ノマドワーカーに公衆無線LANよりWiMAXをおすすめする理由

外出先で仕事することが多いノマドワーカーにとって、公衆無線LAN(フリーWi-Fi)は非常に頼りになるサービス。しかしセキュリティなどの面で利用上の問題が多いです。ここではノマドワーカーが公衆無線LAN(フリーWi-Fi)を利用する際の注意点と、WiMAXをおすすめする理由を解説しています。

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公衆無線LAN(フリーWi-Fi)は便利だが…

無料、もしくは月々数百円程度の安価な価格で利用できる公衆無線LAN(フリーWi-Fi)は、仕事場をしばられないノマドワーカーにとっては、便利で頼りになる存在でしょう。公衆無線LAN(フリーWi-Fi)なら、スマートフォンのモバイル通信のように速度制限に悩まされることもありません。

しかし公衆無線LAN(フリーWi-Fi)は、セキュリティをはじめとして多くの注意点があり、ノマドワーカーがメインで使う回線としてはおすすめできません。

公衆無線LAN(フリーWi-Fi)は通信盗聴の恐れがある

公衆無線LAN(フリーWi-Fi)を使ってノマドワーカーが仕事をする上で、もっとも不安が残るのはセキュリティに関してです。見も知らぬ他のユーザーと共有して使っていることから、通信の内容を盗聴される恐れがあるのです。

取引先とだけ共有している機密情報を万が一盗聴されてしまったら…。重要なIDやパスワードが漏れてしまったら…。考えるだけでもゾッとしますよね。

暗号化されていればセキュリティが安心! は間違い

公衆無線LAN(フリーWi-Fi)のセキュリティでよく言われるのが、パスワードの有無や暗号化の強度について。「パスワードなしで使える公衆無線LAN(フリーWi-Fi)は危険」とか、「暗号強度の弱いWEPでなくWPAでないとすぐに破られる」といったことがよく言われますが、これだけでは十分ではありません。

なぜなら、いくら暗号強度の高いパスワードが設定されていたとしてもそのパスワード自体が公開されており、悪意のある第三者が簡単に把握することができるからです。強度の高い暗号が設定されていたとしても、パスワードさえわかってしまえば暗号化されたデータの解読は難しくありません。

つまり公衆無線LAN(フリーWi-Fi)にとってパスワードとは、利用者が共同で使うカギのようなもの。もちろんそのカギを持たない外部の人間には、暗号化強度さえ問題なければ盗聴される恐れは少ないですが、その気になれば誰でもそのカギを手に入れられるのです。

公衆無線LAN(フリーWi-Fi)を使うその他のデメリット

公衆無線LAN(フリーWi-Fi)を使うことのデメリットは、セキュリティ面だけではありません。ノマドワーカーが公衆無線LAN(フリーWi-Fi)を利用する際のデメリットとして、以下もあげられます。

■通信速度や安定性について
1つの回線契約を複数ユーザーで共有しているため、通信速度が遅い、もしくはタイミングによって極端に遅くなる可能性があります。公衆無線LAN(フリーWi-Fi)のポイントによって、通信速度や安定性はまちまちです。

■決まった場所でしか利用できない
これは当然ですね。公衆無線LAN(フリーWi-Fi)は、アクセスポイントの設置されている場所でないと利用できません。また仮にある店舗に公衆無線LAN(フリーWi-Fi)のスポットがあったとしても、座席によってはWi-Fiの電波が届かず使えない、ということもあります。

■公衆無線LAN(フリーWi-Fi)のサービスごとに使える場所が違う
公衆無線LAN(フリーWi-Fi)はさまざま提供されており、サービスによって使える場所が異なります。そのためいろいろな場所で利用したければ、複数のサービスを登録・設定しなければなりません。

公衆無線LANより月々4,000円程度のWiMAXがおすすめ

セキュリティをはじめとして公衆無線LAN(フリーWi-Fi)をノマドワーカーが仕事で使うには、さまざまな問題があります。そこでモバイルWi-Fiルーターを使ったモバイル通信サービスが代替えの候補としてあげられます。

モバイルWi-Fiルーターを利用した通信なら「自分だけのパスワード」を設定でき、公衆無線LAN(フリーWi-Fi)のようなセキュリティの問題はなくなります。またモバイルWi-Fiルーターは契約者が占有できる上に、モバイルWi-Fiルーターの近くでインターネット接続できるため、通信速度や安定性は公衆無線LAN(フリーWi-Fi)よりはるかに上です。

モバイルWi-Fiルーターの中でもWiMAXがおすすめ

かといって一般的なモバイル通信サービスでは、月間データ通信量の上限があったり、仮に容量の大きいプランをえらぶと月額が10,000円を超えたりして、採用しづらい側面もあるでしょう。

そこで当サイトでおすすめするのは、月間データ通信量無制限でなおかつ月額4,000円程度(プロバイダによって異なる)で利用できるWiMAX。高速なモバイル通信が、この月額料金でたっぷり利用できます。

公衆無線LAN(フリーWi-Fi)より高くつきますが、1日あたり百数十円程度の安価な価格で、快適に仕事ができるインターネット回線が手に入るなら安いといえるのではないでしょうか。公衆無線LAN(フリーWi-Fi)と違い、電波がと届きさえすればどこでも利用が可能です。

さらにWiMAXサービスで特筆すべきは安価な初期費用。たとえば当サイトで推奨するBroad WiMAXでは端末代が無料です。そのため契約時にかかる費用は事務手数料3,000円のみですみます。(他モバイル通信では数万円するWi-Fiルーターの購入が必要)さらに月額料金については4,000円を超えるプロバイダが多い中、Broad WiMAXでは3,411円。ノマドワーカーにおすすめできます。

BroadWiMAXの詳細をみる

公衆無線LAN(フリーWi-Fi)の便利な活用方法とは?

それでは、WiMAXのようなモバイル通信サービスがあれば公衆無線LAN(フリーWi-Fi)は不要なのでしょうか。いいえ、決してそういうわけではありません。仮にWiMAXを契約したとしても、モバイル通信サービスの補助用の回線として使える可能性があります。

たとえばWiMAXの提供エリアの範囲外となる郊外で、仕事をする必要が生じた際。公衆無線LAN(フリーWi-Fi)は、そういった地域でもアクセスポイントが設置されている可能性があります。またWiMAXの提供エリア内である市街地でも、地下や建物の奥まった場所など、WiMAXの電波が届かない場所で一時的に公衆無線LAN(フリーWi-Fi)を使うということはできます。

とはいえセキュリティ的な問題が残っていますから、公衆無線LAN(フリーWi-Fi)での利用は必要最低限とし、重要なファイルの送受信などはWiMAXが使える場所で行うようにしましょう。

まとめ

公衆無線LAN(フリーWi-Fi)は暗号化強度が高いパスワードが設定されていたとしても、そのパスワードが公開されているためセキュリティ的には問題があります。また共有の回線なので、速度や安定性に問題があることも考えられます。

その点、モバイル通信の1つであるWiMAXでは、自分専用のパスワードが使えるためセキュリティ的に安心。1つの回線契約を自分1人で占有できるため、速度や安定性は公衆無線LAN(フリーWi-Fi)より期待できます。また月額4,000円程度で高速なモバイル通信が、月間データ通信量無制限でたっぷり利用可能です。