ソフトバンクエアーは制限あり?遅い? – 比較するとWiMAXがおすすめ

ソフトバンクエアー(Softbank Air)は本当に速度制限がないのか、通信速度がないのかを解説。

あわせて、同じように月間データ通信量無制限で利用できるWiMAX2+と比較した場合に、WiMAX2+をおすすめする理由を紹介しています。

Contents

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ソフトバンクエアーとは?

回線工事が不要で、専用のAirターミナルをコンセントに挿すだけでインターネット接続できる無線によるインターネット通信サービス。

データ通信量無制限・Wi-Fi標準装備で無線によるインターネット接続を満喫できるといったメリットもあります。

なおソフトバンクエアーは多くのモバイル通信サービスのように無線の電波(AXGP・TDD-LTE)を使うサービスですが、契約した住所以外での利用は許可されていません。

あくまで自宅や事務所に限って使われることを想定したサービスです。

WiMAX2+とは

月間データ通信量無制限で高速なモバイル通信が使い放題なサービス。ソフトバンクエアー同様、回線工事はいらず、提供されるWi-Fiルーターは設定済なので手間がかかりません。

一方ソフトバンクエアーと異なり、自宅だけでなく外出先での利用も許可されています。

WiMAX2+の3日間10GBの速度制限とは

WiMAX2+では月間での通信量に制限がない一方で、回線の混雑を回避するための速度制限のルールが別途もうけられています。

具体的には3日間で10GBの通信量を消費した場合に、翌日18時~翌々日の2時頃まで通信速度が概ね1Mbpsまで制限されるというもの。

ただし、この速度制限は通常はあまり気にする必要のないルールです。

考えてみてください。

大手携帯キャリアでは月間20GBや30GBの大容量プランを売り出していますが、その半分もしくは1/3のデータ通信量をたった3日間で消費してようやく制限にかかるレベルなのです。

またYouTubeのHD画質(ハイビジョン画質)の動画であれば約13時間、LINEの音声通話なら約166時間も通話できる計算。

これだけヘヴィユーズするユーザーはごく一部でしょう。

さらに万が一制限に抵触しても概ね1MbpsならYouTubeの標準画質程度は問題なく視聴できますし、ホームページも通常とそれほど変わらずスピーディに開きます。

たいして他モバイル通信では速度制限時の通信速度は最大128Kbps・最大200Kbpsと一昔前のナローバンド並になりますから、ホームページすら開くのに時間がかかるレベルです。

ソフトバンクエアーには速度制限がない?通信速度は?

ソフトバンクエアーはデータ通信量制限なしをうたっていますが、本当のところはどうなのでしょうか?

インターネットには以下のような悪い評判が多くあります。

https://twitter.com/fuubal/status/848165106659635200

通信速度に関しては、「安定している」という口コミがある一方で、ひどければ1Mbpsをきるなど悪い評判が多いです。

特に個人ユーザーの多くが利用する夜間の時間帯に、通信速度が遅くなるという評判が多く見受けられます。実際、サービスの注意書きには「※」で小さく以下の表記があります。

ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。動画やファイル交換ソフトなどをご利用の場合は速度が低下する場合があります。

「速度制限を気にしないでいいサービス」と期待しない方がいいですね。その上、コンテンツに対する以下のような制限もあり。

きれいな動画をみたいといった場合は気を付けた方がよいでしょう。

この制限のためにアプリが使えなかったという事例もありますし、この制限のないモバイル通信と比較すると「動画や画像の質が肉眼でもわかる程に少し悪くなる」といったレビューもあります。

WiMAX2+の通信速度は?

わたしはWiMAX2+ユーザーですが、通常は数十Mbps、まれに遅くなることがあるもののそれでも10Mbps超で安定しています。夜間でも以下のように遅くなることはありません。

もちろん使う場所の電波状況によってこれより通信速度が遅くなることもありますが、以下にあげる他のユーザーの評判のように、通信速度には満足しています。

https://twitter.com/kukfuji0826/status/864809535654903808

WiMAX2+とソフトバンクエアーの比較

WiMAX/ソフトバンクエアー比較表

WiMAX/ソフトバンクエアー比較表

最大通信速度について

最大通信速度はWiMAX2+の方が若干高速です。

ただこの程度なら「誤差の範囲」と言えるでしょう。

それよりユーザーの評判やわたし自身の経験から、WiMAX2+の方が通信速度が速いと想定されます。

月額料金について

WiMAX2+はさまざまなプロバイダによりサービス提供されており、月額料金はさまざま。

たとえば月額最安級のBroad WiMAXなら3,411円/月。

これだけみるとWiMAX2+の方が月額料金は安くできることになります。



ただしソフトバンクエアーは、ソフトバンクのスマートフォンを利用していれば「おうち割」がきいて最大2,000円割引となります。

この割引が利用できるならソフトバンクエアーの方がお得になりますね。

契約期間について

WiMAX2+には2年間もしくは3年間の契約期間があり、2年以内の解約では最大19,000円の違約金が発生、2年後でも2年毎の契約更新月以外に解約すると9,500円の違約金が発生します。

※適用するキャンペーンによって違約金が増えることがあります。

たいしてソフトバンクエアーの契約期間は同じ2年間ですが、違約金は一律9,500円。

これだけみるとソフトバンクエアーの方が契約期間の縛りはゆるいようにみえますね。

ただし、ソフトバンクエアーでは月額料金の中にAirターミナルの割賦金が含まれており、支払いが終了する前に解約すると残額を一括で支払う必要があります。

割賦金は1,620円×36回払い。つまり最初の契約期間が終了する時点ではまだ1年分の支払い(19,440円)が残っているわけです。

仮にこの料金も含めて支払いたくないのであれば、結果的に契約期間を1度更新して、少なくとも4年間は使い続けなければなりません。

ちなみにWiMAX2+は多くのプロバイダでWi-Fiルーター代が無料。その分、違約金の価格が高くなっているようです。

使えるまでの期間

WiMAX2+ではオンライン申し込みでも、前述のBroad WiMAXや代表的なサービス「UQ WiMAX」などでは最短申込即日での機器配送に対応しています。

たいしてソフトバンクエアーだと数日必要。そのためWiMAX2+の方が早く使えると考えてよいでしょう。

たいして急ぐならそれぞれauショップや家電量販店・ソフトバンクショップでの店頭申込が可能です。

まとめ – ソフトバンクエアーと比較してWiMAX2+がおすすめ

WiMAX2+の方が通信速度が高速な上に、速度制限が緩やか。

「おうち割」が適用できないならWiMAX2+の方が月額料金が安いですし、自宅でしか使えないソフトバンクエアーと異なり、必要に応じて外出先でも利用できるWiMAX2+の方が利便性が高いです。

さらに解約時の違約金に関しては、Airターミナルの割賦金もあわせて考えると結果的にWiMAX2+の方が軽くなります。

これらの点から、当サイトではソフトバンクエアーと比較してWiMAX2+をおすすめします。