違約金を支払ってでもWiMAXプロバイダを移行する際に、もっともお得なプロバイダはどこか比較しています。WiMAXを新規加入する場合と比較すると、このパターンでは順位の変動があります。違約金支払いを前提でプロバイダ移行を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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WiMAXの違約金(解約金)ってどのくらい？
「今使っているWi-Fiルーターが古いから、新しい機種に切り替えるためWiMAXの契約移行をしたい」「今のプロバイダの月額料金が高いので、WiMAXプロバイダを乗り換えたい」 – そんな風に考えているユーザーも多いことでしょう。しかしWiMAXは通常2年もしくは3年の契約期間があるため、契約期間を更新するタイミング以外で解約すると以下違約金が発生することになります。
●2年契約の場合
| 契約から何ヶ月目？ | 違約金(解約金) |
| 1～13ヵ月目 | 19,000円 |
| 14～25ヵ月目 | 14,000円 |
| 26ヵ月目 | 0円 |
| 27～49ヵ月目 | 9,500円 |
| 50ヵ月目 | 0円 |
●3年契約の場合
| 契約から何ヶ月目？ | 違約金(解約金) |
| 1～13ヵ月目 | 19,000円 |
| 14～25ヵ月目 | 14,000円 |
| 26～37ヵ月 | 9,500円 |
| 38ヵ月目 | 0円 |
※一部プロバイダでは、キャンペーン適用の代わりに別途違約金を追加する場合もあります。
違約金を支払わずにプロバイダの移行を行うためには、違約金が0円となる契約更新月まで待つ必要があります。しかし新しいWi-Fiルーターを少しでも早く手に入れたい、などの理由で違約金を支払ってでも早く乗り換えたいこともありますよね。また違約金のために、高い月額料金を我慢するのも気分のよいものではありません。
違約金(解約金)を支払ってでも移行先としておすすめのWiMAXプロバイダとは？
違約金(解約金)を支払うことになったとしても、以下3つのパターンにあてはまるプロバイダに移行する際は、結果的にお得になる可能性もあります。今すぐにでもプロバイダを移行したいといった場合は、これらの条件にあてはまるWiMAXプロバイダを探すとよいでしょう。
- 違約金を負担してくれる
- 入会によって高額なキャッシュバック特典がえられる
- 現在のプロバイダより月額料金が大幅に安い
違約金(解約金)を支払ってもお得なWiMAXプロバイダ比較
ここでは、違約金(解約金)を仮に支払うことになったとしても、移行先としてお得なWiMAXプロバイダを比較して紹介します。まずは以下比較表をご覧ください。
※支払う違約金は14,000円として比較表を作成しています。
| 順位 | プロバイダ名 | 初期費用
(※1) |
月額費用 | キャッシュバック/違約金負担 | 2年総額
(※2) |
| 1 | BroadWiMAX |
3,000円 | 3,411円 | 14,000円
(違約金負担) |
83,494円 |
| 2 | とくとくBB |
3,000円 | 4,263円 | 平均30,000円
(キャッシュバック) |
90,004円 |
| 3 | So-net モバイル WiMAX 2+
※L01sを利用の場合 |
3,000円 | 3,180円 | – | 90,340円 |
| 4 | BIGLOBE WiMAX | 3,000円 | 4,380円 | 30,000円 | 90,750円 |
| 5 | 3WiMAX | 3,000円 | 4,330円 | 28,000円 | 91,650円 |
| 6 | @nifty WiMAX | 3,000円 | 4,350円 | – | 115,191円 |
| 7 | UQ WiMAX | 5,800円 | 4,380円 | – | 122,868円 |
(※1)事務手数料+端末代
(※2)違約金として14,000円を加算
【第1位】Broad WiMAX
月額最安級でしかも違約金負担もあるBroad WiMAXが1位となりました。もらえるのに契約から約1年かかる上に専用の受け取り手続きをしなければならないキャッシュバックと比較すると、月額料金が安くてお得なBroad WiMAXはもともと人気の高いWiMAXプロバイダです。
その上で違約金負担まで含めて考えると、高額なキャッシュバックを行う他プロバイダと比較しても2年間総額が安くなり、このパターンでは最もおすすめできるプロバイダとなります。
＜Broad WiMAXをえらぶその他の主なメリット＞
- いつでも違約金なしで指定通信サービスへ移行できる満足保証
- 最短申込即日での端末配送※指定店舗へ端末を取りに行くのであれば、最短当日の利用も可
- 20ヵ月以上の利用で、無償での機種交換が可能
【第2位】とくとくBB
とくとくBBは平均して3万円をこえる高額なキャッシュバックを行うことで人気のプロバイダです。違約金負担を含めず考えればもっともお得なプロバイダですが、その違約金負担により2年間総額の安さはBroad WiMAXに抜かれてしまっています。
＜とくとくBBをえらぶその他の主なメリット＞
- 最短申込即日での端末配送
- 20日以内の解約なら違約金不要
【第3位】So-net
大手の老舗プロバイダ「So-net」は、機種限定でお得なキャンペーンを展開中。自宅専用で利用するタイプのL01sを利用する場合は、Broad WiMAXより安価な月額料金を実現しています。ただし違約金負担を考えるとBroad WiMAXの方がこのパターンではお得です。
なおキャッシュバックはないものの、3万円超のキャッシュバックを貰えるとくとくBBと比較して2年間総額の差はほとんどないため、キャッシュバックがもらえる期間や手間まで考えると、新規加入であればSo-netの方がおすすめしやすいです。
＜So-net WiMAX2+をえらぶその他の主なメリット＞
- 老舗プロバイダと契約する安心感
- アンチウイルス・端末補償・有料遠隔サポートのオプション料金が最大1年分無料
まとめ(違約金ありのプロバイダ移行ならBroad WiMAXがおすすめ)
WiMAX用のWi-Fiルーターを新しいものに変更したいなどの理由で、違約金を支払うこと前提でプロバイダ移行する際は、月額料金が安い上に違約金負担をしてもらえるBroad WiMAXの2年間総額が最安でもっともおすすめです。
もらうのに契約から1年かかることに加えて専用の手続きを踏まなければならないキャッシュバックがなくてもここまで安いことを考えると、単純に2年間総額が安い、という以上にえらぶ価値のあるWiMAXプロバイダといえるでしょう。