとえばSo-net WiMAX2+で「月額大幅割引キャンペーン」を適用した場合、契約24ヵ月前までの月額料金は専用のコース料金(200円/月)も含め3,680円ですが、24ヵ月目以降は4,379円になります。
そこで契約更新月に解約をしてしまい、より月額料金の安いプロバイダや高額なキャッシュバックがもらえるプロバイダへ乗り換える方法も。
新たに事務手数料3,000円が発生してしまいますが、乗り換え先が初期費用0円・Wi-Fiルーター代0円なら機種変更時の負担も少なくてすみます。
契約から2年経過して違約金が1万円以下に下がっていれば、次の更新月を待つ前に乗り換えたとしてもお得なプロバイダもあるのでぜひご検討いただきたいですね。
機種変更する際におすすめのプロバイダは?
契約にかかる費用が3,000円だけですむ上で当サイトおすすめのお得なプロバイダは以下の通りです。
ここで紹介するプロバイダならWi-Fiルーター代0円で移行できます。
【とくとくBB】
平均30,000円のキャッシュバックがもらえるプロバイダ。
新しい機種が使えるようになる上に、事務手数料は十分に元が取れてしまいますね。
【Broad WiMAX】
月額業界最安級のサービス。とくとくBBのようなキャッシュバックはありませんが、裏を返すとキャッシュバックの手続きの手間もかからないので面倒くさがりなユーザーにはおすすめです。
ちなみに著者がえらんだのもBroad WiMAXでした。
契約更新月以外の機種変更なら白ロムを購入する方法も
プロバイダの用意する機種変更を使わず、なおかつ契約更新月以外の機種変更なら白ロムを購入して使う方法もあります。
サポート外で自己責任となるため強くおすすめできる方法ではありませんが、契約更新月以外に速やかに機種変更するならこの方法も使えます。
まとめ
WiMAX2+プロバイダによってはWiMAX2+→WiMAX2+の機種変更に対応しています。
また対応していない場合でも、プロバイダへの乗り換えや白ロムの購入で機種変更が可能。
プロバイダの用意する機種変更は現在の契約そのままで利用できるので手間がかかりません。
一方プロバイダの乗り換えは、移行先によってはかえってお得になることもあります。
最後の白ロム購入はサポート外の方法なので自己責任にはなりますが、違約金を支払わずにいつでも機種変更できる方法ではあります。