BBIQ WiMAXと他WiMAXプロバイダの徹底比較

九州電力グループのキューティニネットが手掛けるWiMAXサービス「BBIQ WiMAX」と、他WiMAXサービスを徹底比較。どちらをえらんだ方がよいかも解説しています。

Contents

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BBIQ WiMAXとは?

BBIQ(ビビック) WiMAXは、九州電力グループの電気通信業者「株式会社QTnet(キューティーネット)」が手掛けるWiMAXによるモバイル通信サービス。BBIQは、九州エリアで光回線サービスなどを展開しているので、こちらのサービスで利用中のユーザーも多いことでしょう。そういったユーザーにとっては、固定回線もモバイルも同じ会社にまとめられて便利というメリットはあるかもしれません。

BBIQ WiMAXと他WiMAXプロバイダの徹底比較表

WiMAXは20以上のプロバイダがサービス提供しており、BBIQ WiMAXもその1つです。そんな中でBBIQ WiMAXの他プロバイダと比較して優れているのか気になるところですね。

ここでは簡単な比較表でBBIQ WiMAXと他WiMAXプロバイダを比べてみましょう。全てのプロバイダと比較するとかえってわかりにくくなってしまいますから、ここでは特に人気の高いとくとくBB・Broad WiMAXを比較対象にえらんでいます。

なお、WiMAXは格安SIMや光回線などと異なり、どのプロバイダをえらんでも通信品質はかわりません。なぜなら、どのプロバイダも基本的に同じ回線・設備を使っているからです。

それでは何を基準にWiMAXプロバイダを比較すべきか、というとズバリどれだけお得に使えるかとサポート品質。それからWiMAXでインターネット接続する際に利用するWi-Fiルーターの種類です。プロバイダによってはえらべるWi-Fiルーターの種類が少なかったり最新機種に対応していなかったりするのです。

以上をふまえ、さっそく以下比較表にまとめます。

BBIQ WiMAX GMOとくとくBB BroadWiMAX
初期費用 0円 3,000円 3,000円
月額費用 ▽1-2ヵ月目

3,400円

▽3ヵ月目以降

4,100円

▽1-2ヵ月目

3,609円

▽3ヵ月目以降

4,263円

▽1-2ヵ月目

2,726円

▽3-24ヵ月目

3,411円

▽25ヵ月目以降

4,011円

キャッシュバック 平均30,000円(※1)
2年間総額 100,000円 74,004円 83,494円
えらべる端末の種類 WX04 W05、WX04、W04、L01s、WX03 W05、WX04、L01s
サポートセンター営業時間 9時~20時、年中無休※12/31~1/2は9時~18時 10時~19時、年中無休 11時~18時、月~土※年末年始は休み

※1)とくとくBBのキャッシュバックは加入する時期や端末によってもかわります。
ここではその中で平均的な数字を記載しています。
※全体的に。2018年4月時点での情報です。

BBIQ WiMAXをえらぶメリットは?

上記比較表をみる中で、BBIQ WiMAXが他と比較して勝っているのは、サポートセンターの営業時間が長いことでしょうか。そのため使っていて困ったことがあったときには問合せしやすいでしょう。あとは、BBIQ WiMAXの他サービスを使っていて、このプロバイダが好き、ということであればえらんでもよいかもしれません。

BBIQ WiMAXをえらぶデメリットは?

メリットに対してチェックすべきデメリットは以下の2つです。

他と比較して料金が高い

BBIQ WiMAXはとくとくBBのように高額なキャッシュバックがあるわけではありませんし、Broad WiMAXのように月額料金が安いわけでもありません。結果、上記表に記載した他2社と比べると、2年間総額が約1.6万円~2.6万円も高いのです。

通信品質がプロバイダによってかわらないであれば、これだけ2年間総額に差があるのは気にならざるを得ないですね。コスパを重視してえらぶときには、BBIQ WiMAXはおすすめしにくいです。

端末の種類が少ない

2018年4月時点で、BBIQ WiMAXでえらべる機種は「WX04」のみ。とくとくBB・Broad WiMAXの方が提供している機種の種類が多いです。しかもWX04は、通信が安定しないといった評判が多く、当サイトではおすすめしていません。

まとめ

BBIQ WiMAXは、BBIQの他サービスも利用しているから同じプロバイダをえらびたい、といった特別な理由がない限りは、より安価に使えて提供されている機種が多いとくとくBBやBroad WiMAXの方がおすすめです。

この記事で書いたように、プロバイダごとに通信品質が分からないため、価格は重要な要素となっています。

ちなみにサポートセンターの対応時間はBBIQ WiMAXがもっとも長いとはいえ、極端な差があるとも言えないので、BBIQ WiMAXをえらぶ決定打とはならないでしょう。