WiMAX2+通常プランなどの速度制限 – 月間7GBの目安をどこより詳しく紹介!

WiMAX2+通常プランをはじめ、月間7GBで速度制限に抵触するモバイル通信のサービスはいろいろとあります。

モバイル通信をがんがん利用していると月間7GBというデータ通信量は案外とすぐに使い切ってしまうもの。

ここでは通信サービス毎に必要なデータ通信量の目安や、月間7GBの速度制限に抵触しないようにするためのコツを紹介します。

Contents

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WiMAX2+通常プランに設定されている月間データ通信量7GBの速度制限とは?

WiMAX2+には月間データ通信量が無制限のギガ放題プラン以外に、月間データ通信量が7GBまでに制限される代わりにより低価格な通常プランがあります。

ギガ放題プラン・通常プラン比較

ギガ放題プラン・通常プラン比較

それほどモバイル通信を使わない場合や、料金を節約したい場合は通常プランをえらびます。

もし通常プランで月間7GBのデータ通信量を使い切ると速度制限が行われて、月末まで最大128Kbpsという一昔前のナローバンド並の低速な通信速度になってしまうので注意しましょう。

スマホでも高速なモバイル通信が当たり前になった現代では画像の多いホームページが多いので、この程度の通信速度だとページが開くのに時間がかかり過ぎ、ネット検索などはまともに行えません。

また動画に関しては非常に低画質なものしか視聴できなくなるなど、さまざまな支障が生じることになります。

もしWiMAX2+で通常プランを選択した場合は、速度制限に抵触しないためにもインターネットを使う際に「こんな通信を行うためにはこのくらいのデータ通信量が必要」というおおよそのイメージを持っておくとよいです。

できるだけ速度制限が行われないように、適切にデータ通信量の節約を行うことができるようになります。

なお「月間7GB」というのは、ワイモバイルなどWiMAX2+以外のモバイル通信でも速度制限の目安となる容量。

そのためWiMAXユーザー以外も、この記事を参考にしていただくとよいと思います。

格安SIMの中にも月間7GB程度のプランは多いですね。

速度制限に抵触する月間7GBの目安

メールで消費されるデータ通信量目安

7GBメールデータ通信量

7GBメールデータ通信量

メールの送受信で消費されるデータ通信量は基本的には微量です。

メールを大量に送付する業者や企業でもない限り、文字だけのメールのやり取りで月間7GBが消費されることはまずないので心配する必要はないでしょう。

一方、画像やオフィスファイルなどを添付して送受信すると当然ながら消費されるデータ通信量が増えます。

表では1MBのファイルを添付した場合で計算していますが、仮に10MBのファイルを添付するのであれば月間100通送信すると月間約1GB。

通常プランの月間7GBという限られたデータ通信量の中では、馬鹿にならないデータ通信量ですね。

LINEで消費されるデータ通信量目安

LINEデータ通信量目安

LINEデータ通信量目安

LINEについてはメッセージの送受信や音声通話ぐらいでは、たいしたデータ通信量が消費されることはないので気にしないでよいでしょう。

ただ、たとえばLINEを使って1ヶ月のうち25日、2時間の長電話をすれば消費されるデータ通信量は月間3GB。

通常プランの月間7GBというデータ通信量の中ではかなりの割合になるので注意が必要です。

またビデオ通話になると、一気に必要なデータ通信量が多くなって仮に1日約47分毎日使い続ければ月間7GBが消費されることになります。

そこまで使わなくてもたとえば週に2度1時間ずつ使えば月間約2.4GBのデータ通信量。

通常プランでは、ビデオ通話の利用は節約した方がよさそうですね。

ネットサーフィンで消費されるデータ通信量目安

ホームページデータ通信量目安

ホームページデータ通信量目安

ヤフーのトップページやニュースサイトのようにテキストメインのページなら、消費されるデータ通信量はごく微量なので気にする必要はありません。

ただし昨今では、アーティストやメーカーのホームページなど高画質な画像が多く容量の重いホームページが多くなっています。

表では目安として2.5MBで計算していますが、5MB・10MBの容量のホームページも珍しくはありません。

仮に1ページ5MBのホームページを1日20ページ毎日閲覧すると、消費されるデータ通信量は約2GB。

仕事でWiMAX2+を使う場合や、ネットサーフィンが趣味という人は気を付けた方がよいでしょう。

SNSで消費されるデータ通信量目安

SNSデータ通信量目安

SNSデータ通信量目安

SNSで消費されるデータ通信量はごく微量なので、基本的にはデータ通信量に気にせず好きに使ってもらっても問題ないでしょう。

たとえばヘビーなTwitterユーザーで1日2時間Twitterにへばりついている場合でも、消費されるデータ通信量は約1GB。

通常プランの月間7GBからすると、けっして無視はできませんがそれ程問題にならないのではないでしょうか。

ただしSNSの利用で注意が必要なのは、投稿された内容に画像や動画が貼り付けてあるケース。

特に動画が自動で再生される設定になっていると、消費されるデータ通信量はケタ違いに変わってきます。

動画の再生で消費されるデータ通信量は後述を参考にして下さい。

動画で消費されるデータ通信量目安

YouTube データ通信量目安

YouTube データ通信量目安

これまでみてきた機能やサービスと違い、YouTubeをはじめとした動画の鑑賞で消費されるデータ通信量は莫大。

表を見ていただくと分かる通り、その差は歴然です。

特に画質が良くなる程にデータ通信量の消費は増え、高画質(HD)(720p/ハイビジョン画質)や超高画質(1080p/フルハイビジョン画質)の視聴で必要なデータ通信量には注意が必要。

超高画質ではたった約5時間、高画質でも約9時間の視聴で月間7GBを超えてしまいます。

フルハイビジョン画質とアナログテレビと同等の標準画質では、小さなスマホの画面で見てもおそらく誰がみてもはっきり分かる程。

動画をよくみるようになるとより画質のよい映像で見たくなるものですが、通常プランを利用するなら低画質・標準画質で我慢するとか節約が必要ですね。

その他

今やスマホでも大容量のファイルの送受信が簡単にできる時代ですが、当然ながら数百MB・数GBクラスのファイルを送受信していたらすぐに月間7GBのデータ通信量は消費されてしまいます。

またオンラインゲームのプレイで消費されるデータ通信量はそれほど多くないとはいえ(人気のポケモンGOでは1時間あたり約20MB)、長時間プレイすれば積もりに積もったデータ通信量は月間7GBからすればかなりの割合になるでしょう。アップデートのデータが数百MB~数GBに及ぶこともあります。

他にもたとえばChromeユーザーには便利な「Chrome リモート デスクトップ」を使ってスマホから自宅のPCを遠隔操作しようとするとわずか数十分程度の利用で1GBのデータ通信量が消費されてしまうことがあるようです。

このように利用のサービスによっては膨大な通信量が消費されることもあるので、新しいことをする際はデータ通信量に気を付けねばなりません。

月間データ通信量7GBの速度制限にかからないようにするためには?

月間7GBのデータ通信量は、モバイル通信を自由にあれこれ使おうとしようとすると正直物足りない容量です。

ふだんはスマホではちょっとネット検索するとかLINEを使うぐらいといったユーザーなら問題ありませんが、もしこの容量のプランでモバイル通信を使う場合は、はっきり言って節約や我慢が必要。

動画の画質を低画質に落としたり鑑賞する時間を減らしたりするとか、大容量のファイルは自宅のWi-Fiで送受信するとかの工夫をするようにしましょう。

こういった我慢・工夫をしないと月間データ通信量7GBはいとも簡単に使い切れてしまいます。

ギガ放題プランへの乗り換えもおすすめ

モバイル通信の利用で我慢や節約をしてストレスを貯めたくないなら、数百円程度高くなるとはいえギガ放題プランへの乗り換えをおすすめします。

データ通信量に気を遣わずに思う存分動画を鑑賞したり重いデータファイルを送受信したりできる環境は、はっきりいって快適で一度手にしたら手放せなくなるでしょう。

これは格安SIMなどWiMAX2+以外のモバイル通信を利用中のユーザーについてもいえます。

最大440Mbpsのモバイル通信をがんがん利用できるWiMAX2+ギガ放題プランはおすすめですよ。

まとめ

月間7GBのデータ通信量というのは、モバイル通信を快適に使っていると案外すぐに使い切ってしまうもの。

速度制限に抵触しないようにするためには、通信のサービス毎に消費されるデータ通信量のイメージをもって節約や我慢を心掛けることが必要です。

そういった我慢や節約でストレスを貯めたくなければ、データ通信量を気にせずモバイル通信をがんがん使えるWiMAX2+ギガ放題プランへの乗り換えをおすすめします。