通信品質で差のないWiMAX2+プロバイダは価格(料金)で比較するのが一般的です。ここでは、3年間でかかる総額料金(※)をベースに、WiMAX2+プロバイダを比較しランキング形式で紹介。プロバイダえらびの参考にしてください。
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WiMAXは3年契約・3年縛りが基本となるサービスなので3年間の総額料金での比較が参考になります。
Contents
WiMAX2+プロバイダを価格(料金)で比較するべき理由
WiMAX2+の特長として、LTE回線を扱うモバイル通信サービスと違い、どのプロバイダでも同じ回線・設備を使っていることがあげられます。そのため、「このプロバイダをえらんだせいで速度がこんなに遅いのか…」という風にストレスになることはありません。
逆に言えば通信品質で比較できないので、多彩なプロバイダについて何を基準にえらんでよいのかわからないユーザーも多いのではないでしょうか。
そこで比較の大きなポイントとしてあげられるのが料金。各社、月額料金を安くしたり多額なキャッシュバックを行ったり工夫をして、ユーザーを集めています。料金は、WiMAX2+プロバイダを比較する上で重要です。
WiMAX2+プロバイダを価格(料金)比較でランキング【2021年10月度版】
それではさっそく、3年間総額が安いプロバイダを比較してランキングしてみましょう。以下、各プロバイダの料金の詳細とあわせてその他の特長も記載しています。比較しているプランは、月間データ通信量無制限で使えるギガ放題プランの価格です。
第1位:とくとくBB /業界最高額のキャッシュバック
初期費用 | 月額料金 | キャッシュバック | 3年間総額 |
事務手数料3,300円 端末代0円 ** 合計3,300円 |
4,688円 (最大2ヵ月間は3,969円) |
最大31,000円 ※以下リンク利用 |
139,376円 |
とくとくBBは超高額なキャッシュバックで人気のプロバイダ。その高額なキャッシュバックのため3間総額の安さも業界屈指です。2021年8月度は、以下リンクから申し込むことで、最大31,000円という高額なキャッシュバックを実施しています。
このキャッシュバック額は今月いっぱいまで。お得に申し込むなら今です!
他にも、20日以内のキャンセルなら違約金無料のシステムを提供していたり、最短で申込即日配送に対応していたりと、料金面の他にもメリットの多いプロバイダでもあります。
第2位:Broad WiMAX / 月額最安級な上に他社WiMAXプロバイダの違約金を負担!
初期費用 | 月額料金 | キャッシュバック | 3年間総額 |
事務手数料3,300円 端末代0円 ** 合計3,300円 |
3,753円(1-2ヵ月目は2,999円、25ヵ月目以降は4,413円) | なし | 144,489円 |
Broad WiMAXはキャッシュバックこそないものの、月額最安級で知られるWiMAX2+プロバイダ。3年間総額自体は3位ですが、契約から約1年後にもらえるキャッシュバックより、月額料金ですぐにお得なのが魅力です。
Broad WiMAXは、その他にも最短契約即日にWi-Fiルーター配送されたり、光回線やLTE通信など指定の通信サービスへの乗換なら、いつでも違約金0円になる「いつまで解約サポート」という独自のシステムを提供したり、といった魅力も見逃せません。さらに他社WiMAXプロバイダからの移行であれば違約金を最大19,000円まで負担するという独自のサービスも提供中。19,000円の違約金ありでの移行であれば、とくとくBBよりも安価になります。
第3位:BIGLOBE WiMAX/ とくとくBBにつぐキャッシュバック額
初期費用 | 月額料金 | キャッシュバック | 3年間総額 |
事務手数料3,300円 端末代21,120円 ** 合計24,420円 |
4,378円 (1ヵ月目は0円) |
17,000円 | 160,350円 |
老舗プロバイダBIGLOBEによるWiMAX2+サービス。サポートに関するユーザーの評判も上々で初心者ユーザーにもおすすめできます。
17,000円のキャッシュバックがもらえるのはメリットですが、端末代として2万円以上の費用がかかってしまうのが残念です。
そのため、とくとくBBの方が断然お得です。
第4位:So-netモバイルWiMAX2+ / 誰もが知る老舗プロバイダ
初期費用 | 月額料金 | キャッシュバック | 3年間総額 |
事務手数料3,300円 端末代0円 ** 合計3,300円 |
1~12ヵ月目:3,700円 13ヵ月目~:4,817円 |
– | 163,552円 |
So-netはよく知られた大手の老舗プロバイダ。契約時期によってキャッシュバック・月額を料金割引とさまざまなキャンペーンを展開しています。
またSo-netモバイルWiMAX2+では、端末補償や月額制のアンチウイルスオプション、PCやスマホ、タブレットの一般的な操作までサポートしてくれる有料サポートオプションが最大12ヵ月無料となり、これらを有効活用できるのであれば、さらにコストパフォーマンスが高くなります。
第5位:UQ WiMAX /KDDIグループのWiMAX元祖プロバイダ
初期費用 | 月額料金 | キャッシュバック | 3年間総額 |
事務手数料3,300円 端末代16,500円 ** 合計19,800円 |
4,268円 | 3,000円 | 170,448円 |
UQ WiMAXはWiMAX元祖プロバイダ。月額料金が高い上にキャッシュバックがないことから、ここで紹介した他社と比較するとお得な金額でないことは否めません。なお家電量販店が販売するWiMAXサービスなどの多くのプロバイダはUQ WiMAXと同様の料金体系を踏襲しています。
UQ WiMAXに関しては、9時~21時まで年中無休でサポートセンターがあいていたり、メールの問い合わせ返信が早かったりなど、サポートの品質は随一。サポート重視でえらぶのであれば、UQ WiMAXもおすすめです。
【参考】月額やキャッシュバックだけではどこが安いか決められない!
プロバイダ毎のWiMAX2+価格を比較する際に使われるのが3年間でかかる総額料金。
WiMAX2+では、料金を比較するポイントとして主に月額料金・キャッシュバックの2つがあるため、「月額料金が安いからお得」「キャッシュバック額が高いからお得」とは言えません。そこで3年間の総額費用で比較するのがよいわけです。
3年間という期間にも意味があります。WiMAX2+が3年間しばりが基本のサービスであり、契約更新月以外に解約すると以下違約金(契約解除料)が発生するためです。
契約期間 | 違約金 |
1~13ヵ月目 | 19,000円 |
14~25ヵ月目 | 14,000円 |
26~37ヵ月目 | 9,500円 |
38ヵ月目 | 0円 |
またWiMAX2+はほとんどのプロバイダで、モバイルWi-Fiルーターが契約時に無料で提供されます。
それで慣れたユーザーは、2年目~3年目の契約更新月に現在の契約を解約し、新しいプロバイダに乗り換える(もしくは現在のプロバイダで再契約)わけです。これからWiMAX2+プロバイダをえらぶときは、3年間の総額料金に着目して下さい。
まとめ
3年間総額で比較すると、3万円を超える業界最高値のキャッシュバックを行うとくとくBBがもっとも安いプロバイダです。その他、大手のBIGLOBEやSo-net、キャッシュバックなしでお安いBroad WiMAXなどが続きます。条件によってはとくとくBBより2年間総額が安価なプロバイダもあります。料金とその他のサービス概要を参考に、より希望に近いプロバイダをえらんでいただければ幸いです。