ギガモンスターの登場でより使いやすくなったソフトバンクモバイル。
しかし月額4,000円で月間データ通信量が無制限のWiMAX2+と比較した場合、3つの理由でWiMAX2+をおすすめできます。
ここではそのポイントについて詳しく解説します。
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ソフトバンクのギガモンスターとは
2016年に大々的に登場したソフトバンクモバイルのギガモンスタープラン。
月額6,000円のデータプランで月間データ通信量20GBも使えるこのプランは、それまでの月間5GBのプラン(月額5,000円)と比較すると月額1,000円追加するだけで月間15GBも増えるわけですから、ソフトバンクユーザーからすればお得なプランに見えるでしょう。
WiMAX2+ギガモンスターの比較
一方のWiMAX2+ギガ放題は月額4,000円程度(プロバイダによって異なる)で、最大440Mbpsという高速なモバイル通信が月間データ通信量の制限なしに利用できるサービス。
WiMAX2+はあくまでデータ通信専用のサービスなので、音声通話機能を備えたソフトバンクモバイルとは一概に比較できません。
しかしそのデータ通信の部分について比較した場合、以下2点をあげることができます。
ポイント1:どちらが安い?
ギガモンスター(月間データ通信量20GB)の月額料金は6,000円。
一方のWiMAX2+は、データ通信量の制限がないギガ放題プランが月額4,000円と2,000円も安い金額で使えます。
1年間の総額で2万4千円もかわります。
ギガモンスターとWiMAX2+のどちらが安いかといえば、断然WiMAX2+の方がお得ですね。
ポイント2:月間20GB・30GBでは足りない? WiMAX2+なら月末も怖くない!
今まで月間数GBのプランを使ってきたユーザーからみれば月間20GB・30GBのプランは大容量にみえるでしょう。
しかしいざ思う存分モバイル通信を楽しもうとすればこの容量では足りなく感じるものです。
ホームページの閲覧やLINEの利用ぐらいではデータ通信量はそれ程消費されませんが、たとえば動画を鑑賞すると以下のように膨大なデータ通信量が必要となります。
YouTubeに限らずですが、より高画質な動画を鑑賞すればするほど、消費されるデータ通信量は右肩上がりに増加します。
低画質な動画ならそれほどデータ通信量を消費しませんが、HD画質などの高画質な動画を鑑賞すると、できる限り低画質な動画は見たくなくなるもの。
特に好きなアーティストのPVやアニメ・映画などなど、パソコンやタブレットだけでなく、スマホの小さな画面でもその差は分かります。
たとえば、アーティストのPVを1本5分として、すべてフルHD画質(超高画質)で鑑賞しようとすれば約9本で1GB、約180回再生するだけで20GBのデータ通信量が消費されることになります。
もちろん実際は他にもモバイル通信を利用するわけですからフルHD画質の動画を鑑賞できる本数はもっと減ります。
こう考えると、月間20GB・30GBだと画質を落としたり動画をみたりする時間を節約したりする必要がありますね。
一方のWiMAX2+ならその必要はありません。
実際、私はWiMAX2+ユーザーですが、好きなアーティストのPVをYouTubeなどで鑑賞する際はフルHD画質(超高画質)をえらぶようにしています。
一旦フルHD画質の動画になれると、特にMVなど画質にこだわりたい動画はそれより低画質で見たくなくなるものですよ。
ポイント3:WiMAX2+でも速度制限がないわけではない?
WiMAX2+ギガ放題プランは月間データ通信量の制限はありませんが、回線が混雑するのを避けるために以下のように3日間10GBの速度制限があります。
しかし月間20GB・30GBのデータ通信量の消費で速度制限がかかるギガモンスタープランと比較して、速度制限が緩やかであることは一目瞭然。
WiMAX2+ギガ放題プランは、ギガモンスターの半分・3分の1のデータ通信量をたった3日で使いきることで速度制限が行われます。
さらに速度制限時の通信速度について、ギガモンスターだと最大128Kbpsという低画質な動画の鑑賞にも支障がでるほどであるのに対し、WiMAX2+なら概ね1Mbpsと標準画質の動画を鑑賞できます。
つまり、WiMAX2+とはこれだけ制限のゆるやかなサービスであるわけです。
既存のギガモンスター契約にWiMAX2+を組み合わせるのもおすすめ
既存のソフトバンクユーザーで、ソフトバンクからの乗り換えが面倒であればWiMAX2+を組み合わせて利用するのもおすすめ。
たとえば上図のようにソフトバンク側のプランで低容量のプランと組み合わせると一見WiMAX2+を組み合わせると若干料金が高くなるようにみえます。
しかし、以下のようなポイントをあわせて考えるとこの組み合わせがお得であることに気づきます。
- ソフトバンクで月間1GBでもデータ通信量を月途中に追加購入すれば、1,000円/月かかる。かりに10GB追加すれば10,000円の追加となってしまう。
- WiMAX2+の平均は月額4,000円だが、月額料金が安いプロバイダをえらべばもっと安くなる。たとえば月額最安級のBroad WiMAXなら月額料金が3,411円なので、この比較より約600円安くなる。
- テザリングを使う場合、ギガモンスターでは月額1,000円のオプション料金が追加となる。
こういったことに一切合切悩まされずに、WiMAX2+ならこの料金で最大440Mbpsのデータ通信がデータ通信量を気にせず使い放題になるわけです。
一旦、WiMAX2+の快適なモバイル通信環境を手に入れると、データ通信量に悩まされる日々に戻りたくなくなります♪
格安SIMの「月間データ通信量使い放題プラン」に注意
月間データ通信量無制限は、WiMAX2+の専売特許ではありません。
格安SIMにも一部同様のプランがありますが、それらのプランでは初めから最大通信速度が1Mbps未満~数Mbpsに制限されていたり、そうでなくても平均の通信速度が数Mbps未満だったりと、安く使えることが前提で通信速度がWiMAX2+程に期待できません。
WiMAX2+なら電波環境によるとはいえ格安SIMより高速で、私の環境ではWiMAX2+では悪くても10Mbps超、20Mbpsを超えることも多いです。
さらに節約したければ格安SIMとWiMAX2+の組み合わせもおすすめ
上の図は、人気の格安SIMサービス「OCNモバイルONE」とWiMAX2+を併用した場合とソフトバンクを使った比較例です。
ソフトバンクでは1回5分の通話がし放題のスマ放題ライトプラン、OCNモバイルONEでは1回10分の通話がし放題のかけ放題オプションを併用しています。
かけ放題有なら月額約2,000円、かけ放題なしなら月額約2,800円も安くやる計算です。
乗り換えの手間はありますが、今ならMNPで電話番号も引き継げますし、より快適なモバイル環境を手に入れつつ料金も節約できる格安SIMとWiMAXの併用タッグはぜひ検討していただきたいものですね。
まとめ
月間データ通信量20GBで月額6,000円のソフトバンク・ギガモンスタープランと比較すると、月額約4,000円で月間データ通信量を気にしないでよいWiMAX2+を使えば、より快適なモバイル環境を手に入れつつ料金の節約も実現できます。
現在ソフトバンクのユーザーであれば、既存のソフトバンク契約にWiMAX2+を組み合わせたり、格安SIMに乗り換えてWiMAX2+を併用したりすることで月額料金をさらに節約することも可能です。