Broad WiMAXの価格は本当に業界最安級か?

数あるWiMAXプロバイダのなかでも、最もよくウェブ広告を見かけるプロバイダの1つがBroad WiMAXです。

そして、その際にみかける魅力的な宣伝文句が、価格が「業界最安級」であるということ。Broad WiMAXの価格は、ほかのプロバイダと比較しても本当に最安級なのでしょうか?

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Broad WiMAXの価格は月額も「最安」ではない

Broad WiMAXの価格で目を引くのが、その安い月額料金です。WiMAXプロバイダ元祖のUQ WiMAXでは、ギガ放題プランの月額料金が4,380円なのに対し、Broad WiMAXの月額料金は3,480円(1~2ヵ月目は2,726円)で、確かにその安さが目立ちます。

けれど…、ほかのプロバイダと比較すると、以下のように最安ではありません。

プロバイダ名 初期費用 月額費用 3年総額
GMOとくとくBB 契約事務手数料:3,300円

端末代:0円

合計:3,300円

1~2ヵ月目:2,170円

3~36ヵ月目:3,480円

125,660円
BroadWiMAX 契約事務手数料:3,300円

端末代:0円

合計:3,300円

1~2ヵ月目:2,726円

3~24ヵ月目:3,411円

25~36ヵ月目:4,011円

131,626円
So-netモバイルWiMAX2+ 契約事務手数料:3,300円

端末代:0円

合計:3,300円

3,620円 133,320円

このなかでGMOとくとくBBは業界最高値のキャッシュバックを実施していることで、よく知られているプロバイダです。

しかし、月額料金でみてもBroad WiMAXよりGMOとくとくBBの価格の方が安価なのです。GMOとくとくBBは、そのほかにも最新ルーターへの対応が早かったり最短申込即日配送に対応していたりと、Broad WiMAXと同じような魅力があります。

そのため月額料金の安さでえらぶなら、Broad WiMAXよりGMOとくとくBBの方がおすすめです。



さらにSo-netモバイルWiMAXはBroad WiMAXより月額料金が高いですが、条件次第ではBroad WiMAXよりお得になります。

So-netモバイルWiMAXではアンチウイルス・有料サポート・機器補償などが含まれる生活サポートサービスという3つのオプションが、最大12カ月間無料(総額約15,000円分)なので、これらを使うならSo-net モバイルWiMAX2+の方がお得になるわけです。


キャッシュバックありなら、さらに安いプロバイダあり

はじめに結論から言うと、WiMAXのプロバイダのなかでもお得なのは、月額割引よりも高額なキャッシュバックキャンペーンを行うプロバイダです。

3年間の総額費用でみると、キャッシュバックがあるプロバイダの方が安いためです。実際にどのくらいの差があるのかみていきましょう。

プロバイダ名 月額料金 キャッシュバック 3年総額
GMOとくとくBB 4,263円

(1-2ヵ月目は3,609円)

平均35,000円 120,160円
BIGLOBE WiMAX 2+ 4,380円

(1-2ヵ月目は3,695円)

30,000円 129,310円
BroadWiMAX 3,411円(1-2ヵ月目は2,726円、25ヵ月目以降は4,011円 131,626円
So-netモバイルWiMAX2+ 3,620円 133,320円
UQ WiMAX 4,380円(1-2ヵ月目は3,696円) 161,428円

いかがですか? 3年間の総額である程度大きな額の差がついていることがわかります。このように、WiMAXをお得に使いたいのであれば高額なキャッシュバックを実施するプロバイダをえらぶのがお得。

そうして業界最高値のキャッシュバックを行っているのがGMOとくとくBBです。当サイトでも、GMOとくとくBBは推奨しています。

WiMAXは、プロバイダによって速度や安定性に差がありません。そのためよりお得に使えるプロバイダがおすすめです。そうして、その条件に最も合うのがGMOとくとくBBということです。

これまで月額料金や3年間の総額料金でプロバイダの料金を比較してきましたが、まとめると、最もお得に使えるのはGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンになります。

ただ、キャッシュバックは受け取れるのが契約から約1年後なので「それまで待てない! すぐにお得なプロバイダがいい」ということであれば、月額料金のより安いプロバイダをえらぶことになりますが、その場合でも最もお得なのはGMOとくとくBBです。

Broad WiMAXの価格が最安の場合とは?

Broad WiMAXよりGMOとくとくBBの価格の方がお得、GMOとくとくBBが最安価格、という結論でしたが、1つだけBroad WiMAXの方が安くなるケースがあります。

それは解約金を支払って、WiMAXプロバイダを乗り換えるような場合です。

WiMAXでは新機種を入手したいためなどにプロバイダを乗り換えるような場合がありますが、3年の契約期間を満了していないと9,500円~19,000円の解約金が発生してしまうことになります。

※プロバイダや適用するキャンペーンによって、解約金の額がこれ以上高くなることもあります。

Broad WiMAXでは他社プロバイダからの移行である場合に、他社プロバイダの解約金を負担してくれる、というほかにないキャンペーンを展開しています。そうして、このキャンペーンを適用すると、GMOとくとくBBよりもお得になるわけです。


まとめ

Broad WiMAXは「最安級」というキーワードで広告宣伝していますが、あくまで「最安級」であって「最安」ではありません。月額料金についてはGMOとくとくBBの方が安いですし、3年間の総額でみてもGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンを利用した方がお得です。そのため当サイトでは、GMOとくとくBBをおすすめしています。

なおBroad WiMAXでは他社WiMAXプロバイダからの移行の際に、解約金を負担するというキャンペーンを実施しており、このキャンペーンを活用できる場合に限っては、Broad WiMAXが最安となります。