Broad WiMAXの悪い評判を、2つの傾向にまとめて紹介。その理由についてもくわしく解説しています。Broad WiMAXの悪い評判をみていくと、いずれも理由があるもののフォローすることが可能な内容であることがわかります。
Contents
Broad WiMAXとは?
Broad WiMAXとは、お得に使えることで知られる人気のWiMAXプロバイダ。月間データ通信量無制限で使えるギガ放題プランが、業界最安級の3,411円/月。TVCMでも知られるWiMAXプロバイダ元祖「UQ WiMAX」では、ギガ放題プランが4,380円/月、その他のほとんどのプロバイダでも4,000円/月超ですから、Broad WiMAXのお得さがわかるでしょう。
Broad WiMAXの悪い評判とは?
多くのユーザーに指示されているBroad WiMAXですが、一部悪い評判があることも否定できません。そしてBroad WiMAXに関する悪い評判は、主に以下にあげる2つの傾向にまとめられまれます。悪い評判も見ておくことで、サービスの概要をより深く理解できるでしょう。
【悪い評判１】初期費用割引のための有料オプション加入
Broad WiMAXでは、初期費用(18,857円)を無料とするキャンペーンを展開中。※事務手数料3,000円は発生。
Broad WiMAXを申し込むほとんどのユーザーがこのキャンペーンを適用しますが、このキャンペーンを利用するためには以下2つの有料オプションに加入することが必要です。
| オプション名 | 月額料金 | オプションの内容 |
| 安心サポート
プラス |
550円 | 取扱説明書に従った使用や水漏れでWiMAX端末が故障した場合に、無料で修理する補償オプション |
| My Broadサポート | 907円 | 以下3つのサービスがセットになったオプション
※個別に契約することはできない
▽「PCプレミアムサポート」 WiMAXのことに限らずPC・スマートフォン・周辺機器の操作を電話・遠隔操作でサポートしてくれるサービス
▽Broadメール スパムフィルタ・ウィルスフィルタに対応したスプール容量1GBのメールサービス。
▽セキュリティソフト PC、Andrid端末用の高機能セキュリティソフト「KINGSOFT Internet Security」 |
2オプションの月額料金を合計すると1,457円。基本となる月額料金がいくら最安級でも、これら有料オプションを加えると4,868円/月になります。それが悪い評判の原因です。
オプションは申込後すぐに解約できて料金も発生しない
ただし、安心サポートプラス・My Broadサポートはサービスを申し込んでWiMAX端末が到着してから、すぐに解約することが可能です。これらオプションを解約しても、キャンペーンが無効になることもありません。結果、ユーザーは有料オプションの料金を支払う必要なしに、初期費用無料キャンペーンの恩恵だけうけることができるわけです。
電話がつながりにくいって本当？
オプションを解約する方法はオンライン専用ページ(通称「マイページ」)からの申込、もしくはサポートセンターでの電話申込のいずれかです。ただしマイページが使えるようになるのは、契約してから2週間～1ヵ月後となります。そのためオプション料金を支払わずにすませるためには、電話で解約申込をする必要が。ただしこの電話につながらないという声があり、評判を悪くする結果に。
わたし自身、Broad WiMAXのユーザーですが、確かにUQ WiMAXや@nifty、So-netなどの大手と比較すると、確かにサポートセンターの電話が待たされることは事実だと思います。とはいえ「いつ電話しても、何度電話してもつながらない」といったことはなく、特にサポートページに掲載されている「混雑が予想される時間」以外に問い合わせると比較的すぐにつながる印象です。
他のユーザーの中の評判でも、以下のような声を見かけます。
broad wimax ネットで叩かれまくってるけど普通にサポートは電話繋がるし感じも悪くなかったぞ。
叩いてるやつは大体最後に特定の会社を褒めちぎってるし。
やっぱレビューみたいなのってあてにならん。
— うたたね＠たぬき堂 (@utatanukido) June 2, 2017
これからBroad WiMAXを申し込まれる方は、この混雑予想を参考に問い合わせるとよいと思います。
【悪い評判２】キャッシュバックがなく最安値ではない
WiMAX2+はどのプロバイダをえらんでも通信品質に差がないので、各プロバイダともに価格勝負を展開しています。Broad WiMAXのような月額料金を安くしているプロバイダもありますが、「安い」と言われる多くのプロバイダは2～3万円の高額なキャッシュッバックをキャンペーンで提供。2年間の総額を比較してみると、以下のように確かにキャッシュバックを行うプロバイダの方が安価です。
WiMAX/2年間総額/比較表
表にある通り、よりお得に契約したいのであればとくとくBBがおすすめです。「月額料金は最安級でも、長い目で見ると他のプロバイダの方がお得」というのが、Broad WiMAXの悪い評判のもう1つの傾向といえます。
でも2年総額の差は少なく手軽ではある
わたしは、とくとくBBの方がお得であることを以前から知っていましたが、Broad WiMAXをえらびました。その理由は2つ。1つ目はとくとくBBをはじめ他のプロバイダでも、キャッシュッバックがもらえるのが約1年後であること。もう1つはキャッシュバックのための専用の手続きをする必要があり、無精なわたしはそれを避けたかったためです。
キャッシュバックの手続きはそれほど面倒ではありませんが、仮に失敗すると権利を失ってもらえなくなってしまいます。そしてキャッシュバックがもらえなければ、Broad WiMAXの方がお得になります。それに1年後にもらえるキャッシュバックより、契約してすぐからお得な方がうれしいと思ったのが、Broad WiMAXをえらんだ理由です。
当サイトでは、とくとくBBもBroad WiMAXもおすすめプロバイダとしてあげていますが、正直どちらをえらぶかは好みの問題だと思います。別途手続きがあっても「できる限り安くすませたい！」ならとくとくBBがオススメ。「1年後にもらえるキャッシュバックより手軽に安くすませたい(わたしのように)」ならBroad WiMAXをおススメします。
Broad WiMAXをえらぶメリットは？
悪い評判だけでなく、サービスについて深く知るためにBroad WiMAXをえらぶメリットも簡単にみていきましょう。
まず1つ目はすでに書きましたが、月額最安級でキャッシュバックを行うプロバイダと比較しても手軽に節約できることです。Broad WiMAXなら契約してすぐにお得ですし、キャッシュバック手続きの手間もありません。
2つ目はえらべるWiMAX端末の種類が比較的豊富であること。プロバイダによっては最も人気のある機種を1つ、2つしかえらべなかったり、自宅専用で使うのに適したホームタイプの高性能なルーターをえらべなかったりすることがあります。
その点Broad WiMAXなら、ホームルーターを含め複数機種揃えており、希望に近いWiMAX端末をえらぶことが可能です。
3つ目は申し込んでからWiMAX端末が配送されるまでが、スピーディであることがあげられます。他プロバイダでは、申し込んでから1週間～10日程度たたないと機器が配送されないこともありますが、Broad WiMAXは最短でオンライン申込当日に機器を配送。それだけ使えるまでにかかる期間が短いということです。せっかく申し込むなら、早く使いたいと考えるのがユーザーの心情ですよね。
4つ目のメリットは、Broad WiMAXが独自で行っている「満足保証」があげられます。この保証を活用すると、光回線やLTEによるモバイル通信など、Broad WiMAXが指定する任意のインターネット接続サービスに「いつでも」違約金なしで移行できます。
仮に提供エリア内でも、周囲の建物の状況などでWiMAX2+の電波をきちんとキャッチできず、接続が不安定だったり、期待とはかけ離れた通信速度しかでなかったり、といったことがありえます。(WiMAX2+に限らずモバイル通信の宿命ともいえる不安点です)そんなときに、Broad WiMAXならいつでも違約金なしでいつでも他社へ乗り換えられるわけです。
WiMAX2+は基本的に2年契約であり、契約更新月以外に解約すると9,500円以上の違約金が発生しますから、これが請求されることなしに他の通信サービスへ移行できるのは助かりますよね。他のプロバイダでは、このような保証を提供していません。
まとめ
初期費用を無料とするために有料オプションを契約しなければならなかったり、キャッシュバックキャンペーンを行う他プロバイダの方がお得だったりといった悪い評判があります。けれど有料オプション自体は申込後すぐに解約することが可能で、結果的に料金を請求されることはありません。申込のための電話もそれほど待たずにつながります。
またキャッシュバックを行うプロバイダの方が、長い目でみてお得であることは間違いありませんが、2年間の総額の差は1万円程度のみ。その上、キャッシュバックはもらえるのが契約から約1年待たなければならなかったり、その時期にキャッシュバックをもらうための専用手続きをしなければならなかったりします。
そしてその手続きに失敗すると、キャッシュバックをもらえなくなります。月額料金の安いBroad WiMAXならそういった手間とも無縁で手軽です。