ビックカメラが運営しているBIC WiMAXと他プロバイダのサービス比較をしています。
BIC WiMAXを契約すると使える5万円などの商品割引は本当にお得なのかや、他のプロバイダと比較した場合のBIC WiMAXのメリット・デメリットをまとめています。
この記事を読めば、あなたがBIC WiMAXをえらぶべきか否かの判断できるでしょう。
Contents
BIC WiMAXとは?
BIC WiMAXは、家電量販店で有名なビックカメラが提供するWiMAX2+サービスです。
PCやタブレット、SIMフリースマホなどを購入する際に店頭で一緒に契約できます。
他プロバイダと比較した場合のBIC WiMAXのメリット
通信品質については、BIC WiMAXは他プロバイダと同じWiMAX2+回線・設備を使っているので差はありません。
その代わり、他プロバイダと比較すると以下のメリットがあります。
メリット1:店舗によって数万円の割引が受けられる
店頭でWiMAX2+を契約するとPCなどの購入費用を一定額割り引くキャンペーンを、店舗ごとに行っている場合があります。
仮にキャンペーンを行っていても割引額は店舗によって異なり、最大で5万円程度。
高いPCやタブレットなどを購入する際に、これだけ割り引いてもらえるのは助かりますね。
割引額がまるまるオトクになるわけではない
ただしこの割引を受けるためには、別途「WiMAXまとめてプラン」に加入しなければなりません。
このプランの月額費用は割引額によって異なり、たとえば5万円の割引を受けるためには「まとめてプラン L8」(1,547円/月)に加入し、2年間はオプションの月額料金を支払う必要があります。
つまり、それだけ毎月の月額料金が高くなるわけです。
そのため仮に5万円の割引を受けたとしても、それがまるまるトクになるわけではありません。
まとめてプラン L8に加入し5万円の割引を受けると、結果的にトクになるのは約1万円です。
そして2年間の支払いを終える前に解約するのであれば、まとめてプラン L8の残金を一括で支払う必要があります。
このキャンペーンは、「割引特典がついた割賦契約」と言い換えてもよいかもしれませんね。
どちらにしろ長い目でみればPCなどの購入費用が節約できることは間違いありませんが、この点は十分に気を付けたいですね。
メリット2:店舗で店員にわからないことを質問しながら契約できる
WiMAX2+は主にオンラインで申し込みが完了できるサービスです。
ただしユーザーによっては、携帯ショップでスマートフォンなどの契約をする際のように、スタッフに直接話を聞きながら契約するか決めたいと考えるユーザーもいるのではないでしょうか。
そういったユーザーであれば、ビックカメラ店頭で店員にいろいろと質問しながらWiMAX2+の契約ができるのはメリットといえるでしょう。
メリット3:最短で申し込み当日からWiMAX2+の利用が可能
Wi-Fiルーターの在庫さえ店舗にあれば、店頭申し込みの当日からWiMAX2+の利用が可能。
PCやタブレット、SIMフリースマホなどを購入したその日から、インターネット回線まで用意できるのは便利ですね。
メリット4:比較的オプションが豊富
オンライン申し込みで簡単に契約できるプロバイダであると、サービスがシンプル化されオプションなどが用意されていないこともあります。
その点、BIC WiMAXは比較的オプションが豊富。
無料の公衆無線LANオプション「Wi-Fi+プレミアム」や、PCや周辺機器の一般的な操作方法を電話もしくは遠隔操作でサポートしてもらえる有料オプション「安心サポート+」、Wi-Fiルーターの補償オプション「安心デバイス+」などがあります。
便利なオプションの有無もまたプロバイダえらびの大きなポイントです。
他プロバイダと比較した場合のBIC WiMAXのデメリット
デメリット1:他プロバイダの方がオトク
会社によって通信品質がかわらないWiMAX2+では、価格はプロバイダえらびのもっとも重要なポイントの1つ。
その点、残念ながらBIC WiMAXはオンラインで契約できる他プロバイダと比較してオトクとはいえません。
以下、BIC WiMAXの2年間の総額です。
次に他プロバイダの2年間総額を記載します。
これを見てわかるように、2年間の総額で比較すると、ほとんどのプロバイダよりBIC WiMAXは高額。
また、ほとんどのプロバイダと2年間総額で25,000円以上の差があるので、仮にBIC WiMAXの商品割引を使って1万円程度の得をしたとしても、他プロバイダより高額であることはかわりません。
しかもBIC WiMAXの商品割引では、当然ながらビックカメラでPCなどを買うことが前提なのに対して、他プロバイダのキャッシュバックはそのお金で何を買ってもよい点も、BIC WiMAXにとってはデメリットといえますね。
デメリット2:オンライン契約の方が簡単で早い
他のプロバイダのサービスをオンラインで申し込めば、スムーズに進めば10分かからず手続きを完了できます。
たいしてBIC WiMAXでは、わざわざ店頭まで赴かなくてはなりません。
店員に特に聞きたいこともなければ、オンラインで申し込めるものをわざわざお店までいくのは面倒ですよね。
しかもたいていのプロバイダは、申込フォームがスマートフォンにも対応しているため、外出先からちょっと時間があいたときに手続きしてしまうことも可能です。
他プロバイダと比較してこんな人はBIC WiMAXがおすすめ
上述したように、長い目で見ればPCなどの割引があったとしても、BIC WiMAXは他プロバイダと比較してお得とはいえません。
購入時に高額な割引が行なわれるメリットがあるものの、その後の支払いのことを考えるとクレジットカードで分割払いして他プロバイダと契約した方がお得です。
ただし、以下にあてはまるユーザーならBIC WiMAXを契約してもよいかもしれませんね。
- 店員にいろいろと質問したいことがある
- ふだんビックカメラを使っているので、何か問題があったときに相談しやすい
- PCなどの購入時の負担を減らしたい
BIC WiMAXと比較してよりおすすめのプロバイダは?
とくとくBB – 業界随一の高額キャッシュバックでお得
平均で3万円を超える高額なキャッシュバックを行うとくとくBBは、数あるWiMAX2+プロバイダの中でもお得さはトップクラス。
WiMAXの費用を出来る限り節約したいならもっともおすすめできるプロバイダです。
Broad WiMAX – 月額料金は業界最安級
とくとくBBに限りませんが、キャッシュバックがもらえるのは契約してすぐではありません。
だいたい契約から約1年待つ必要があります。またキャッシュバックのための手続きに注意点が多く、失敗すると権利を失ってしまう不安も。
そういったことが面倒で契約してすぐにトクをしたいなら、月額料金が安いサービスをえらぶとよいでしょう。
その中でもBroad WiMAXは月額料金が業界最安級で人気が高い当サイトでも推奨しているサービスです。
まとめ
BIC WiMAXは5万円などの割引があっても、「まとめてプラン」に別途加入しなければならず、2年間の総額でみると他プロバイダより高額です。
ふだんからビックカメラを使っていたり、WiMAX2+の契約の際に店員にいろいろ質問したいことがあったりするならえらんでもよいかもしれませんが、とくとくBBやBroad WiMAXの方がおとくなのでおすすめです。