最近WiMAXのプロバイダで増えてきている3年契約では、WiMAXよりつながりやすいLTE回線が利用できる、ハイスピードプラスエリアモードのオプション料金(1,000円/月)が無料となります。ここでは、実際ハイスピードプラスエリアモードがあると助かる場所を、著者の経験ベースでまとめて紹介します。
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WiMAXハイスピードプラスエリアモードがあると助かる場所の例
WiMAXよりつながりやすいLTE回線による通信が行なえるハイスピードプラスエリアモードについて、わたしの経験上、このモードがあると助かる場所を紹介します。ハイスピードプラスエリアモードを利用することで、よりWiMAXが快適に使えるようになります。
なお「ハイスピードプラスエリアモードの内容がわからない」という方は以下の記事を参考にしてください。
地下鉄
最近は地下鉄がWiMAXに対応することが増えています。またWiMAXの元祖「UQ WiMAX」のホームページでは、「WiMAX対応の地下鉄」を紹介するなどしています。
しかし残念ながら、実際にWiMAXが使えるのは駅のホームもしくはホームに近い場所で、電車が発車してそこから離れると接続できないことが多いです。仕方ないので、わたしはそんなときにはWiMAX端末の電源を切り、不本意ながらスマートフォンのLTE通信を利用したりハイスピードプラスエリアモードを使ったりしています。
地下街
厚い壁などで外部と遮断された地下街もまた、WiMAXの電波が届きにくい場所。最近はWiMAXに対応する地下街も増えてきていますが(例:東京駅の地下街など)、そうでない場合は、残念ながらつながらないことが多いです。
地下ではLTE回線でも電波が弱くなることがあるものの、少なくともWiMAXよりつながりやすさは上です。
カフェなどの窓際から離れた場所
カフェなどインターネット接続をゆっくり行いたい場所でも、窓際から離れた席だったり、カフェそのものがビルの奥の方にあったりするとWiMAXの電波がとどかないことがあります。またお店によっては、建物の構造などの関係からか窓際に近くても電波が届かないことがあるので、そんなときはハイスピードプラスエリアモードが活躍します。
わたしも、カフェに入ってWiMAXの電波が届かず、LTE回線に助けられた、ということが何度となくありました。
大きなショッピングモール
ショッピングモールの建物にも、外部とは離れた奥まった場所がたくさん存在するので、残念ながらWiMAXの電波が届きにくいことがあります。家族がショッピングを楽しんでいるあいだにベンチに座ってちょっとインターネットを、というときでも、WiMAXでは電波が届かないことがあります。
わたしも最寄りのイオンでこの状況に。そのときだけLTE回線を使ったりします。
ビルなどの建物の奥まった場所
これもショッピングモールと同じですね。ビルの中にも奥へ行くほど、電波にとっては障害物が増えることになるので、WiMAXのような高周波の電波は届きにくくなります。
わたしはクライアントとのミーティングなどで、相手の会社が入ったビルへ行くことがありますが、時々手持ちのWiMAXがつながらなくて困ることがあります。そんなときには、仕事に差し支えるので迷わずハイスピードプラスエリアモードにしてインターネット接続を確保。何度か助けられています。窓もない奥まった場所にある会議室って意外と多いんですよね、、
ビルやマンションなどの高層階
必ずではありませんが、マンションやホテルなどの高層階ではWiMAXの電波が届かないことがあります。そのような場所では、障害物の影響が少ない窓際などでもWiMAXの電波が届きません。WiMAXのハイスピードプラスエリアモードなら、そのような場所でもたいていLTE回線によりインターネット接続を継続できます。
実際どのくらいつながらないか(つながるか)は、以下記事の検証結果が参考になるでしょう。
広い公園の中央付近
意外かもしれませんが、都内でも広い公園の真ん中あたりだとWiMAXの電波が届かず圏外になることがあります。わたしは最寄りの大きな公園で晴れた日に公園のベンチで日向ぼっこしながら動画をみるか、なんてWiMAXを使おうとした際に、電波が届かずハイスピードプラスエリアモードに切り替えた、ということがあります。
郊外
WiMAXとLTEを比較すると、LTEの方が提供エリアは広いです。特に人口が少ない郊外であると、その差がひらきます。もちろん郊外でWiMAXがつながらないわけではないですが、LTEの方がつながりやすいのは事実。
出張や旅行などで、郊外へ行く際はハイスピードプラスエリアモードが使えると心強いです。インターネット難民にならずにすみます、、
まとめ
直進性が強く障害物を避けにくい高周波を利用するWiMAXと比較して、低周波を利用し比較的障害物に強いLTEの方がつながりやすくその上提供エリアも広いのは事実です。地下鉄や建物の奥まった場所、郊外などではLTEによる通信が行なえるハイスピードプラスエリアモードがあることで助かるシーンは多いでしょう。ハイスピードプラスエリアモードを有効に使って、より快適にモバイル通信を活用しましょう!