WiMAXはプロバイダによって通信速度やつながりやすさが違うの?

大手携帯キャリアや格安SIMと比較すると、WiMAXでは「このプロバイダが遅い」とか「このプロバイダは接続が不安定」という口コミはほとんど見かけません。ここではWiMAXがプロバイダ毎に通信速度の差があるのか、また何をもってプロバイダをえらぶべきかを解説しています。

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WiMAXのプロバイダを比較しても速度やつながりやすさに差がない!

先に結論から書いてしまうと、WiMAXはどのプロバイダをえらんでもつながりやすさなどの通信品質や通信速度に差はありません。同じモバイル通信でもLTEを使った大手携帯キャリアや格安SIM各社のように、プロバイダ毎の通信速度比較の記事がなかったり、「ここのプロバイダだから遅いな」といったユーザーの評判・口コミが見当たらなかったりするのはそのためです。

裏を返せば、その分どのプロバイダをえらんでも外れということがなく安心してえらべるのがWiMAXの良いところということはできるでしょう。WiMAXにおいては「こっちのプロバイダの方が通信速度は速そうだから乗り換えようか」という必要はありません。

WiMAX以外の通信サービスでプロバイダ毎に通信速度の差がある理由

それでは、そもそもなぜWiMAX以外の通信サービスでプロバイダ毎に通信速度の差があり、逆にWiMAXではそれがないのでしょうか。そのことを理解するために、まずは以下の図をご覧ください。

プロバイダとは

プロバイダとは

この図はフレッツ光を使うときの、フレッツ光回線とプロバイダ設備、インターネットの関係性を簡易的に示したものです。固定回線のフレッツ光でも、えらぶプロバイダによって通信速度やつながりやすさに差が出ることがあるのはよく言われています。

この場合ユーザーはフレッツ光回線を使ってプロバイダが用意する設備へアクセスします。そうしてプロバイダの設備が、そのユーザーからのアクセスをインターネットへ中継するわけです。この例に関して、「フレッツ光」を「LTE」に置き換えれば大手携帯キャリアや格安SIMでも同様のことがあてはまります。

そうしてこのプロバイダ設備の品質や、プロバイダ設備にアクセスするユーザーの数の差によって、インターネットへアクセスする際の通信速度や安定性にも差がでるわけです。たとえば設備が不足していたり、その設備にアクセスするユーザー数が極端に多かったりすると、通信速度が遅くなります。

フレッツ光の場合、フレッツ光回線としての通信速度を計測することが可能です。その際の通信速度と比較して、「他サイトで計測するとこれよりかなり遅い」といったことがありえるのはそのためです。

それでWiMAXはなぜプロバイダ毎に通信速度やつながりやすさの差がないのか

他通信サービスでプロバイダ毎に通信速度・つながりやすさの差があることは上で説明した通り。逆にWiMAXでプロバイダ毎に通信速度の差がでないのは、プロバイダがWiMAX回線だけでなくフレッツでいうところのプロバイダ設備についても共有のものを使っているからです。同じ回線及び設備を使っている以上、えらぶプロバイダによって通信速度やつながりやすさに差が生じることは当然ながらありえません。

各プロバイダはUQコミュニケーションズの回線・設備を共有して使っている

大手携帯キャリアや格安SIMのプロバイダと比較すると特殊かもしれませんが、WiMAXのプロバイダは、WiMAXの運営元である「UQコミュニケーションズ」の回線・設備を借りてサービス提供しています。言い換えれば、WiMAXのプロバイダは自前で回線やインターネット接続のための設備を用意していないわけです。

厳密にいえばWiMAXのプロバイダはプロバイダではない?

本来プロバイダとは、インターネットへ接続する設備を用意しユーザーへ提供する事業者のことを指す用語。その意味からすると厳密にはWiMAXでプロバイダと呼ばれている事業者は、実際にはプロバイダではないのです。

WiMAXサービスの元祖であり前述のUQコミュニケーションズが運営する「UQ WiMAX」のホームページでは、UQ WiMAX以外のWiMAX提供事業者のことを「事業者」とだけ呼び、プロバイダと呼んでいないことに違和感をもった方もいるのではないでしょうか。その理由もここにあるのです。

ただしさまざまなサイト(このサイトもそうですが)、便宜上、分かりやすさを重視してWiMAXの提供事業者のことをプロバイダと呼んでいます。そのために「WiMAXにはプロバイダ契約は必要なのか?」や「プロバイダ毎に通信速度に差があるのか」といった疑問が生じるのですね。

WiMAXのプロバイダは何で比較すべきか?

WiMAXプロバイダ比較の際に最も重視されるのは「どれだけ安く使えるか」です。サービスの通信品質に差がない以上、できるだけ安く使えるプロバイダの方がえらばれるのは当然でしょう。

その意味で当サイトがもっともおすすめするのは平均で3万円以上の高額なキャッシュバックを行っているとくとくBBです。

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以下のように2年間での総額(ギガ放題プラン)でみると、とくとくBBが他と比較してもっとも安くなっています。(UQ WiMAXと比較すると3万円以上の差)

WiMAX/プロバイダ/ギガ放題/2年間総額比較

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WiMAXを使う際は、できるだけお得なプロバイダをえらびたいものです。

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まとめ

WiMAXはプロバイダ毎に通信速度・通信品質に差がでません。それはWiMAX回線を提供するUQコミュニケーションズの設備を各プロバイダが共有して使っているためです。通信品質や通信速度に差が出ないことから、WiMAXのプロバイダは価格でえらぶのが一般的でおすすめです。