W05を安い費用で使えるWiMAXプロバイダを比較しながら紹介。加えて2年契約の可否や、価格以外のメリットも紹介しています。ここで紹介しているのは全て当サイトでおすすめしているプロバイダですが、特におすすめのプロバイダには「【オススメ】」と記載しています。
Contents
【オススメ!】【2年契約も可!】【最も安い!】とくとくBB
●W05をえらんだ場合の2年間総額費用(2018年3月)
初期費用 | 月額料金 | キャッシュバック | 2年間総額 |
事務手数料:3,300円
端末代:0円 ** 合計:3,300円 |
4,263円
(最大2ヵ月は3,609円) |
40,800円 | 63,204円 |
とくとくBBは、3万円をこえる超高額なキャッシュバックで人気のWiMAXプロバイダです。2018年3月は、W05・WiMAX3年契約をえらぶと4万円を超える超高額なキャッシュバックを実施。結果、キャッシュバック額・2年間総額ともに全WiMAXプロバイダで最安です。
なおとくとくBBは2年契約も可能です。3年契約しかえらべないWiMAXプロバイダが増えている中で、とくとくBBのようなメジャーなプロバイダが2年契約可能なのはありがたいですね。ただし2年契約にすると、W05をえらんだ際のキャッシュバック額が32,500円に下がるのでご注意ください。
※2年契約が可能なプロバイダとしては、いずれにしろ最安なのはかわりません。
とくとくBBは月額料金の大幅割引プランもあり
●W05をえらんだ場合の2年間総額費用(2018年3月)
初期費用 | 月額料金 | キャッシュバック | 2年間総額 |
事務手数料:3,300円
端末代:0円 ** 合計:3,300円 |
3,344円
(最大2ヵ月は2,590円) |
なし | 81,748円 |
とくとくBBでは、高額なキャッシュバックを行うかわりに、月額料金を大幅に割り引くキャンペーンも並行して実施中。2年間総額はぐっと上がってしまいますが、「1年間もキャッシュバックをもらうのを待てない!手続きも面倒!」という方はこちらをえらんでもよいかもしれませんね。ちなみに月額料金が安価なプランとしても、とくとくBBは最安級です。
なお月額割引のキャンペーンは、Googleなどの検索から入れる公式サイトでは適用できないので注意してください。以下リンクからアクセスする必要があります。
とくとくBBをえらぶその他のメリット
とくとくBBのメリットは高額なキャッシュバックや2年間総額の安さだけではありません。その他にも以下のようなメリットがあげられます。
・最短でオンライン申込当日に機器が配送され届けばすぐに使える!
・毎月発生するGポイント(100円分)で、さらに月額費用を割り引ける!
・20ヵ月以上契約を継続すると、無料で最新WiMAX端末に機種変更可能!
とくとくBB申込時の注意点
とくとくBB契約時には、公衆無線LANオプション。安心サポート(プラス)の契約が必須となります。ただしこれらオプションは契約後に解約も可能で、仮に解約してもキャンペーンは適用されるので安心してください。
解約は、とくとくBBユーザー用の専用ポータル「BBnavi」から実行できます。なお安心サポート(プラス)については、BBnaviから解約できるのは端末発送月の翌月以降です。この際、安心サポートでなく安心サポートプラスをえらんでいると、2ヵ月目のオプション料金200円が発生してしまいます。解約するつもりであれば安心サポートの方をえらんでおきましょう。
【2年契約も可!】【月額料金は最も安い!】カシモWiMAX
●W05をえらんだ場合の2年間総額費用(2018年3月)
初期費用 | 月額料金 | キャッシュバック | 2年間総額 |
事務手数料:3,300円
端末代:0円 ** 合計:3,300円 |
3,380円
(最大2ヵ月は1,380円) |
なし | 80,220円 |
カシモWiMAXは2017年10月にサービス開始した比較的新しいWiMAXプロバイダ。新古品端末を扱うことにより、大幅割引により安い月額料金を実現しているようです。月額料金の安さではWiMAXプロバイダ随一。前述のとくとくBBにも勝ります。
ただ気になるのは新品でなく、新古品の端末を使っているということですね。とはいえ2018年3月時点でW05は新品端末にて提供されるとのこと。まだリリースされたばかりの端末だから、出すべき新古品端末も少ないのでしょう。
ちなみに新古品といってもユーザーが使った手垢のついた端末や、店頭展示のような端末ではありません。たとえば未開封でユーザーから返送されたような、「ユーザーが一度も使っていない商品」のことをさしています。このような端末では他社では新品として扱えないため、カシモWiMAXは新古品端末と言っているわけです。
カシモWiMAXの新古品端末は、通常の利用にあたっては特に問題はありません。そのため月額料金が安く使えるサービスが使いたいのであれば、カシモWiMAXもおすすめです。
カシモWiMAXをえらぶその他のメリット
カシモWiMAXもとくとくBBと同様に2年契約が可能です。また、これらとくとくBBと同様で、最短で申込当日に機器配送され、それがとどけばすぐに使えるのがメリットです。
【オススメ!】So-netモバイルWiMAX2+(3年契約のみ)
●W05をえらんだ場合の2年間総額費用(2018年3月)
初期費用 | 月額料金 | キャッシュバック | 2年間総額 |
事務手数料:3,300円
端末代:0円 ** 合計:3,300円 |
4,379円
(初月は200円) ※So-netコース料金含む |
40,700円 | 63,217円 |
インターネットを長年使っていれば知らない人はいないSo-netもWiMAX2+を提供しています。しかもキャッシュバック額がとくとくBBに迫る40,700円と、こちらも超高額。しかも2年間の総額費用も、とくとくBBとあまりかわません。ただし、So-netモバイルWiMAX2+は3年契約しかないのがデメリットです。
So-netモバイルWiMAX2+をえらぶその他のメリット
So-netモバイルWiMAX2+では、以下3つのオプションが最大1年間無料で提供されています。
・カスペルスキー(月額500円)
最大5台分の機器(Windows、Mac、Android)にインストールできる月額制のセキュリティソフトです。
・So-net 安心サポート(月額300円)
パソコンやインターネット、周辺機器の操作に関する疑問を電話や遠隔操作で助けてくれる有料のサポートオプションです。
・So-net くらしのお守りワイド(月額450円)
機器補償を含むオプションです。WiMAX機器だけでなく、So-netでインターネット接続しているパソコンやスマートフォンなどを含んだ機器補償である点がユニークであり、ユーザーにうれしいポイントです。
これらオプションを利用するのであれば、月額1,250円(最大1年間15,000円)もお得。とくとくBBを抜いて、ダントツでコストパフォーマンスがよいサービス、ともいえるでしょう。
また老舗のプロバイダだけあって、サポートに関する評判も概ねよく、他のユーザーにおすすめしやすいです。So-netのような大手プロバイダが運営しており、安心感が高いのもメリットの1つといえますね。
さらにSo-net では22ヵ月以上の利用で、無償にて機種変更できるプランも展開中。抜け目がありません。
【月額料金が安い!】Broad WiMAX(3年契約のみ)
●W05をえらんだ場合の2年間総額費用(2018年3月)
初期費用 | 月額料金 | キャッシュバック | 2年間総額 |
事務手数料:3,300円
端末代:0円 ** 合計:3,300円 |
3,411円
(最大2ヵ月間は2,726円) |
– | 83,494円 |
Broad WiMAXは月額最安級で知られるプロバイダ。ギガ放題プランの月額料金が4,000円を超えるプロバイダが多い中、Broad WiMAXでは月額3,411円で提供しています。くわえて、他社にないさまざまなサービスも展開しており、要注目のWiMAXプロバイダです。
Broad WiMAXをえらぶその他のメリット
Broad WiMAXは価格の安さ以外にもメリットが盛りだくさん。以下、Broad WiMAXをえらぶ月額料金や2年間総額の安さ以外のメリットを紹介します。
・違約金負担
他社WiMAXプロバイダからの乗り換えの際に、その違約金を最大19,000円までキャッシュバックしてくれるというサービス。「他社のキャッシュバックをもらう方がお得で安いんじゃない?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、仮に14,000~19,000円の違約金をBroad WiMAXにキャッシュバックしてもらう場合、他社のキャッシュバックの価格次第ではBroad WiMAXの方が安くなります。
※他社のキャッシュバック額は時期によりかわります。
キャッシュバックの手続きは、電話で振込先の銀行口座の情報を伝え、違約金の内容を証明できる書面をメールで送るだけと非常に簡単。翌月末にはキャッシュバックが振り込まれます。
・WiMAX端末が最短申込即日配送(当日受取もあり!)
オンラインで申し込んで最短当日にWiMAX端末を配送してくれます。特に急ぐ際は、これは非常に大きな魅力ですね。また2018年3月時点で東京の渋谷・秋葉原・埼玉の大宮のみですが、オンライン申込後に端末の店頭受取をすることも可能。東京23区内なら、別途配送料金が追加されてしまいますが、バイク便による申込当日での配送も承っています。
・違約金を支払わないでよい「ご満足保証」
これも他社にないBroad WiMAXだけのサービス。Broad WiMAXを使っていて速度などに不満を感じたら、Broad WiMAXが指定する光回線やLTE通信のサービスへ解約する際の違約金なしで乗り換えが可能。たとえば固定回線替わりにBroad WiMAXを契約してみたものの、電波状況が悪かったなどでWiMAX以外の回線を使いたくなったときなどは助かりますね。
・20ヵ月以上継続利用すると無償で最新機種へ機種変更可能
Broad WiMAXでWiMAXを20ヵ月以上利用すると、最新の機種と無償で機種変更してもらえるキャンペーンを実施しています。多くのプロバイダは機種変更に対応しておらず、機種変更するためにはそのプロバイダを解約しなければならないので、契約を継続したまま0円で機種変更できるのは助かりますね。
【番外編】【ビジネス利用ではかえって安い?】UQ WiMAX
●W05をえらんだ場合の2年間総額費用(2018年3月)
初期費用 | 月額料金 | キャッシュバック | 2年間総額 |
事務手数料:3,300円
端末代:2,800円 ** 合計:3,300円 |
4,380円
(最大2ヵ月3,696円) |
– | 108,868円 |
UQ WiMAXはWiMAX元祖のプロバイダ。キャッシュバックも月額料金の大幅な割引もないので「W05を使える安いプロバイダ」というこの記事の趣旨とは少し離れますが、考え方によっては「安いかも」と感じられることがあります。
たとえば9~21時まで年中無休でサポートを提供しているWiMAXプロバイダは他にほとんどありません。(他は19時頃にサポートを終了したり土日休みだったり、など) またメール問い合わせの際のレスポンスも優秀で、問い合わせて数時間で回答がかえってくることもあります。
くわえてオプションも優秀。たとえば端末補償のオプションについては、他社では月額500円程度で修理代金を補償するだけのオプションとして提供することが多い中、UQ WiMAXは電話一本で交換用の端末を送ってくれる(数日程度)端末補償オプションを月額380円で提供。その他、他社で月額数百円程度の公衆無線LANオプションがUQ WiMAXでは無料などなど、付加オプションに優れているのが特徴です。
ご覧の通り2年間総額でとくとくBBと約4万円も差がついてしまっているので「とにかく安いプロバイダが良い!」という方にはお勧めしにくいですが、サポートやオプションの充実度にメリットを感じる方は検討の価値があるのではないでしょうか。
【参考】W05は本当におすすめの端末?
2018年3月時点でW05と競合となる端末を比較してみましょう。
W05 | WX04 | W04 | |
発売日 | 2018年1月 | 2017年11月1日 | 2017年2月17日 |
メーカー | HUAWEI | NEC | HUAWEI |
最大通信速度
(下り) ※ハイスピードモード時 |
558Mbps
※一部エリアのみ 他は440Mbps |
440Mbps | 558Mbps
※一部エリアのみ 他は440Mbps |
最大通信速度
(上り) ※ハイスピードモード時 |
30Mbps | 30Mbps | 30Mbps |
最大通信速度
(下り) ※ハイスピードプラスエリアモード時 |
708Mbps
※一部エリアのみ 他は440Mbps |
440Mbps | 708Mbps
※一部エリアのみ 他は440Mbps |
最大通信速度
(上り) ※ハイスピードプラスエリアモード時 |
75Mbps
|
50Mbps
※一部エリアのみ |
37.5Mbbps |
WiMAX2+ | ○ | ○ | ○ |
au 4G LTE | ○ | ○ | ○ |
バッテリー容量 | 2,750mAh | 3,200mAh | 2,750mAh |
サイズ(mm) | 約130×55×12.6 | 約111×62×13.3 | 約130×53×14.2 |
重量 | 約131g | 約128g | 約140g |
他機種にない特長 | Wi-Fi設定の簡単引っ越し機能 | 一時的に4G LTEを利用する「ワンタイム」機能搭載、専用クレードル併用によるWiMAX受信・Wi-Fi受信強度アップ | 縦長ボディで持ち運びしやすい |
月間7GBまで使えるハイスピードプラスエリアモードで、少しW05が通信速度はリードしているものの、正直言うとスペック表の限りではこの3機種に大差がありません。ただし、WX04は突然再起動するなどの不具合が多く口コミや評判で報告されていてあまりおすすめできません。
たいしてW05とW04の評判は概ね良好ですが、この2機種を比較した場合、より新しい機種をえらんでおいた方が、今後のアップデートなどを鑑みると無難に使えるでしょう。縦長デザインで持ちやすい「W04の方がデザイン的に気に入った」などがあれば、W04をえらんでも特に支障はないですが、もっともおすすめしやすいのはW05です。
【参考2】W05とホームルーター「L01s」を比較してどちらをえらぶべき?
W05のようなモバイルタイプのWi-Fiルーターとホームルーターの違いは、以下のようにまとめることができます。
モバイルルーター(W05) | ホームルーター(L01s) | |
外出先での利用 | ○
※バッテリーを搭載し外出先での利用に便利 |
×
※バッテリー未搭載、AC電源利用(ホテルなどのAC電源につなげて利用することは可能) |
大きさ | コンパクトで持ち運びに便利 | モバイルルーターのようにコンパクトではなく持ち運びに適さない。※大き目のバックに入れて持ち運ぶ程度。 |
電波を送受信する力 | ホームルーターはモバイルルーターと比較して、本体サイズが大きい分、より大型のアンテナを搭載。そのため、WiMAXやWi-Fiの電波を送受信する力はモバイルルーターよりも強い | |
通信速度 | 基本的にはホームルーターの方が高速。 | |
有線での接続 | △
※クレードルを購入すれば可能 |
○
※付加する機器なしで利用可能 |
最大同時接続数 | 10台 | 40台 |
ご覧のように外出先での利用をするのであれば、モバイルルーターをえらぶことになります。ただし自宅での利用のみであれば、ホームルーターがおすすめ。L01sの利用が安いプロバイダは以下コンテンツで比較しているのでこちらを参照ください。
ただ「もしかしたら将来的に外出先での利用もあるかな」ということであれば、W05のような自宅でも外出先でも使えるモバイルルーターをえらんでおいた方が無難です。環境次第ではありますが、特に電波環境に問題がなければモバイルルーターでも数十Mbps程度の通信速度が期待できるので、ホームルーターと比較して不便を感じることは少ないと想定されます。
まとめ
この記事で比較した通り、W05をもっとも安い費用で利用できるのはとくとくBBです。とくとくBBであれば2年契約が可能なこともメリットといえます。おすすめ度からすると、老舗の安心感や最大12ヵ月無料のオプションが使えるSo-netや、月額料金だけみると最も安いカシモWiMAXなどが、とくとくBBに続きます。